D2C

ひげそりD2Cブランドから学ぶ、D2Cビジネスでの戦い方

2000年代後半頃から、徐々に注目をあつめてきたD2Cビジネスモデル。

ここ数年でインターネットやスマートフォンが急激に普及したからこそ、より国内外で需要が伸びているビジネスモデルと言えるでしょう。

D2Cは、ブランドや企業が自社内で商品の企画と製造を行い、消費者へ直接商品を販売する仕組みです。

デジタル業界においてはもうすでに、このような直販型ビジネスモデルは主流であったものの、D2Cでは生活用品やアパレル用品、化粧品などの実体のある商品を取り扱っていることが特徴です。

日本でもどんどんD2Cビジネスの事例が多くなっており、もう既に大きな成功を収めている海外D2Cブランドを参考にする企業も多いのではないでしょうか。

アメリカでは成功するD2Cブランドがどんどん多くなる中で、特に注目を集めているものが「ひげそり」のD2Cブランドですね。

そこで今回は、ひげそりD2Cブランドから学ぶ、D2Cビジネスでの戦い方について、詳しくお話させていただきたいと思います。

今後D2Cビジネスの展開を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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「Dollar shave club」「Harry’s」

ひげそりD2Cブランドとして非常に有名なものが、「Dollar shave club」「Harry’s」ですよね。

両者ともにD2C業界に大きなインパクトを与えているブランドでしょう。

Dollar shave clubもHarry’sも、ビジネススタートはひげそりから始まり、そしてフェイスケアやヘアケア、歯磨きまでのプロダクトが展開されており、Dollar shave clubは安価でシンプル、そしてHarry’sはデザインと機能にこだわっているというイメージを持たれている方が多いでしょう。

生産

Dollar shave clubとHarry’sを比較すると、生産に関しては商品開発以上に異なっています。

Dollar shave clubはOEMをしており、Harry’sは生産を内製化しているのです。

Harry’sは、高品質なひげそりを低コストで提供しようとし、多くのかみそりを作り、試し、最終的にはドイツの老舗ブレード工業を買収し、それによってバリューチェーンを最大限まで伸ばし高品質な商品が製造されました。

そして、Dollar shave clubは韓国企業にOEMを依頼しました。

Dollar shave clubの動画広告は非常に有名ですので、ご存知の方が多いかと思いますが、この動画マーケティングの経験などを活かし、販売を開始したことこそ、成功の根本となったのでしょう。

この動画内でも、低価格でありながらも高品質であることがしっかりアピールされており、同様のブランドと同水準でありながらも、価格が劇的に安いということが強みとしていることが分かります。

マーケティング

Dollar shave clubとHarry’sは、マーケティングも大きく異なっています。

上記でも説明した通り、Dollar shave clubはYouTubeでの動画が非常に有名で、認知度が高まった大きな要因であることでしょう。

安価であること、プロダクト力がユーザーに伝わり、一気にユーザーを獲得したのです。

そしてHarry’sに関しては、マーケティングよりもブランドビルディングに注力しているように思えますね。

インフルエンサーを起用してSNSで紹介をしてもらったり、GQなどの権威のあるメディアで紹介をしてもらい、ブランディングを行いました。

また、D2Cビジネス自体が、ひげそり業界に先行していたことも、Harry’sのビジネス成長を大きく後押ししたのでしょう。

Dollar shave clubよりも少しだけ価格が高いというポジショニングこそ、より高品質を求めるユーザーに受け入れられ、ブランドが大きく成長したと考えられるでしょう。

また今はもうないものの、Harry’sは実店舗を展開し、ブランディングを行い独自の世界観を伝える努力をしていたのです。

販売

Dollar shave clubはオンラインのみの販売に注力していますが、Harry’sは自社Webサイトで直販すると同時に、パートナーシップによりオフラインチャネルの活用も行っています。

Harry’sはブランディングにこだわっていますので、小売店舗に卸していること自体が意外なのですが、SNSなどを通して強烈にブランディングをしているので、これが実現できているのでしょう。

まとめ

以上、ひげそりD2Cブランドから学ぶ、D2Cビジネスでの戦い方についてお話させていただきました。

D2Cビジネスをスタートさせると、何をどこまで内製すれば良いのか、どこまでチャネルを拡大すべきか、マーケティングとしての手段はどれが良いのか、というさまざまな要素を検討するでしょう。

Dollar shave clubとHarry’sの戦略は非常に参考になるものが多いので、これからD2Cビジネスの展開を検討されている方は、ぜひこれらの事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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