サブスクリプション

サブスクは簡単に儲かるビジネスではない!

サブスクリプションビジネスは、近年注目を集めているビジネスモデルであり、現在では、参入する企業が後を絶たないような状況です。

これは、企業の間でメリットが多く、収益を上げやすいと認識されていることが大きな理由ですが、実際には、企業にとって良いことばかりではないのです。

ビジネスには、必ずリスクがありますし、それはサブスクリプションにおいても同じなのです。

そこで今回の記事では、サブスクリプションビジネスのリスクについて説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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サブスクにもリスクはある!

サブスクリプションは、従来の商品やサービスそのものに対し代金を支払う売り切り型ビジネスとは異なり、定められた金額を支払ううことで、商品やサービスを利用する権利を得ることができる仕組みのビジネスモデルです。

定額制モデルと同様の仕組みであるため、継続的な収益が見込め、収益の見通しが立てやすいと言う特徴があります。

しかし、これは、企業側から見ると大きなメリットではありますが、その一方でリスクにもなり得るのです。

サブスクリプションを成功させるためには、メリットばかりに気をとられず、この点を正しく理解することが重要なのです。

サブスクは収益化するまでに時間がかかる!

従来の売り切り型ビジネスは、商品が売れればその場で売り上げを立てることができるため、短期間で商品の製造や仕入れなどにかかる原価を回収することが可能です。

そして、その収益を次の製品の製造や仕入れにかかるコストに回すことができるのです。

一方、サブスクリプションは、前述のように、継続的な収益が見込め、収益の見通しが立てやすいビジネスであるため、長期的な継続利用を前提として、月々の代金を設定する仕組みとなります。

そのため、サービスの開始直後の売り上げは、売り切り型ビジネスを下回り、売り切り型ビジネスのように、製造や仕入れにかかるコストを短期間で回収するということは不可能なのです。

従って、提供するサービスが、開始直後から爆発的に人気となると言いうようなレアケースでない限り、製造や仕入れにかかるコストや販売にかかるコストなどの初期投資に対して、売り上げが上がらず、ビジネスが軌道に乗るまでは、赤字が続くこととなるのです。

これは、簡単に言うと、サブスクリプションは、従来のビジネスよりも初期投資コストを回収する期間が長期化するリスクがあると言うことなのです。

ただし、その一方で、この回収期間を持ちこたえ、顧客を増やすことができれば、従来の売り切り型ビジネスよりも、安定した収益を上げることが可能となります。

つまり、サブスクリプションビジネスを成功させるには、初期投資を回収する期間を持ちこたえる資金的な余裕が必要ということなのです。

しかし、多くの場合、そのような資金の余裕はありません。

そこで、重要となるのが、その初期投資コストを抑えるということです。

その方法として、まず挙げられるのが、初期投資コストをランニングコストに転換する方法です。

具体的には、システムの構築にクラウドサービスを利用する、物品類はリースやレンタルを利用すると言った方法で、コストを削減していきます。

また、事業戦略を詳細に設定することも重要となります。

現在のサブスクリクション市場は拡大化し、取り扱う商品やサービスによっては競合が多数存在することが予想されます。

そして、その場合、シェアの奪い合いとなり、収益の拡大は望めない状況になってしまいます。

これを避けるためには、事前にサービスの内容、価格設定、ターゲット設定などの事業戦略を煮詰めておくことが必要なのです。

上記のような方法により、初期投資コストを回収することができたとしても、それで成功となるわけではありません。

サブスクリクションは、継続利用を前提とするビジネスであるため、集客した顧客にできる限り長く商品やサービスを利用してもらわなければならないのです。

これは、すなわち、顧客との関係性を構築し、継続的に顧客ロイヤルティを向上していかなくてはならないということです。

そして、そのためには、顧客と積極的にコミュニケーションをとり、サービスの改善に取り組むことが必要であり、それを継続して続けていくことが必要となるのです。

サブスクリプションビジネスが注目を集めるにつれ、リスクを考えずに安易に参入するケースが増加しています。

しかし、サブスクリプションビジネスは簡単に成功できるものではないですし、実際に収益を上げているサービスはそれほど多くないのです。

知名度の高い企業であっても、安易な参入により、早期に撤退したケースも見受けられます。

成功事例ばかりが目立つために、リスクがあることを事前に理解していないのです。

そもそも、サブスクリプションビジネスを、従来から行われている定額制モデルや定期購入モデルと同じものと考えてはいけないのです。

サブスクリプションビジネスは、従来のビジネスとは収益構造も異なりますし、根本的な考え方が全く異なるものなのです。

まず初めに、その点を理解していなくては、サブスクで成功することなどありえないのです。

まとめ

サブスクリプションは、大流行と言ってもいいほどのブームとなっており、現在も市場は拡大化し続けています。

しかし、実際に成功しているのは、ほんの一握りであり、集客に苦労しているケースや、収益を上げられず撤退するケースも後を絶ちません。

そして、そういった失敗例のほとんどは、サブスクのメリットばかりに目が行き、リスクを理解していないのです。

サブスクは、それほど簡単なビジネスではありませんし、どのようなビジネスであってもリスクはあるということを忘れてはいけないのです。

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