サブスクリプション

サブスクリプションと相性がいい”OODAループ”とは

新たなビジネスモデルとして、今非常に大きな注目を集めているものが「サブスクリプション」です。

サブスクリプションとは、ユーザーがサービス提供企業に月額料金、もしくは年額利用料金を支払うことで、ユーザーにサービスが提供されるビジネスモデルです。

2010年を過ぎてから、このサブスクリプションビジネスは「デジタルサービス」の分野において急成長を遂げ、今ではデジタルサービス以外の分野にも定着しつつあるビジネスであると言えるでしょう。

世界的な経済として考えてみても、今の時代背景には「環境」「価値の変化」が挙げられるでしょう。

モノを大量に作り、大量に売りさばくという、大量消費の時代から、環境への配慮のもと「購入よりも共有」「所有よりも利用」というユーザーの価値観の変化が大きく関わっています。

もちろん、このサブスクリプションビジネスには、メリットとデメリットが存在しますので、そのメリットを活かし、デメリットを理解する企業が成功することができるのですが、デメリットの壁が高く、撤退を余儀なくされる企業が多いことも事実です。

サブスクリプションビジネスを成功させるには、「OODAループ」を理解することこそ、何よりもの近道なのです。

そこで今回は、サブスクリプションと相性がいい”OODAループ”とは何か、ということについて、詳しくお話ししていきたいと思います。

これからサブスクリプション業界へ参入を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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「OODAループ」とは

まず、「OODAループ」についてご説明していきたいと思います。

OODAループとは、アメリカ合衆国の戦闘機操縦士、そして航空芸術家であるジョン・ボイド氏が考案した意思決定手法のことを言います。

ジョン・ボイド氏によると、この手法を用いることでどんな不況であっても、たったの40秒で形勢逆転することができると言われているのです。

「Observe(観察)」「Orient(仮説構築)」「Decide(意思決定)」「Act(実行)」この4つの言葉の頭文字から作られた言葉であり、この4つのステップを総合して「OODA(ウーダ)ループ」と言うのです。

サブスクリプションとOODAループとの相性

ビジネスシーンにおいて、より細かなデータ把握のため、そしてより顧客満足度を向上させるために、「PDCAサイクル」を挙げることがあるでしょう。

ビジネスにおいて、この「PDCAサイクル」と「OODAループ」はよく比較対象になりますが、この二つが考案された目的がまったく異なっています。

PDCAサイクルは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(確認)」「Act(行動)のステップであり、まず「Plan(計画)」を始めにおいて考案していくものですが、OODAループは、「Observe(観察)」が最初におかれています。

OODAループは、今現在のターゲットとする市場は、どのようなニーズがあるのか、そしてそれに対しどれくらいのサービスを提供することができるのか、ということが主点となるのです。

従来の売り切り型のビジネスであれば、継続して収益を上げるためには、次から次へと商品の開発を行い、リリースする必要がありましたが、サブスクリプションビジネスを回転させていくには、常にユーザーにとっての新たな体験を提供し続ける必要があります。

これにはコストがかかることも覚悟をしておかなければなりませんが、売り切り型ビジネスの場合と比べると、ユーザーと企業の双方にとって負担が大きかったので、サブスクリプションビジネスは負担が少ないと考えることができます。

ですので、PDCAサイクルは商品を開発し続けるというビジネスでは、PDCAサイクルが適切であったのですが、それでは予期せぬ事態に対応することが困難になるため、計画通りに動くことなくスピード重視で成果を挙げることを目的とするOODAループは、サブスクリプションビジネスと非常に相性が良いと言えるのです。

サブスクリプションを成功させるには、ユーザーの反応を何よりも敏感に捉え、そして解約を防止するための施策を先手打って行動していく必要がありますが、OODAループは流動的に動くことができますので、サブスクリプションビジネスにはOODAループが有効的であると言えるでしょう。

まとめ

以上、サブスクリプションと相性がいい”OODAループ”とは何か、ということについて、お話させていただきました。

今までであればビジネス戦略といえばPDCAサイクルが主流であると考えられてきましたが、OODAループが新たなビジネス戦略として評価され始めたこともまた、サブスクリプションビジネスが時代に定着し、索引していると言えるからでしょう。

サブスクリプションビジネスへの参入を検討されている方は、まず「OODAループ」の知識を深めてくださいね。

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