単品リピート通販に関する運用型広告のメリットデメリットについて

単品リピート通販のアフィリエイトでも重要な割合を占めている運用型広告について、どのようなメリットがあり、どのようなデメリットがあるのか知らない人が多い、それを踏まえて今回はそこについて解説をしておこうと思います。

運用型広告とは?メリット・デメリットを解説!

広告と言うと新聞や雑誌などの紙媒体の広告やテレビCMなどを思い浮かべる方が多いと思いますが、インターネットにおいて近年主流となっているのはそういった広告ではなく、運用型広告と呼ばれる広告です。

この運用型広告には様々な種類があり、運用していく上では、それぞれメリット・デメリットがあります。

そこで今回の記事では、運用型広告のメリット・デメリットについて説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

運用型広告とは? 

運用型広告とは、一般的に知られている定義として、インターネットユーザーの広告反応目標に達成するように、リアルタイムで入札額、ターゲット、クリエイティブなどを変更、改善しながら運用していく広告とされています。

広告を出稿すればよいだけの純広告やアフェリエイト広告とは異なり、広告の効果を得るために日々運用していかなくてはならないのが大きな特徴です。

この広告の代表的なものとしては、Yahoo!やGoogleの検索連動型広告(リスティング広告)、ディスプレイネットワーク広告、リターゲティング広告、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNS広告などがあり、これにはYouTubeなどの動画広告も含まれます。 

運用型広告の場合、固定された金額で出稿されるのではなく、その都度入札形式で広告が出稿されるため、広告の価格もその都度変動します。

この変動する項目は様々ありますが、主な項目としては、配信時間、クリエイティブ、運用予算、ユーザーの属性や趣向、地域などが挙げられます。

これらの変動項目に対し、短期間で変更、改善を繰り返していかなくてはならないのが運用型広告なのです。

どの層をターゲットにするのか、それぞれの世代に向けてクリエイティブをつくるために非常に重要なので、こういった基礎を知っているかどうかで運用実績が変わりますね。

 

運用型広告の種類と特徴 

検索連動型広告(リスティング広告)

リスティング広告は、Yahoo!やGoogleなどの検索サイトの検索結果の上部に表示される広告です。

ユーザーが検索エンジンでキーワード検索を行った際に、そのキーワードに関連した広告を画面に表示できるので、ユーザーの関心が高い時に、ニーズに合った広告を効果的に表示できるというメリットがあります。

 

ディスプレイネットワーク広告 

ディスプレイネットワーク広告は、ホームページやブログ上に表示されるバナー広告やテキスト広告の一つですが、広告枠を購入するディスプレイ広告とは異なり、掲載されているホームページやブログに合わせて配信するなど、ユーザーの関心が高いと予想される広告を配信することが可能です。

上記のリスティング広告は、ニーズが明確なユーザーに効果的な広告ですが、このディスプレイネットワーク広告は反対に、潜在的なニーズにアプローチしやすいという特徴があります。

 

リターゲティング広告 

リターゲティング広告は、過去に特定の商品やサービスに関心を示したユーザーに対し、再び広告を配信しアプローチする広告手法です。

この手法は、ユーザーのデータを一時的に書き込んで保存させる仕組みであるクッキーを利用した手法で、リターゲティングタグをホームページに設定し、ユーザーのクッキーを取得、その情報をもとに広告を配信することができます。

関心がありながら一度離脱したユーザーに対して効果的にアプローチができるため、成果につながる可能性が高くなります。

 

SNS広告 

SNS広告は、いいね!やリツイート、ハッシュタグによる拡散、ホームページへの流入を促すために行われる広告手法で、YouTubeなどの動画広告もこれに含まれます。

詳細なターゲット設定を行え拡散性も高く、無料で利用でき、コストもかからないことから、近年では複数のSNSを広告運用する企業も増加しています。

 

運用型広告のメリット・デメリットとは? 

バナー広告などの、広告枠を予約して購入する純広告とは異なり、広告を配信したいターゲットに対し、適切なタイミングで配信することができるのが運用型広告の大きなメリットです。

広告予算の上限や広告を配信する期間、配信する方法などを思い通りにコントロールでき、リアルタイムで効果が測れますので、広告の停止や追加などの調整も容易に行うことができます。

また、ユーザーの属性や使用している端末など、ターゲットを細かく絞り込むことも可能ですし、ターゲットに合わせて広告面の変更なども行うことができます。

さらに、他の広告と比較して安価で運用できるという点もメリットとして挙げられ、課金方法についても1クリックごとの課金なのか、表示回数ごとの課金なのかを選択することも可能です。 

しかし、ユーザーの属性から、広告の内容、キーワード、配信する時間や地域など細かいターゲット設定ができるということは、その分経験や知識と言ったものが必要となり、さらに、リアルタイムでの広告の効果の分析や変更、改善を行うためには膨大な手間と時間がかかります。

純広告と比べてかなりの人的コストがかかることから、運用を専門の業者に委託するケースも多いですが、その場合運用に対するコストがかかることになります。

 

まとめ 

近年では、広告の枠を購入する純広告よりも、日々改善を繰り返しながら運用していく運用型広告が主流となっています。

この運用型広告には様々な種類があり、コストをかけず詳細なターゲット設定によって効果的な広告配信ができると言うのが大きなメリットです。

ただし、運用していくには膨大な手間と時間がかかりますので、導入する際にはそれを考慮したうえで実施していく必要があります。 

当社のクライアントは単品リピート通販をやっている事業者がとても多いのですが、運用型広告の知識が豊富です、うまくいっている企業はこのあたりの知識に対する理解が深いのでしょうね。