広告運用を代理店に任せるメリットとデメリット
マーケティング施策において、Web広告やWebプロモーションを行う際、自社で広告運用を行うか、それとも代理店に任せるか、迷うことはありませんか?
コンテンツの制作に自信のない企業は、広告運用を代理店に任せるという選択をすることもあることでしょう。
そこで今回は、広告運用を代理店に任せるメリットとデメリットを、それぞれ3つずつご紹介させていただきたいと思います。
次回広告運用時、自社にとって最適な選択ができるよう、ぜひこの記事を参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
広告運用に代理店を通すと、その広告に掛かる作業の手間を、すべて代理店に任せることができます。
広告運用代理店での担当者は、広告運用に関するプロですので複雑な規約や、日々アップデートされていく機能にも柔軟に対応し、作業を進めてくれます。
もし広告運用に関する知識が少ないまま広告運用をしてしまうと、運用失敗してしまう可能性もありますし、日々勉強をしなければなりませんが、代理店に依頼するとその分の手間をすべて一任できるので、社内リソースが空き他の業務に時間を割くことができるので、効率が良いでしょう。
広告代理店は、それぞれ独自の知識と情報を持っています。
常にさまざまな業界に関する広告を数百件も扱っている、大手の広告代理店であれば、常に最新の業界の情報を持っているのです。
そしてそのたくさんの広告を扱っている中で得る知識も豊富で、マニュアル通りの対応ではなく、その会社独自の目線で相談に乗ってくれることも多いので、より的確に広告運用を行うことが出来るでしょう。
Web広告と一言で言っても、ディスプレイ広告やリスティング広告、SNS広告、DSPなど、さまざまな広告が存在します。
ただ一つの広告で運用を考えるのであれば、その専門の知識を学び、自社で運用させることが可能ですが、それぞれの広告媒体で異なるフォーマットや規約、運用方法を学ぶことは簡単ではありません。
広告代理店に依頼すると、そのようなさまざまな手法を駆使し、高度な技術を用いて最大限の広告効果を狙うことができるのです。
代理店に広告運用を依頼すると、毎月手数料がかかります。
広告費用の20%を変動制として設定されているところや、広告費に関わらず手数料は一律〇〇円という風な手数料設定をされているところがあります。
運用業務を的確にこなすことができるスタッフがいない場合、どうしても広告運用は代理店に依頼する場合が多いかと思いますので、自社の広告費用を考えながらどちらの手数料を選択するか考えましょう。
広告運用代理店は、広告費がそのまま売り上げに繋がります。
そのため、悪質な広告運用代理店に出会ってしまうと、不必要なキーワードで予算を消化されてしまったりすることがあります。
特に、初めて広告運用代理店に依頼する場合、右も左も分からない状態であるため、代理店の良いように予算が発生することがあります。
またこちらの希望する広告文に合っていなかったり、こちらへの理解が追い付いていなかったりすると、広告運用を依頼する意味が無くなってしまうこともあります。
こういった悪質な代理店や、自社と合わない代理店と出会ってしまわないように、代理店選びの段階で、一定の知識を持っているか、実績はどうか、どの分野に長けているのか、ということをしっかりと理解してから依頼するようにしましょう。
広告運用代理店選びは、慎重に注意深く行って下さいね。
大手の広告運用代理店であれば、一人の広告運用者に対して数十件もの広告を管理している場合があります。
こういった場合、自社の広告に関する相談、提案、変更などはすぐに対応してもらえないこともあるでしょう。
依頼する前に、その会社の担当者の基本的なフィードバックスピードはどうか、緊急時には迅速に対応してもらえるのか、ということを事前に確認し、打ち合わせをするようにしましょう。
以上、広告運用を代理店に任せるメリットとデメリットをご紹介させていただきました。
自社で広告運用をするのであれば、手数料はかかりませんが、その分十分な知識と手間と時間がかかってしまいます。
常に自分が最先端の情報を得ておかなければいけないので、少しハードルが高くなってしまうでしょう。
自社が広告運用をする際に何を優先させるのか、どういった目的で広告運用をさせるのか、ということをしっかり考えた上で、メリットとデメリットどちらの方が大きいのかを考えてみましょう。
まずは、広告運用を代理店に任せ、そこから情報を学びえることから始めることも良いかもしれませんね。
デメリットの情報にとらわれず、まずは挑戦してみることから始めましょう。