自分で通販サイトを作る場合、
・サーバーインストール型
・ECサイト構築ASP
のどちらかを利用することが多いと思います。
サーバーインストール型の代表的なのが「EC-CUBE」です。
パソコンやネットの知識がある方は、サーバーインストール型を利用しても良いですが、初心者の方は「ECサイト構築ASP」を利用した方が簡単に通販サイトを構築することが出来ます。
そこで今回は、通販サイトを作る際のおすすめASPをいくつかご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
「ECサイト構築ASP」とは、通販サイトサービスを運営している会社と契約を結んで、一人一人で、通販サイト用のアプリケーションをサーバーごとレンタルします。
本来、サイトを構築するにはHTMLやCSSの知識が必要ですが、ASPを利用すればHTMLやCSSの知識が無くても簡単に通販サイトを作ることが出来ます。
中でも、利用者が多く人気のASPは、
・BASE
・STORES.jp
・おちゃのこネット
・らくうるカート
・カラーミーショップ
・MakeShop
・ショップサーブ
などが挙げられます。
上記で挙げた7種類は、全てASPと呼ばれる「ECサイト構築アプリケーション」になります。
それぞれの違いを簡単にまとめると以下のようになります。
BASE
・レンタルサーバー:不要
・初期費用:無料
・月額料金:無料
・登録商品数:無制限
STORE.jp
・レンタルサーバー:不要
・初期費用:無料( 独自ドメイン取得は有料プランのみ可)
・月額料金:無料(有料プランは月額980円)
・登録商品数:無制限(有料プランは無制限)
おちゃのこネット
・レンタルサーバー:不要
・初期費用:無料
・月額料金:500円~
・登録商品数:100点~
らくうるカート
・レンタルサーバー:不要
・初期費用:3,000円~
・月額料金:300円~
・登録商品数:10,000点~
カラーミーショップ
・レンタルサーバー:不要
・初期費用:3,000円~
・月額料金:834円~
・登録商品数:4点~
MakeShop
・レンタルサーバー:不要
・初期費用:10,000円~
・月額料金:10,000円~
・登録商品数:10,000点~
ショップサーブ
・レンタルサーバー:不要
・初期費用:10,000円~
・月額料金:10,000円~(契約期間による割引有あり)
・登録商品数:10,000点~
こうして見ると、同じASPでも掛かる料金は全然異なります。
もちろん、費用を抑えたい場合は無料のものが良いかもしれませんが、無料の場合、
・自分の思うようなカスタムが出来ない
・似たり寄ったりなサイトになってしまう
・会員登録・メルマガ機能などが不十分
・リンクが貼れない
と言ったデメリットがあります。
ですので、多少の費用は掛かっても有料プランのあるASPを利用することをおすすめします。
以上の点を踏まえて、おすすめのASPが「STORE.jp」か「カラーミーショップ」だと思います。
通販サイトのASPとして有名なのは「BASE」ですが、「BASE」は無料で手軽に始めることが出来る一方、似たり寄ったりな通販サイトが多くオリジナル性が少ないです。
似たようなショップばかりだと、集客するのは難しいです。
ですので、多少費用は掛かっても有料ASPがおすすめです。
特に「STORE.jp」は、最初は無料なのでまずはお試しで試してみることが出来るのでおすすめです。
今回は、通販サイトを作る際におすすめのASPをご紹介してきました。
ASPは、手軽に通販サイトを構築することが出来るため、初めて通販サイトを開業したい方におすすめです。
もちろん無料で出来る「BASE」も良い部分はたくさんありますが、長期的に通販サイトを運営していきたいと思うのであれば、初めから有料プランがあるASPを利用した方がおすすめです。
ASPは一度構築してしまうと、サービスの変更や手続きなどが大変なので、分からない方はまず無料のASPを試してみて感覚を掴んでみることをおすすめします。
そういった意味では、無料プランでお試しが出来て有料プランでよりカスタムや機能が充実している「STORE.jp」がおすすめだと思います。
もちろん、それぞれのASPでメリット・デメリットがあるので、利用する際は
・自分がどのようなサイトを作りたいのか
・何を販売したいのか
・長期的に運用していきたいのか
などを念頭に置いて、ASP選びをすると良いと思います。
予め、HTMLやCSSなどの知識がある方はASPを選ばずに、自分でドメインの取得とサーバー契約をしてサイトを構築していくもの良いと思います。
その際は、唯一無二のオリジナルサイトが出来るので他社との差別化も出来て、ユーザーの目にも止まりやすいと思います。
一言で通販サイトを作ると言っても様々な方法があるので、自分にあった通販サイトを作るべきだと思います。