「ネットショップの開業に興味があるけど、どのタイミングで始めれば良いのか分からない」
「ネットショップって今は需要があるけれど、今後はどうなっていくの?将来性はあるの?」
ネットショップの運営にご興味のある方であれば、このように考えている方も多いのではないでしょうか。
今、モバイル端末の普及に伴い、インターネットの利用率が年々増加傾向にあります。
少し前までであれば、インターネット上で商品を購入することに対して不信感を持たれていた方であっても、その利便性の高さから需要が多くなり、インターネット上にショップを開設し、商品を販売する方が非常に多くなってきました。
企業のさらなる利益を求める場合も、もちろんネットショップサイトの開業は有効的であると考える方も多いですよね。
ですが、ネットショップのようなEC業界だからこそ、今どのくらいの伸び率があるのか、そして今後はどのような成長を遂げると予想されているのか、気になりますよね。
ネットショップで利益を生みたい、と考えるほど、その疑問がわくのではないでしょうか。
そこで今回は、EC業界の伸び率と、今後の展望について、詳しくお話ししていきたいと思います。
これからネットショップを開設された方は、今後の方向性のためにもぜひこの記事を最後までお読みになって、参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
今現在のEC業界は、15兆を超える市場規模となっております。
毎年前年比から10%弱も増加しており、年々成長が見え、この先もさらなる成長が予想されているのです。
また、この伸び率は国内の成長産業ではかなり上位に位置しています。
インターネット通販売上高に関しても、年々8%以上の高い伸び率を記録しており、此方も非常に高い数値が現れています。
そして、大手ネットショップ総合サイトによると、売り上げを合計した総額は、2009年には500億にも満たなかったものの、そこから急上昇を遂げ、2013年には1,000億円を超え、昨年の2019年には1,500億円近い数値が現れているのです。
もちろん、加盟店の増加も関わってきますが、それ以上にネットショップで商品が購入されるお店が増えてきている、ということが分かりますね。
このように夢のある数値こそ、今のEC業界の実態なのです。
ネットショップの増加に伴い、EC業界は今非常に盛り上がりを見せていることがお分かりいただけたかと思いますが、今後はどのような進化を見せ、どのようなことが求められてくるのでしょうか。
販売経路の多様性
まずは「販売経路の多様性」が挙げられます。
今現在、ECでのスマートフォンの利用率は70%以上と言われており、この利用率は今後も増えることが予想されますよね。
実店舗とネット販売との連携であるOtoOも進んでいくでしょう。
ですので、メールマガジンやSNS、パソコンやスマートフォン、実店舗とネットといったように、複数の経路を横断するような取組が求められるでしょう。
ですので今後は、複数の経路を利用したとしても、一貫した自社の世界観を伝えるにはどうすれば良いか、ということを考案することが重要になってくるでしょう。
秘境EC参入企業の増加
世界的なインターネットの普及や、国際物流システム、多言語対応機能、多通貨決済機能などが充実してきているため、世界的に見てもEC業界は大きな成長を見せています。
特にイギリス、アメリカ、ドイツ、南ヨーロッパ、フランス、北ヨーロッパでは、2020年後期には、1,300億USドルもの成長が予想されています。
アジア圏内では、経済成長率やGDP成長率、インフラ整備も進んでいるのでう、今後のEC業界にはかなり大きなチャンスがあると言えるでしょう。
自動化ツールの進化
ネットショップの運営に必要な業務ツールに関して、自動化や運用の効率化の発展や進化があるでしょう。
数年前から、マーケティングオートメーションツールや、人工知能、チャットボットが話題になり、今ではそれらを用いることが主流になりつつあります。
特にネットショップ業界では、メッセージを自動返信してくれるチャットボットが注目を集めており、大手企業ではオペレーター6.5人分の省人化を実現したという実例もあるのです。
その他にも、人工知能を用いた分析ツールや、顧客の行動を細かく分析したデータを得ることができるアプリケーションなど、さまざまな機能やサービスが現れてきています。
今後も新しい技術が現れ、進化していくことが予想されるでしょう。
以上、EC業界の伸び率と、今後の展望についてお話しさせていただきました。
EC業界は現在までに大きな成長を遂げ、この成長はまだまだ止まることはないでしょう。
この成長と共に、今後ますますより良い機能やサービスも充実してくることが、すでに予想されていますので、ネットショップの開業するならば、ぜひ今すぐに取り掛かってください。
EC業界へ参入し、最前線を走っていきましょう。