ネットショップを運営されているみなさま。
ネットショップを運営していると、必ずと言って良いほどお客様から「ラッピングをしてもらえますか?」「のし紙を付けてもらえますか?」という問い合わせを受けることでしょう。
ネットショップの運営を行われている方は、もうお察しかと思いますが、ネットショップを行う上ではギフト対応は必ず行うべきだと言えます。
ギフト対応を行うことは、顧客から選ばれる理由になりますし、基本的に商品すべてにギフト需要があり、「ある程度の価格帯のもの」が選ばれますので客単価が向上するなど、非常にメリットが大きいので、まだギフト対応を行っていない、という方にはぜひ対応していただきたいのです。
そこで今回は、ネットショップに必須とも言える「ギフト対応」5つの方法をご紹介したいと思います。
ギフト対応はどうすれば良いのか、どうすればお客様に満足してもらうことができるのか、と考えられている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
ギフト対応の定番とも言える方法が、「ラッピング」ですね。
ネットショップによってはラッピングを無料で対応するショップと有料で対応するショップに分かれます。
もちろんラッピング対応を行うに当たって、ラッピング専用の袋や紙を用意しなければなりませんので、必ずしも無料で対応しなければならないことはありませんが、もし可能であるならば無料でラッピング対応を行うと顧客に喜んでもらえるでしょう。
ラッピングのおすすめの対応方法としては、簡易ラッピングであれば無料で、少しデザイン性の高いラッピングや質の良いラップングであれば有料で対応すると、顧客ニーズに合わせた対応を行うことができますし、ネットショップの負担も軽くなるでしょう。
のし紙の対応を求められるときは、お中元やお歳暮、お祝いを贈るときなどでしょう。
地域や慣わしによって、対応が異なることがありますが、基本的には水引の結び方で決まりますので、覚えておくと良いでしょう。
お礼や出産祝い、栄転祝いの際には、何度も繰り返して良い意味を込めて「蝶結び」「花結び」、婚礼や全快祝い、弔事の際には、二度と繰り返すことがないという願いを込めて「結び切り」、一般的な慶時、弔事、婚礼やお見舞いでは、末長いお付き合いとという願いを込めて「あわじ結び」であることを憶えておきましょう。
お客様の要望によって、のしの種類や表書き、名入れなどが希望されることがありますので、表書きの種類を憶えておくことも大切ですね。
誕生日プレゼント用や、お礼のプレゼントとして選ばれた場合には、ちょっとした気持ちを添えて贈りたい、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
このようなプレゼントにのし紙を付けたい、と考える方は少なく、ラッピングと合わせてメッセージカードを付属させておくと、喜んでもらえる可能性が高いでしょう。
メッセージカードを付属しているネットショップの中には、定型文を用意しているところもありますが、柔軟な対応ができるのであれば、お客様から送ってもらったメッセージをそのまま印刷することができれば良いですね。
メッセージカードですので、特にこだわったデザインや品質のものを選ぶ必要はありませんので、数種類から選定できるようにし、できるだけ無料で対応することができれば、より喜んでもらえるでしょう。
商品にもよりますが、名入れをすることができる商品であれば、敬老の日や出産祝いの贈り物としてはぴったりでしょう。
名入れ対応を行う場合は、専用の機械は必要になる場合がありますので、対応できるネットショップは限られてしまいますが、商品名入れサービスは非常にお客様に喜ばれる対応ですので、導入できる場合はぜひ対応することを検討してくださいね。
たとえば、お花をギフトとして贈る場合、フラワーアレンジメントなどが良く選ばれるでしょう。
注文者に完成品が届くものの、プレゼントを贈る注文者は実際の完成品を確認することができない場合があるでしょう。
このような製作商品を販売する場合、商品発送前に完成品の写真を注文者に送るサービスを提供してみましょう。
注文者にとっては、「相手にこんな商品が届くんだ」と確認することができれば、喜びの気持ちが倍増しますし、商品を贈った後の対応に関しても、共通の商品を思い浮かべることができます。
この対応は、どのネットショップであっても誰であっても対応することができますので、このような商品のギフト対応をする際にはぜひ対応してくださいね。
以上、ネットショップに必須となる、ギフト対応5つの方法をご紹介させていただきました。
ギフト対応を行うネットショップは、プレゼント用のネットショップを選ぶ際の候補に上がりやすくなりますので、リピーターを獲得しやすくなります。
自社ネットショップが対応できる方法を見つけ、お客様に喜んでもらえるようなギフト対応を検討してみてくださいね。