副業として人気のビジネスと言えば、「ネットショップ」が挙げられるでしょう。
企業のより良いビジネスの発展としてはもちろん、本業をされている方の副業として、そして主婦の在宅ワークとしても非常に人気の高いビジネスでしょう。
ネットショップビジネスは特に、費用をそんなにかけることなくビジネスを開始することができますので、誰でも気軽にビジネスを開始することができます。
だからこそ、主婦の方々にも注目を集めているのですね。
実際にも主婦がネットショップを運営しているという事例は年々増加していることをご存知でしょうか。
特に主婦の方は日々家事や育児をこなす中で、「もっと楽にできる方法はないかな?」「もっと早くこなすことができれば良いのに」「もっと便利になることはできないかな?」なんて、「もっと〇〇だったら」という考えが生まれてくるのではないでしょうか。
そんな時アイデアに長け行動力のある主婦であれば、そのような理想のアイテムを実際に形にして商品としてネットショップで販売することがありますよね。
DIYなどが趣味であったり、手先が器用な方であれば自分が制作した商品を販売し、誰かに役立てて欲しいと考えますよね。
そこで今回は、ネットショップにて主婦のアイデアを商品化するにはどうすれば良いのか、ということについてお話しさせていただきます。
主婦のみなさま、必見ですよ。
ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ネットショップで販売されている商品では、もちろん特許を取得している商品が多くありますので、商品化すること=特許の取得と考える方が多いかもしれませんが、実際には特許を取ることだけが商品化することではありません。
もちろん商品ジャンルによっては、特許を取るべき商品もあるのですが、基本的には特許を取得するよりも商品化にしたほうが売り上げが伸びる可能性が高い、という考えを持ちましょう。
数年前と比べてみると、世の中の商品の入れ替わりのサイクルが非常に早くなっており、毎年さまざまな市場で膨大な数の商品が新商品として販売されていますので、どれだけ新鮮で斬新なアイデアのもと生まれた商品であっても、数多くの新商人に埋もれてしまう可能性があるのです。
また特許取得とは、その商品のためのアイデアが良い悪いと判断するわけではありませんし、売り上げが上がるかを判断してくれるわけではありません。
あくまでも特許取得は「真似をされないため」であることを忘れてはいけません。
そして、「特許を取得したから必ず商品が売れる」というわけでは決してありませんので、特許を取得することとイコールで考えないようにしましょう。
商品開発を行う上では、「こんなモノがあればいいのに」というように、まず最初のアイデアは頭の中にありますよね。
そのアイデアを現実的に捉えながら商品を開発していくのですが、いざ商品化を進めていく段階で予想にもしなかった壁が立ちはだかることもあるでしょう。
手作業では限界があるため、メーカーや工場へ商品化の相談をしたとしても「それはできない」と言われてしまう可能性がありますよね。
例えば試作品を持って相談したとしても、手作りのモノと工場のモノとでは別物だと考えられることがあります。
その商品の仕組み、形状などはそのメーカーや工場の設備では再現できないこともあったり、再現できたとしても商品化するには数百万、もしくは数千万の投資が必要になることがあります。
ですので、自身が商品化を検討する商品が、実際に形にできるのか、ということを考えましょう。
形にできるアイデアである場合には、できるところまで自身で試作品を作り、そのままメーカーに紹介していきましょう。
今個人からオーダーメイドの依頼を受ける業者は多くありますので、プラスチックを用いたアイデアであれば専用のプラスチックメーカー、金属を用いたアイデアであれば専用の鉄やステンレスなどのアルミ専門メーカーなど、それぞれに適切な業者に相談しましょう。
そしてこの段階で決めておきたいことが、価格のことでしょう。
メーカーと損段しながら原価や売値、卸値などを計算し、主婦だからこその「これぐらいなら購入する」という意見も出して決めていきましょう。
ネットショップを運営し、その中で自身の主婦アイデアを商品化し、売り上げを伸ばし続けるには、たったひとつのアイデアだけでなく、さまざまなアイテムを商品化していくことが重要です。
たとえばアイデアを特許を取らずにすぐに商品化し販売し、人気商品となれば他社がこぞってマネをし、自社商品よりも安い価格で販売してくるでしょう。
類似商品で溢れてしまうため、自社商品が目立たなくなってしまうのです。
そうなると自然と自社商品の売り上げは伸び悩んでしまいますよね。
もし特許を取得していないのであれば、抗議をすることもできませんし、損害賠償を求めることもできないのです。
ですのでひとつだけのアイデアではなく、次から次へと商品アイデアを出し商品化していくというサイクルを作ることが大切です。
以上、ネットショップにて主婦のアイデアを商品化するにはどうすれば良いのか、ということについてお話ししていきました。
自身のアイデア、そして主婦のアイデアを商品したいと思う場合には、まず情報収集しすぐさま行動に移していきましょう。
ぜひ主婦ならではのアイデアを権利と考え、お金に変えていってくださいね。