インフルエンサーマーケティングを成功させるポイントと費用

インフルエンサーマーケティングを成功させる4つのポイント

マーケティングを担当されているみなさま、「インフルエンサー」をご存知でしょうか。

インフルエンサーとは、世間に与える影響が大きい行動を行う人物のことを言います。

InstagramやFacebookをはじめとするSNSや、動画共有サービスで知られるYoutubeが世の中に浸透してきているこの時代、インフルエンサーが発信する情報を、企業が活用して宣伝しする手法を、「インフルエンサーマーケティング」と呼ばれています。

今ではテレビを見る時間よりもユーチューブを多く見ている若者が増えているという状況であり、日本だけでなくユーチューバーという職業の方も社会的に認められてきている時代なのです。

ユーチューバーを集めた企業が上場をしたり、社会的にも非常に需要があるとされている事業であるといえると思います。

SNSのなかでも特にInstagramは注目が集まっており、Instagram上で活躍するインフルエンサーを指す「インスタグラマー」という言葉も生まれたほどなのです。

そのインフルエンサーマーケティングは、SNSで多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーに、商品やサービスのPRを依頼し、自社のマーケティングを行います。

インフルエンサーマーケティングの市場規模は拡大しており、自社でもインフルエンサーマーケティングを導入しようと思われている場合もあるのではないでしょうか。

そこで今回は、インフルエンサーマーケティングを成功させる4つのポイントをご紹介させていただきたいと思います。

インフルエンサーをどう活用すれば良いのか分からない、というWeb担当者の方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

ポイント1:起用時に自社と相性が良いか判断する

自社がPRしたい商品やサービスのイメージ、そしてアピールする先のターゲット属性と、起用検討しているインフルエンサーの属性は近いでしょうか?

インフルエンサーのInstagramに商品やサービスのPRとしてコンテンツが投稿されたとし、それを多くの人に見てもらえたとしても、本来目的とするターゲットに届いていなければ意味がありません。

普段の投稿内容や、フォロワーの属性、そしてその人の世界観などを確認していきましょう。

もちろん、フォロワー数の多さも重要視しなければなりませんが、フォロワーが多ければ良いというわけではありません。

そのインフルエンサーの投稿に、どのような人がいいね!やコメントをしているか、ということを判断し、自社とインフルエンサーの相性が良いかということを見極めることこそ、成功への第一歩となります。

 

ポイント2:インフルエンサーのクリエイティブを信頼する

インフルエンサーに商品やサービスのPRを依頼する場合、予算をかけているので、「もっとこういう見せ方をしてほしい」「商品をもっと良く見せて欲しい」という、自社の希望する見せ方や要望を要求してしまいます。

ですが、そもそもインフルエンサーは、SNSに投稿する写真を、より魅力的に撮影や加工をするプロフェッショナルです。

場合によれば、自社の知識よりも、フォロワーが反応しやすいアプローチ方法や、SNSでの見せ方を理解していることもあります。

ですので、インフルエンサーが作り出すクリエイティブを信頼することが、何よりも重要です。

 

ポイント3:ネタを提供する

企業がインフルエンサーに、より魅力的に商品やサービスのPRをしてもらおうと考えるには、インフルエンサーが喜んでインスタグラムに投稿したくなるようなネタを提供しなければなりません。

たとえば、インフルエンサーが持つフォロワーが、思わず反応してしまうような商品の特徴があったり、見るだけで魅力を感じるようなブランドメッセージを設定することが「ネタ」になります。

「謝礼を支払うから、いいね!や購入率が上がる投稿をお願いします」

というような依頼の仕方ではなく、インフルエンサー自身が、「こういう見せ方をすると、フォロワーが反応する」と思ってもらえるようなネタを提供しましょう。

 

ポイント4:話題作りのための戦略的PRを行う

予算に余裕がある場合は、狙うターゲット層が集まるメディアへ、自社がPRしたい商品やサービスの記事広告を出稿したり、複数人のインフルエンサーを起用したり、話題作りのための戦略的なPRを行っていきましょう。

たとえば、Instagramで考えた場合、ストーリー機能にはURLを貼り付けることはできますが、通常の投稿にはURLを貼りつけることはできません。

ですので、投稿が流れてしまうと、再度同じ投稿をみてもらえる確率は非常に低いので、コンバ―ションがすぐに出にくいと言えるでしょう。

ですので、PR専用のハッシュタグを用意したり、複数人のインフルエンサーを起用し、ユーザーの画面に何度も自社のPRが流れるようにしたり、ただPR活動を行うのではなく

戦略的に行うことこそ、より効果が見えやすいのです。

 

まとめ

以上、インフルエンサーマーケティングを成功させる、4つのポイントについてお話させていただきました。

自社商品やサービスのPRとして、インフルエンサーを起用する場合には、必ず事前準備が必要となり、戦略を持って挑まなければなりません。

インフルエンサーマーケティングを行おうと思われている方は、ぜひこの記事を参考に、なんとなくSNSフォロワーの多い人を選定せず、自社と相性が合う、実績や経験の豊富なインフルエンサーを見極め、インフルエンサーマーケティングを成功させてくださいね。