企業の広告運用担当を行われている方、もしくは広告運用を行うことにご興味がある方へはぜひ最後まで読んでもらればと思います。
リスティング広告運用について、詳しくご存知でしょうか。
リスティング広告運用とは、GoogleやYahoo!JAPANなどなどのサーチエンジンにおいて検索結果に表示される広告であり、他の広告よりも広告運用の差がでやすい、運用広告サービスなのです。
低予算から始めることができ、成果に繋がりやすいユーザーにアプローチをすることができるので、今では多くの企業が広告運用を行うべくリスティング広告を導入しているのです。
一見メリットが多くあるリスティング広告ですが、そのメリットと同じくデメリットも生じることを忘れてしまってはいけません。
そこで今回は、リスティング広告の3つのデメリットをご紹介したいと思います。
リスティング広告を行うには、メリットはもちろんのことですが、デメリットをしっかり理解しておかなければなりません。
これからリスティング広告運用を行おうと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考にしてくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
1:無駄なコストが掛かってしまう
リスティング広告運用は、基本的にキーワードと連動して広告が配信されています。
ですので、時には意図しないユーザーにまで広告が配信される場合があります。
そうなると、本来ターゲットとするためのユーザーへの広告表示回数を増やすために、同義語や関連ワードをどんどんキーワードとして追加していかなければなりません。
広告配信が初期であれば時に、部分一致としてキーワードを派生させるために、想定と違ったキーワードで配信されてしまい、無駄にクリックされてしまうという場合があります。
そうなってしまわないためにも、日々ユーザーの動きをしっかり察知し、関連の薄いワードが配信されていないか、キーワード設定が正しいか、ということを調整していく必要があります。
もちろん、それで100%無駄なクリックを防ぐことができるか、というとそれは不可能であるので、リスティング広告運用のデメリットとなるでしょう。
2:検索数には限界がある
広告の表示回数は、キーワードの検索回数にも左右されます。
つまり、キーワード検索数二の上限が表示機会の限界だ、ということなのです。
たとえば、Aという地域で結婚式場を経営しているとしましょう。
このとき、もっとも検索されやすいキーワードとしてみると、「A 結婚式場」だとします。
実際にこのように広告を検索し、問合せが多くなり、売上が伸びたとします。
こうなると、より売上を伸ばすべく、もっと多くの広告費を、と思いますよね。
しかしこの場合であると、「結婚式 A」というキーワードを検索する人の数には限りがあり、どれだけ広告費用を加算しても、「月間で検索される回数は〇回」という事実を変えることはできないのです。
ですので、どれだけ予算をかけたからといって、検索回数の上限が変わることはなく、検索回数の上限が問い合せ数の上限になる、ということなのです。
3:日々微調整をしなければならない
リスティング広告運用は、一度設定をするとそれで終わり、というわけではありません。
リスティング広告は、「運用型広告」とも呼ばれており、その名の通り、広告を配信して終わりではなく、常日頃から広告を運用し、微調整を加えて改善していくことで、その広告効果を最大限に発揮することができるのです。
リスティング広告のメリットである、成果に繋がりやすいユーザーに効果的アプローチでき、低予算から運用をすることができる、自社でも簡単に広告運用を行うことができる、ということがありますが、これに関しては大前提で、広告を運用する十分な知識がある元となります。
日々の微調整は何かというと、キーワードの入札単価の調整や、除外キーワードの設定や広告文、表示設定など、多くのことがあります。
実際に経験を積んで広告運用を行い、そのなかで徐々に知識を積み上げていくことで、広告運用は成り立っていくのです。
リスティング広告をはじめ、インターネットの世界は、常に進化し続け、今後もその成長が止まることはないでしょう。
以前に学んだ広告運用に関する知識は、今ではほとんど役に立たない、ということも良くある話なのです。
リスティング広告運用を行う上で、常に新しい情報を取り入れ、現状を改善し続けていく、ということが大切なのです。
まとめ
以上、リスティング広告運用の3つのデメリットについてお話させていただきました。
リスティング広告運用を行うことは、本当にメリットが多く、ぜひ試してみたい、と思うものではありますが、そこには大きなデメリットがある、ということも理解しておかなければなりません。
メリットとデメリットの両方をしっかり理解して、リスティング広告に挑むことこそ、リスティング広告運用を制する者だと言えるのですね。
これからリスティング広告運用を行王と思われている方は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さいね。