リスティング広告運用の基本用語
今、あなたが企業に勤めているとして、いきなり会社がリスティング広告運用を始めるとなった場合、あなたはすぐに対応することができますか?
きっと何の意味も分からない用語が飛び交う中で、一から意味を調べながら広告運用を学ばなければならないでしょう。
そう考えると、右も左も分からないなか、基本用語も分からない、となるととても大変なことですよね。
リスティング広告運用のための用語は、どんどん新しい言葉が生まれていますので、覚えることにもかなりの時間を費やすことでしょう。
そこで今回は、リスティング広告運用の基本用語をご紹介したいと思います。
この用語を押さえておけば大丈夫、といった用語を、詳しく分かりやすくご紹介させていただきますので、ぜひこの記事を最後までお読みになって、用語の意味を理解し、リスティング広告運用をする際に活用してくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
そもそも、リスティング広告の意味をご存知でしょうか。
広告がリストのようにずらっと並ぶことが「リスティング」と呼ばれ、その広告であるから「リスティング広告」と呼ばれているのです。
「自分の会社の広告は、このキーワードが検索されたときにしよう」という言い方で使われる、「キーワード」ですが、このキーワードという言葉には二種類あります。
「ビッグワード」と「スモールワード」があり、ビッグワードは頻繁に検索される一般的言葉があてはめられ、スモールワードはそのビッグワードをより細かに検索するためのものなのです。
たとえば、ビッグワードは「脱毛」として、スモールワードは「結婚 脱毛 間に合う」といったものです。
リスティング広告運用を進めていると、「QS」という言葉に当たる場合があります。
QSとは、品質スコアや品質インデックスを指す言葉であり、広告やキーワード、リンク先ページと広告が表示されたユーザーとの関連性を表す指標になっているのです。
ユーザーが広告にクリックした確率や広告の関連性や、そのページに設定することの利便性から決定されるものです。
入札単価というものは、設定したキーワードがユーザーに一回クリックされたときに〇〇円まで払える、という上限の価格のことをいいます。
この入札価格を設定する際、同じキーワードで登録している競合企業と、入札単価をオークションで争うことになります。
たとえば、キーワードに対して自社が100円、B社が90円、C社が110円とする場合、広告の出る順番はC社、自社、B社という順番になります。
もちろん、オークションにて上位になれば優先的に広告が表示されますが、順位が低い場合であれば広告が表示されない、という場合がありあます。
オークションで上位に上がったときに、広告として表示される文章が、広告文です。
タイトルと説明文が必要となり、設定しておく必要があります。
表示回数とはその名の通り、自社の広告が表示された回数が示されています。
さきほど説明した「ビッグワード」であれば、たくさん検索される機会がありますので、表示回数が多くなることでしょう。
どのくらい表示されているのか、ということはとても大切なことで、つねにチェックしておかなければなりません。
話題のものや人気のものをキーワードとして設定しておくと、表示回数があがるきっかけになりますよ。
その逆に、あまりに人気のないキーワードを設定しておくと、表示回数がゼロという場合がありますので、要注意です。
クリック数とは、自社広告がユーザーにより、何回クリックされたか、ということを表す数になっています。
広告に興味を持った人の数、という風にも考えられますので、良い目安にもなるでしょう。
もしたとえ広告の表示回数が少ない場合であっても、クリック数が多いのであれば顧客獲得へ繋げることもできるのです。
獲得率やCVRと表されている数値は、クリックされて自社のWEBページへアクセス後、どのくらいの確率で顧客を獲得できたか、という数値を表しています。
この数値が高いのであれば、扱い商品の魅力が十分に伝わっていること、自社のWEBページが分かりやすいということが分かるでしょう。
だいたい獲得率は1パーセントが平均値とされており、たとえば100人がWEBページへアクセスし、1人が商品購入に至っていれば良い、ということですね。
この獲得率を見ながら、商品ページを改良していきましょう。
以上、リスティング広告運用の基本用語をご紹介させていただきました。
リスティング広告運用を行う上で、WEB上の言葉は非常に多く存在します。
そのすべてを完璧に理解することは、多くの時間を費やすことになりますが、初心者であればまず、基本用語をしっかり理解して、最低限の運用を行える程度になっておくと良いでしょう。
そこから徐々に知識を深めていけるようになると、より良いリスティング広告運用が行えますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。