通販サイトの運営において、人によっては既に意味がないと言われていますが、まだまだ「メルマガ」というのは有効と言われています。
しかし、メルマガは定期的に発信する必要があるため、手間と労力を必要とするため中々根気のいる作業だと思います。
ですので、中にはメルマガ運用が苦手だと思っている方も多いと思います。
そこで今回は、メルマガ運用が苦手な方におすすめなもう一つのリピーター獲得方法をご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
メルマガは、購入者の中でも閲覧してくれる人は一握りと言われているため、あまり効率的ではないと言われています。
もちろん効果を発揮してくれれば継続的な利益に繋げることが出来るため、決して無駄な施策ではないと思います。
しかし、手間や労力を考えるとより目に通してもらいやすい「同封チラシ」に力を入れた方が良いと思います。
というのも、商品を購入したお客様は必ず商品を手に取る時に箱を開けるため、一緒に入っている同封チラシは少なからず目に止まることが多いからです。
もちろんパンフレットのようなしっかりとしたもので無くても、A4のチラシ一枚入れておくだけでも効果はあると思います。
その「同封チラシ」に購入者特典などを掲載しておけば更に購買意欲を刺激することが出来るため、リピーターに繋がりやすくなると思います。
実際に、Amazonや楽天なども「同封広告」として商品と一緒にチラシを入れているケースが多いです。
大手の通販サイトでも使われている方法なので、活用しない手はないと思います。
そして、メルマガのように定期的に配信せずとも、ある程度のテンプレートさえ用意しておけば使いまわして活用することも出来るため、メルマガよりは手間が省けると思います。
同封チラシは別名「無料広告」とも呼ばれているため、通常の広告費よりも安く済ませることが出来るので、コスト削減にも繋がります。
また通販サイトによっては、お礼手紙のような文章も同封しているケースがありますが、正直なところお礼手紙そのものは誠意を示す役割の方が強いため、直接的にリピーター確保には繋がりにくいと思います。
しかし、お礼手紙と一緒にお得情報を掲載しているチラシを同封すれば相乗効果はあるので、決してお礼手紙が意味がないわけではないと思うので、店舗の印象を良くするためにも合わせて同封しても良いと思います。
「同封チラシ」と同様にクーポンやちょっとした試作品も合わせてお届けするのもおすすめです。
例えば、購入した商品が非常に良く、購入者の印象が良ければクーポンや粗品というのは、そういったお客様の背中を押す「お得感」に繋がるため、リピーターに繋がりやすくなります。
また「次回購入時500円割引」や「特定の商品10%割引」などと掲載しておけば、他店流出も防ぐことが出来るのでおすすめです。
ただし、粗品などを同梱する場合、人によっては「注文していない商品が届いた」と勘違いしてしまう方もいらっしゃるので、必ず「こちらはサンプル品です」と言った記載を忘れないようにした方が良いでしょう。
今回は、通販サイトのメルマガ運用が苦手な方におすすめの方法として「同封チラシ」をご紹介してきました。
メルマガに比べて同封チラシは、購入したユーザーの目に止まりやすいためリピーターの獲得率は上がります。
また、同封チラシは通常の広告に比べると費用は安く済むのに、ユーザーの目に入りやすいためコスパは良いと思います。
そして、同封チラシと一緒にお礼手紙やリピートに繋がるような「限定クーポン」や「粗品」なども合わせて同封することで、メルマガよりも効果を発揮することもあります。
メルマガはどうしても定期的な発信と手間・労力の他、ユーザーが受信拒否をしてしまえば届くことは無くなってしまうため、同封チラシに比べても費用対効果は良くない印象です。
しかし、決してメルマガが無駄というわけではなく、初心者の方はメルマガの運用自体が難易度が高く感じてしまう方も多いと思うので、メルマガ運用の勉強もしながら、一先ず同封チラシなどでリピートを繋げる方法を試してみても良いと思います。
通販サイト運営において、リピーターの確保は利益を上げるためにも非常に重要なので、出来ればメルマガと同封チラシの両方を活用した方が良いですが、どうしてもメルマガ運用が苦手な場合は、まず同封チラシに力を入れてみると良いと思います。
実際に、同封チラシからリピートに繋がるケースは多いですし、チラシを見て同じサイトから関連商品を購入した経験のある方は多いと思います。
つまり、それだけ同封チラシはリピーター確保のために有効な手段になるので、初心者の方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。