単品リピート通販では商品リサーチがうまくいくかどうかで、ビジネスとしての将来がかわってしまうといっても過言ではないほどリサーチというのは大事です。
そしてこれから単品リピート通販をする上で参入する市場がどれくらいの規模があるのかをしっかり知っておく必要があるのです。
どの土俵でこれから通販ビジネスをしていくのか、そしてどういったライバルと戦っていかなければならないのか、そしてなぜ単品リピート通販が優れているのかについてこれから書いていこうと思います。
単品リピート通販ってたまにテレビでも取り上げられて、ヒット商品を出して豪快に生活したりしている方が特集されていたりしますよね、実際にヒット商品というのがあたると大きいのがこの単品リピート通販の市場なのです。
ただ、ヒット商品を出し続けるためには絶対的にリサーチのスキルが必要になってくるのです。
単品リピート通販でたまたまヒット商品を出した会社が、売上もぐんぐん伸びたけれど、次の商品で当たらないなんてことはよくある話なのです。
なぜこのようなことが起きるかというのは、リサーチがしっかりできていないからといえますね、単品リピート通販ビジネスではリサーチをしっかりできているか、またそのリサーチはどのように行っていけばいいのかについてこれから書いていこうと思います。
単品リピート通販の基礎はリサーチになるのです、どのような手順で行うのかにつてこれから解説をしていますので、ぜひ何度も読み返してもらえればと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
まずEC市場全体の市場規模ってご存知でしょうか?
どれくらいの売上規模があると思いますか?
正解は約20兆円規模になります、そして毎年順調に市場規模が伸び続けている、まさに成長市場だといえるマーケットなのです。
そしてこれからもずっと右肩上がりで市場全体の売上は伸びていく、つまり全体としてこれからさらに市場規模はデカくなっていくということなのです。
そして20兆円のうち物販系分野(つまりネット上でものを買う分野)の売上が50%以上の割合を占めているというという状況です、ですからこれから単品リピート通販で商品をやっていくモデルはまさに時流に乗ったビジネスだといえるということです。
物販通販の市場規模10兆円あるということですが、大きく3つの種類にわけられます。
1、総合通販(カタログ系)
2、単品通販(化粧品、健康食品、医薬部外品、消耗品)
3、モール通販(アマゾン、楽天、ヤフーショッピング)
それぞれ個別に代表的な会社について補足していきますね。
ニッセンのカタログ販売、ベルーナーのカタログ販売、アスクル、カウネットなどですが、こちらは資本力がないと無理なので、新規参入はまず無理です。
ノウハウだけでなく優秀な人材、そして安定したサプライヤー(商品を提供してくれる企業)とさらにはスムーズに届けられる物流倉庫などがしッカリしていることが求められる。
カタログ通販では、それを店頭に置いてくれる企業とも提携が必要ですし、プレゼント用であればラッピングなどの手間も必要ですし、アスクルやカウネットなどでは翌日には届けなければいけないので、即日対応が求められます。
法人として数十億の資金は最低でも必要で、そして従業員も最低でも数百名が必要です、資本力がないと勝てる市場ではないのはいうまでもありません。
そしてこのカタログ通販に関しては売上規模は年々下がってきているというのが現状です、今ではスマホでなんでも商品などを買えてしまいますからね。
こちらに関しては、やずやであったり、えがお、世田谷自然食品も今ではある程度の商品を抱えていますが、スタートは単品リピート通販のモデルです。
こちらは中小企業がこれから参入することも可能です、商品が1つあればとりあえずスタートすることができるからです、総合通販と比べて在庫の点数も少なく、仕入れの資金も少なくていいので、新規参入がしやすいのがこのモデルです。
化粧品などをOEMで企業が増えているのは、少ロッドで参入できて仕入れ資金がなくても可能にしているといえます、現在1000ロッドや3000ロッドというレベルからオリジナルOEM化粧品を作ることができるのです。
そして単品リピート通販ではなんといっても利益率が高いというのがメリットとしてあげられます、そして自社商品なので価格競争に巻き込まれにくいのです。
こちらのネット通販は説明がいらないくらい、使っている人も多いと思います、そして一番知名度があるので、このモールに参加する人が一番多いのです。
プラットフォームを提供してくれるので、何と言っても月額の固定費が10万円未満で出店できてしまうわけです、ただ実際に商品を売るためにはプラットフォーム内で広告を出す必要もあります。
そしてなんといっても同じ商品を他社が扱っているので価格競争に巻き込まれるのです。販売の手数料もモール側に取られるので、なんといっても薄利多売をするかたのビジネスモデルになります。
これは楽天という看板を借りて商売をしているので、固定費とマージンを取られてしまうのが大きな出費ですね、そしてもっともデメリットとしてあげられるのが、顧客リストを取ることができないということ。
これを意識しているネット通販の経営者が本当に少ないのです、プラットフォーム内の集客ではいつ売上が0になるかわからないのです、顧客リストがない場合、ライバルが登場して価格競争に巻き込まれることがあるのです。
楽天市場などで10年以上継続して利益を出し続けている企業があるかの数を調べてもらえれば一目瞭然だと思います。
通販ビジネスをする上で顧客リストがとれないというのは致命傷である、常に毎月新規のお客様をとっていなかければならないというビジネスはつらいのです。
そしてさらに今ではフリマアプリやヤフオクといった個人間売買の市場が拡大をしており、新品だけなく中古との価格競争も年々激しさを増しているのです。
楽天とかアマゾンで実際に同じショップから買い物をしたことって何度ありますか?
よく考えて欲しいのです、覚えてないですよね?これなんでそうなのかというとショップ名などよりも価格が安いというのが判断基準になっているからです。
1年でも安いところから買いたいという消費者目線では、これが現実なのです、そのため自分が楽天のこのショップから買い物をしたというのをお客様が覚えてくれていないケースがほとんどなのです。
楽天でもしショッピングをよくする方で雑貨などを買う際に、どのショップが出品してい流商品でないと買わないっていうのはないはずなのです。
お客様にショップ名などをしっかり覚えてもらうことができない、これも楽天やヤフー、そしてアマゾンで出店する大きなデメリットであるといえるとおもいます。
単品リピート通販は末長く何回も買っていただくことができます、ショップ名を覚えてもらえないのであれば、1回のみのお客様とのおつきあいなのでLTVは全然上がらないのです。
楽天市場では1つの商品でショップ運営をしている人はいないはずです、商品ラインナップを揃えて、さらにショップは◯◯専門店といったような感じにするのが一般的ですね。
単品リピート通販のビジネスモデルと比べると商品の扱い点数も増えますし、在庫管理なども大変なのはいうまでもありません、単品リピート通販では商品が1つあればビジネスとしてなりたってしまうからです。
ここまで通販関連の市場規模とそれぞれの種類に関して説明をしてきました、ここまでカタログ通販、単品リピート通販、ショッピングモール通販をみてどのビジネスモデルに興味をもったでしょうか?
比較してもらうとわかりますが、圧倒的に単品リピート通販のモデルが長期的に収益を出し続けられるモデルであることがわかったと思います。
こういった全体像がわかったうけでビジネスに取り組んでいくことが非常に大事であり、通販でも長期で安定して利益を出し続けていけるモデルとして単品リピート通販モデルは非常に優秀なのです。