単品リピート通販における無在庫ネットショップとモール型ネットショップのメリット・デメリット

在庫なしネットショップとモールスタイルのネットショップのメリット&デメリットとは

この記事では、在庫を抱えずにネットショップを運用する方法と、既存のプラットフォームを利用して、ネットショップを運用するスタイルのそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介しています。

いざネットショップを初めようと思っても様々な方法やスタイルがあるため、初心者の方は迷うと思います。

もちろん、どのような形のネットショップを運用する場合も必ずメリットとデメリットはあります。

そこで今回は、在庫なしでネットショップを運用する独立型のネットショップと、既存のプラットフォームを利用してネットショップを運用するスタイルのメリット&デメリットをご紹介したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

在庫なしのネットショップのメリットとは

在庫なしのネットショップのメリットとしては、

在庫管理を行う必要がない
作業効率が上がる

と言ったメリットが主に挙げられます。

ネットショップには、商品を扱う以上在庫を抱えておかなければならず、どうしても在庫管理や商品の梱包なども必要になってくるので、手間や時間が掛かりがちになります。

しかし、在庫無しネットショップの場合は文字通り「在庫無し」の状態でネットショップを運営するので、在庫管理や商品の梱包なども行う必要がありません。

具体的に言うと、卸業者から直接消費者に商品が発送されるようなサービスを活用するなどの方法があるかと思います。

在庫を持たないネットショップのデメリットとは

そして、在庫を抱えないネットショップを運営していく中で、唯一のデメリットであり最も難しい問題となるのが、いかに集客を行うかになります。

現在、ネット上には数え切れないほどのネットショップがあるので、集客を行うことが出来なければ、せっかく開業したネットショップも誰にも知られることも無く、商品が売れることがないまま廃業してしまう可能性も十分にあり得ます。

実際に、ネットショップ運営を初めて1年以上続けている方の割合は、ネットショップ参入率の内の1割程度と言われています。

初期費用が安く、参入障壁も低いため多くの方がネットショップ運営に挑戦しますが、1年後も続けていられているのは、一握りの人達のみになります。

なぜ1年後も続けていられる人が少ないのかというと、上手に集客を行うことが出来ず、商品が売れずに利益を上げることが出来ないからです。

ですので、集客をいかにして行うかがネットショップ運営を成功させるカギにもなるかと思います。

モール型ネットショップのメリットとは

次に、モール型のネットショップのメリットについてご紹介したいと思います。

モール型ネットショップのメリットは主に、

集客を行う必要がない
最初から売上が発生する可能性がある
初心者向け

と言った点が挙げられます。

在庫を持たないネットショップで一番のデメリットだった「集客」に関しても、見事に克服しています。

なぜなら、予め知名度のある多くの方が知っているプラットフォームに、ネットショップを出店するため、集客を行わずともお客様(ユーザー)が集まってきます。

そして、その数多くのユーザーが自分の運営しているネットショップから購入してくれれば利益が上がるため、初心者にとっては非常におすすめの方法だと思います。

モール型のネットショップのデメリットとは

モール型ネットショップのデメリットとしては、主に以下のような点が挙げられます。

自由なデザインや設定などを行うことが出来ない(制限が掛けられる)
プラットフォーム側に手数料を支払わなければならない
利用規約などに違反してしまうと、強制退去させられる可能性がある

と言ったデメリットがあります。

まず、モールタイプのネットショップのイメージとしては、ららぽーと横浜やイオンモール系列のお店のように、予め用意してある土地に建つ、建物の中に専門店として出店するイメージになります。

予め用意していある土地を利用するので、土地の所有者が定めている決まりなどを守ることが出来なければ、強制退去させられる可能性も十分にあるので、くれぐれも利用規約などはしっかり読むことをおすすめします。

まとめ

今回は、無在庫ネットショップとモール型ネットショップのメリット&デメリットをそれぞれご紹介してきました。

在庫を持たないで運営する場合も、モールに出店して運営するネットショップも設定などに関しては全く難しくありませんので、初心者でもすぐに立ち上げることが出来ます。

むしろ、ネットショップを立ち上げた後の経営方針や計画などをしっかり整えておかない後々必ず苦労をしてしまいます。

そうならないためにも、初心者の方はまず、モール型と呼ばれるプラットフォームでネットショップを運用してみて、ある程度経験を積んだのちにワードプレスやBASEのようなプラットフォームを利用するような、段階を踏んだ経験を積んでいくことをおすすめします。