PayPayモールへ単品リピート通販ショップを出店する方法とは

ネットショップビジネスにご興味を持たれているみなさま。

ネットショップを開業する際、ショッピングモールに出店するか、独自でネットショップを開業するか、どちらかに悩まれることでしょう。

独自でネットショップを開業することは、もちろん自身の自由に運営を行うことができますが、それは誰もいない砂漠の中に実店舗を出店することと同じことですので、慣れるまではかなり集客に苦労することでしょう。

ネットショップ運営初心者の方であれば、まずはショッピングモールへの出店から始めることをおすすめします。

最近ではAmazonや楽天市場をはじめ、ECショッピングモールは非常に多くなってきているのですが、特に最近注目と人気を集めている「PayPayモール」をご存知でしょうか。

PayPayモールは、2019年にYahoo!株式会社より開業されたオンラインショッピングモールであり、Yahoo!Japanが定めた出店基準を満たしたネットショップのみ出店をすることができますので、非常にプレミアムなオンラインショッピングモールであると言えるでしょう。

安心してネットショップを楽しむことができることから、利用ユーザーも非常に多くなってきているのです。

そこで今回は、「PayPayモール」へネットショップを出店する方法について、詳しくお話しさせていただきたいと思います。

今後PayPayモールへの出店を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

PayPayモールへの出店条件

プレミアムプランの契約

PayPayモールにネットショップを出店する際は、Yahoo!株式会社が定めた規約と出店基準をクリアしていなければなりません。

そしてまずは、Yahoo!が用意している「プレミアムプラン」への契約が必須です。

2018年以降ベストアワード受賞歴・過去約90日間80%以上の期間優良店

Yahoo!株式会社における優良店の基準は、Yahoo!株式会社が指定するストアパフォーマンスに基づいて認定されます。

自身のネットショップがYahoo!株式会社にどう評価されているのかを確認する方法は、Yahoo!ショッピングの管理画面内の「ストアクリエイターPro」のトップページにある「評価」から確認することができます。

Yahoo!株式会社が正式に認めた顧客視点に立っているネットショップでなければなりません。

Yahoo!ショッピングを経由した年間流通売上げが1.2億円以上

年間流通売り上げが1.2億円以上ということは、単純計算でも月商1,000万円以上の売り上げが必須になりますので、もしYahoo!デイリーランキングのトップ10に常連入りしているネットショップであれば、この条件を達成できるのではないでしょうか。

上場企業、もしくは上場グループに属している企業

まずは「法人」であることが大前提で、その企業が上場している企業、もしくは上場しているグループに属していなければなりません。

法人登録していたとしても、企業自体が上場していなければ、PayPayモールには出店することができないのです。

企業年商100億円以上

PayPayモールへ出店する場合、企業年商はかなり高い金額が設定されており、その基準は「企業年商100億円以上」であることです。

さらに家電カテゴリに分けられる場合は企業年商500億円以上であることが条件とされているのです。

大手企業でなければ出店することは難しいと考えられるでしょう。

出店基準を満たしても出店対象外になることがある

もし上記の出店基準すべてを満たしていたとしても、出店対象外になる場合がありますので覚えておきましょう。

たとえば、並行輸入品を20%以上出品している場合や、中古品を20%以上出品している場合、金券を出品している場合などは、出店条件をすべてクリアしていたとしても、このようなYahoo!株式会社が掲げる経営方針に沿っていない場合はネットショップを出店することはできません。

もちろんYahoo!株式会社がそのネットショップに対し、PayPayモールへ出店はふさわしくないと判断した場合も出店することができません。

まとめ

以上、PayPayモールへネットショップを出店する方法について、詳しくお話しさせていただきました。

PayPayモールは、Yahoo!株式会社がはじめたプレミアムなオンラインモールであるからこそ、このように高いハードルが設定されており、大手上場企業や優良企業が展開するネットショップでなければ出店することが難しいのです。

ですが、これほど高いハードルが設定されていることこそ、ユーザーからの支持を得ているポイントでありますので、もしこの条件に合うという企業の方は出店を検討してみてはいかがでしょうか。