今ネットショップ市場は右肩上がりで成長しており、多くの企業や個人がネットショップの運営を行っています。
ネットショップの数が多くなってきているからこそ、競合となるネットショップの数が非常に多くなり、消費者に選んでもらえるようなネットショップにするためにはさまざまな工夫が必要になってくるのです。
大手ECショッピングモールといえば「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」などを思い浮かべると思いますが、ネットショップを出店する際は、それぞれの注意すべきポイントは異なってきます。
中でも楽天市場は、ネット通販シェア率ナンバーワンであり、楽天会員ID数は1億1,140万人を誇る圧倒的な集客力を持っていますので、多くの方が楽天市場へのネットショップ出店を検討されるのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天市場にネットショップを出店する際のスマホ最適化対策についてお話しさせていただきます。
楽天市場に出店する際には絶対に対策しておくべきことですので、ぜひこの記事を最後までお読みになって、しっかり理解なさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
楽天市場では現在スマホ経由のアクセス数が全体の80%近くになっており「スマホ表示の最適化」こそ、売り上げを左右するポイントであると言われているのです。
今までであれば、パソコン表示対策こそ必須であると言われていたのですが、今は個人一台のモバイル端末を所有する時代でありますので、スマホによるネットショップの利用もかなり多くなってきています。
パソコン版のショップサイトが表示された時点で離脱するという結果もありますので、スマホ対応のネットショップが必要なのです。
楽天市場にネットショップ出店する際、最も優先して行うべき対策は、「スマホ用共通バナー」です。
楽天市場のスマホページの基本画面を見た際、共通バナーを設定していなければ基本的に何も表示されることはありませんので、せっかくお客様が訪れたとしてもすぐに離脱されてしまいます。
どれだけネットショップを作り込み、おしゃれなデザインにしたとしても、スマホから見ると基本状態のままという場合も意外と多いので、共通バナーは必ず登録するようにしましょう。
商品画像の一番最初に登録する商品第一画像は、商品検索時に表示される画像でありますので、非常に重要です。
この画像を最適化することは、売り上げにも直結することですので、売れているネットショップの商品第一画像はどのような見せ方をしているのか、どのような工夫が施されているのか、ということをしっかり分析し、参考にしましょう。
商品第一画像を最適化することによって、クリック数を向上することができるのです。
楽天市場では、スマホからのキーワード検索とパソコンからのキーワード検索を比較してみると、検索結果に違いがあることが分かります。
基本的にキーワード検索の結果の初期値は、「売れている順」でありますので、スマホ検索とパソコン検索に関しても上位は大きな変動はあまりないので安定しています。
ですが、スマホとパソコンではアルゴリズムが少し異なりますので、楽天市場で商品を露出させようと思うのであれば、楽天SEO対策の実施が必要なのです。
商品名の付け方などを工夫しましょう。
楽天市場では、パソコンからの商品ページには商品説明画像が掲載されているものの、スマホからの商品ページには商品説明画像が掲載されていないネットショップが意外と多いことをご存知でしょうか。
楽天市場では基本的に商品登録を行う際はパソコンを利用することがほとんどでありますので、商品画像と商品説明画像を作成し、掲載が完了すると、パソコン上での掲載内容の確認は行いますが、スマホでの閲覧時の確認を行っていないことがあるのです。
そうなると、パソコンから見た商品ページと、スマホから見た商品ページが大きく変わってしまうことがありますので、せっかく商品画像を掲載してもスマホからは閲覧することができないのです。
スマホユーザーを意識しなければならない状況で、スマホ用商品説明欄への商品イメージ画像の掲載は必須と考えましょう。
楽天市場でのスマホページの基本状態では、せっかくカテゴリー画像やボタンを作成しても、スマホページでは表示されていないことがあります。
しっかりとスマホページにも表示されるようにすることによって、ネットショップの回遊率も向上しますので、RMS上で掲載できる場所を確認し、回遊リンクとして必ず表示させるようにしましょう。
以上、楽天市場にネットショップ出店する際のスマホ最適化対策をご紹介させていただきました。
楽天市場で安定した売り上げを得ようと思えば、スマホ最適化対策は必須とも言える対応ですし、もし予算に余裕がある場合は有料のスマホ対応サービスを導入することも、ネットショップ運営のリソース削減にも繋がるでしょう。
ぜひこれらの対策をしっかりと行い、スマホユーザーを取りこぼさないようにしてくださいね。