単品リピート通販における売上を維持するために知っておくべきリピーターの心理とは

通販サイト運営において売上を維持するためにはリピーターの確保が必須となります。

しかし、Amazonや楽天のような知名度のあるネットショップならまだしも個人で運営している通販サイトをイチイチ覚えているユーザーはそんなにたくさんいないと思います。

というのも、現在通販サイトは星の数ほどあると言われているため、たかが一度購入したサイトや店舗の名前を覚えることが難しいからです。

つまり、一度新規顧客を獲得してしまえば自然とリピーターが増えるということはまず不可能で、だからこそメルマガや同封チラシのような追客が必要になってくるのです。

しかし、むやみやたらと追客対応を行っても効率は良くないと思います。

そこで今回は、リピーターになってくれる人達の心理についてご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

リピーターを獲得するために大切なたった一つのこと

リピーターを獲得するために、一番大切なのが「ユーザーの記憶に残る店」になることです。

実店舗と異なり、実際に商品が手元に届くまで手に触れることが出来ない通販では、購入者にいかに「良い買い物が出来た!」と思ってもらえるかが重要になります。

では、購入者に「良い買い物が出来た!」と思ってもらうためにはどうしたら良いかというと、商品そのものの品質はもちろんですが、購入後のアフターサービスや購入したらどのように良い変化があるかを継続的にメルマガや同封チラシ・SNSなどで継続発進していくことがおすすめです。

継続的に購入者へ発信することで、時間を掛けて「ここの店舗は素晴らしい店だ」と印象を持たせることが出来れば、「また次回も利用しようかな」と思わせることが出来ます。

リピートに繋がるキッカケを仕掛ける

上記では「ユーザーの記憶に残る店」になることが重要だとご紹介してきましたが、ただ単に「ユーザーの記憶に残る店」になるだけでは、少し心許ないと思います。

そこで必要になってくるのが、リピートに繋がるキッカケをこちらから仕掛けると言う方法です。

リピートに繋がるキッカケは大きく分けて、

・定期購入へと繋がる「商品リピート」
・販売店やサイトそのものを気に入ってもらう「店舗リピート」

の2種類があります。

まず商品リピートの場合、価格設定が低いことが多いので「今リピート購入して頂いたお客様には何%割引適応」などと言ったアプローチをしてみることをおすすめします。

例えば、化粧品のサイトからお試しセットを購入したお客様へ「お試しセットを購入したお客様限定で本商品を10%割引をご優待!今月末まで」と言ったように謳いアプローチをするだけでも、そこそこの効果を発揮すると思います。

2つ目が「店舗リピート」の場合ですが、店舗リピートも「キッカケ」を仕掛けることが重要になります。

例えば、商品に合わせた季節ごとのイベントと掛け合わせたり、店舗独自のイベントを催したりといった手段が効果を発揮すると思います。

ワインであれば、ボジョレーヌーボーのシーズンに合わせたり、スイーツならひな祭りに合わせてイベントを企画したりと言った例があります。

このように年間を通して商品と関連したイベントや企画を打ち出すことでリピーターの獲得率は格段に上げることが出来ます。

もちろん、サイトの運営者や販売元の店長などの特定の人へのファンを獲得することが出来れば、更なる強みになると思います。

まとめ

今回は、売上を維持するために知っておくべきリピーターの心理についてご紹介してきました。

リピーターを獲得したいのであれば、まず第一に「ユーザーの記憶に残る店」になる努力をすることをおすすめします。

方法としては様々ありますが、主にアフターサービスやメルマガや同封チラシを活用して「顧客に寄り添ったサービス」を提供することで、購入者に良い印象を与えることが大切です。
と同時に、リピートするキッカケを仕掛けることでより効果を発揮することが出来ます。

そして、「商品リピート」も「店舗リピート」も購入者に興味を持ってもらうことが重要になるため、購入してもらうための「キッカケ」もアフターサービスやメルマガと合わせて仕掛けてみることをおすすめします。

一度購入したユーザーをほったらかしにするのは非常に勿体無い上に、何も施策を施さずリピーターを獲得することはほぼ不可能だと思います。

ですので、商品そのもの以外のサービスや関連したイベントを企画すると言った様々な施策を行うことをおすすめします。

実際にリピーター率の高い通販サイトの多くは、様々な仕掛けを施し購入者の心理に働きかけるような催しや企画を打ち出しているケースが多いと思います。

そういった実績を上げているサイトを見本にするのも参考になるので、色々と試行錯誤して挑戦してみてはいかがでしょうか。