今、情報発信方法がマスからデジタルへと移り変わっている時代です。
インターネットを通して、さまざまな情報が発信され、ネットユーザーはその流れに伴い、ネット上で事を済ませることが多くなってきました。
「ショッピング」もその中のひとつです。
一昔前までは、実際に店舗に足を運び、商品を見て選び、購入する、といったことが普通であったのですが、今ではインターネット上で商品を探し、そのまま購入して希望の場所へ届けてもらう、ということが主流になってきましたよね。
ネットショップを運営者もどんどん多くなり、大企業から中小企業、一個人までインターネット上で商品売買を行うようになってきました。
インターネットショップサイトは、誰でも簡単に、そして比較的安価に開設することができるのですが、難しいのは運営し続けることです。
インターネットショップを開設しても、2年後にそのネットショップが生存している割合は、全体の3割程度だと言われているのです。
ネットショップ運営していくに重要なのは、「ネットショップのファン」であることをお分かりでしょうか。
大手企業であれば、ブランド名の知名度が高いので、開設した際にはもうファンはいらっしゃるのですが、中小企業であれば、その企業のファンを作ることが非常に重要になってくるのです。
そこで今回は、中小企業ネットショップに重要なファン作りについてお話したいと思います。
中小企業でネットショップを運営し、生存し続けたいと思われている方、ネットショップのファンを増やしたいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ネットショップのファン作りに欠かせない、まず第一のことは、企業にまつわる情報を定期的に配信することです。
たとえば、メールマガジンや公式LINEを用いて、新作情報や入荷情報を定期的に配信していくことも良いでしょう。
また、ネットショップとは関係ありませんが、スタッフの日記などを掲載し、普段の暮らしを公表することも、ユーザーにとってはファンになるきっかけですよね。
そういったスタッフの日記には、商品の紹介や情報が出ていなくても、ファンの心を掴むためのキラーコンテンツとなる場合が多くあるのです。
ショップブランドの看板として、店長やプロデューサーがインターネット上に立ち、その人自体にファンを付け、ネットショップのファンに移っていく、というパターンも、中小企業でネットショップを運営されている方にとってはとても良いファン作りの方法ですよ。
ユーザーに対してそのネットショップで商品を購入した後は、こんなライフスタイルを送ることができる、といったイメージをふくらませ、自分へと置き換えて考えるので、とても有効的であると言えるでしょう。
また、その記事を配信しているスタッフ自身が、とても楽しそうであると、よりネットショップ企業自体へ愛着が湧いてくるのです。
中小企業が、ネットショップのファンを増やしたいと思われる場合、ターゲットを「女性」とすると非常に効果的なのです。
女性特有の性質として、物事に深く追求する方が多く気に入ったものをとことん好きになるという場合が多くあります。
ですから、女性ファンを増やすことは根強いファンを増やすことにも繋がってくるのです。
発信源が男性である場合、女性ファンを作るために意識した情報や投稿を発信していきましょう。
また、発信源が女性である場合、女性に憧れられるような存在になることが好ましいですね。
女性心をくすぐるおしゃれなデザインや、おしゃれなライフスタイル、商品の見せ方など、女性が真似をしたくなるような発信を行うと効果的です。
そしてファンとのコミュニケーションを大切にし、ネットショップをもっと知ってほしい、という気持ちを最大限に伝えていきましょう。
そういった気持ちは、ネットショップを運営する企業のファンをどんどん増やしていくことに繋がっていくのです。
ネットショップを運営する際、ファン作りに繋がっていくのが、ネットショップ掲載写真です。
たとえば、日本の四季を交えた写真をトップ画面に掲載し、その写真と季節に合わせてサイトデザインを定期的に変えていくと、海外からのファンが急増し、大きな反響があったとの例があります。
もちろん、ターゲットとなる相手が違えば掲載する写真は変わってくるのですが、ターゲットとするユーザーは何を求めているのか、どんなものを見たいのかということを判断し、それを写真で表現してみてください。
もちろん、写りや角度編集方法など、妥協することない写真を用意して下さい。
企業のネットショップ全体のイメージとなる掲載写真には、ぜひこだわってみてくださいね。
以上、中小企業ネットショップに重要なファン作りについてお話させていただきました。
企業のファンを作るには、それぞれの企業にも方法がありますし、取り扱う商品にも変わってきます。
しかし、今回お話しした点については、共通してファン作りに成功している事例でありますので、実践してみる価値はあるでしょう。
今、ネットショップ企業のファン作りに悩まれている方は、ぜひさっそくファン作りを始めてみてくださいね。