本気で売る!単品リピート通販のネットショップの売り上げを上げる戦略!

ネットショップは簡単に開業することができますが、運営していくためには、売り上げを上げていかなくてはなりません。

そのために、それぞれのショップが色々な施策を行っていますが、なかなか思うように売り上げを上げることができないのが現実です。

そこで今回の記事では、ネットショップの売り上げを上げる戦略について説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

サイトにユーザーを集客する!

ネットショップで売り上げを上げるためには、まず集客をしてユーザーをサイトに誘導しなければなりません。

その集客施策として、リスティング広告やSEOなどを実施しているサイトが多いと思いますが、特に無料で行えるSEOは必須の施策と言えます。

しかし、どのようなジャンルであっても、SEOの上位は大手企業や楽天市場、Amazonなどに独占されており、小さなサイトがそれを覆すと言うのは非常に困難です。

そのため、小さなサイトが検索エンジンからのユーザーの流入を増やすためには、そういった大手に独占されているビッグキーワードではなく、ロングテールキーワード(ニッチキーワード)を狙うのが効果的です。

このロングテールキーワードの選定には、検索エンジンの「サジェストキーワード」を利用します。

「サジェストキーワード」とは、キーワード検索をすると、一緒に表示されるキーワードのことで、メインのキーワードと合わせて検索されることが多いキーワードのことを指します。

そして、このキーワードの中から自社サイトに合うサジェストキーワードを選定します。

この時選定するキーワードは、1つとは限らず、複数の方がよりSEO上位を狙える可能性が高くなります。

以上のようなSEO施策は無料で行うことができるため、小さなECサイトであっても活用することが可能ですが、リスティング広告となると広告費の問題から運用が困難である場合が多いようです。

しかし、集客を行う上で広告運用は必要ですので、できる限り費用対効果の高い広告を活用することが大切です。

この費用対効果の高い広告として挙げられるのがリマーケティング広告です。

この広告は、自社サイトを一度訪れたユーザーに対し、ユーザーが訪れる他のサイトに自社バナーを表示すると言う広告で、ディスプレイ広告の中でも最も費用対効果が高いと言われています。

このリマーケティング広告をうまく活用することができれば、見込み客の集客に確実に効果を出すことが可能となります。

ユーザーのニーズに合わせた接客で購入を促す!

集客施策を用いて、ユーザーをサイトへ誘導しても、サイトに少しでも不安や不満な点があった場合、ユーザーはすぐに離脱してしまいますし、ましてや購入に至ると言うこともありません。

この場合に必要なのが、ユーザーを購入へと誘導することであり、つまり実店舗で言う接客を行うと言うことです。

このネットショップでの接客とは、接客ツールを導入して行います。

具体的には、特定のページに長時間滞在しているユーザーに何かお困りですか?と言うチャットボックスを表示させたり、送料無料や値引きと言ったクーポン券をバナー表示させるといったことで購入を促します。

また、ユーザーの購入履歴や閲覧履歴から、購入率の高いものをレコメンド表示させるレコメンドツールの導入も効果的です。

ユーザーがのぞむ決済方法を導入する!

ユーザーが商品の購入を決断したとしても、ユーザーの希望する決済方法が導入されていない場合、離脱されてしまうことが多くあります。

一般的には、クレジットカード決済が一番多く利用されていますが、最近ではID決済の利用者も増加しています。

また、クレジットカードを持たない世代はコンビニ決済の利用者が多いですが、このコンビニ決済は前払いであるため、初めて利用するサイトなどでは敬遠されることもあります。

この場合に有効なのが、商品到着後にコンビニや銀行などで支払うことができる後払い決済の導入です。

この後払い決済は、コンビニ決済利用者を取り込めるだけでなく、初めて利用するユーザーの不安感を低下させ購入へのハードルを低くすることが可能です。

商品の情報を詳細に表示する!

ユーザーが商品の購入を決断させるために最も重要となるのは、その商品を欲しいと思わせることです。

いくら、商品の品質や性能が良いと言っても、ユーザーが必要だと思わなければ購入には至らないのです。

そして、ユーザーに商品を欲しいと思わせるために重要なのが、商品の画像や情報を詳細に表示することです。

商品画像が1枚だけではなかなかその商品の魅力を伝えることができませんので、複数のアングルからの写真や質感が分かるような高画質な画像を載せることが大切です。

アパレル商品であれば、着用写真をシチュエーションを変えて掲載するのも効果的です。

また、商品の説明は、スペックの表記だけでなく、ユーザーの利便性を考え、分かりやすい表現で説明することで購入につながる可能性が高くなります。

まとめ

以上のように、ネットショップの売り上げを上げるためには、様々な施策が考えられます。

すべての施策を行うと言うのは難しいことですが、売上アップのためには、できる限り多くの施策を行うことが大切です。

厳しいネットショップ市場を生き残っていくためには、あらゆる手を尽くして、売り上げの向上を目指していく必要があるのです。