近年、ネット通販に新しいサービスが多く登場し、非常に利便性が高くなっていることから多くの人に利用されています。
個人でも気軽にネットショップを開設できることから、企業だけでなくさまざまな人がネットショップを持ち、商品を販売し、売上をあげています。
今ではスマホやパソコンなどのインターネット環境さえ整っていれば、ネット通販サイトの開設は誰でも簡単にオンライン上で商品の販売ができますよね。
ですので、「自分もネット通販事業を始め、成功させたい!」と思う方もきっと多いことでしょう。
そこで今回は、ネット通販事業で成功している人が実践している3つのステップをご紹介したいと思います。
これからネット通販事業を始めようと思われている方、ネット通販事業を絶対に成功させたいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
もし、あなた自身が明日からネットショップを開設しようと思った場合、まず何から始めますか?
この質問に「商品を作る」と答える人は、ほぼ確実に失敗します。
まず先に商品を作ってしまうことは危険なのです。
「世間でダイエットが流行っているからなんとなくサプリメントを作ってみたた」
「新しい通販化粧品部署が立ち上がったので、とりあえずラインを作ってみた」
「商品にこだわりをもちすぎて、原価率が高くなり広告費が少ない」
というような失敗事例がよくあります。
商品を先に作ってしまっては、その先の打つ手が限られてしまいますので、まずは「誰(Who)」に向けて作るのかを考えましょう。
ターゲットは男性なのか女性なのか、日本人なのか外国人なのか、高齢者なのか子供なのかといったように、しっかりとした根拠を元に考えましょう。
その次に、「どこ(Where)」で販売するのかを決めましょう。
どんなに良い商品を用意したとしても、売り場がなければ商品が売れることはありません。
実店舗がないネットショッピングでは、その場で接客をして商品の良さを伝えることができませんので、ネット通販では「どこ(Where)」という点が非常に重要になるのです。
スマートフォンを中心に展開している媒体を選定するのか、どのようなキャッチコピーでどのような配色設定にするのか、ということを明確にしていきましょう。
その段階で「どうやって(How)」売るのか、ということも検証していきましょう。
そこまで考えて、「何(What)」を売るのかを考えていくのです。
どんな商品名にするのか、価格帯はどうするのか、どんなキャッチコピーにするのか、どんなデザインパッケージにするのか、ということが自然と見えてくるでしょう。
そして実際に商品を作り、販売場所に出し、どんなお客様がその商品を購入してくれるのか、という結果を元に、さらに分析をして再構築し、また実行する、という地道な流れをひたすら繰り返すことが、成功への最短ルートです。
無料でホームページを開設できるプラットフォームの登場により、手元に資金が無くてもネットショップは解説でき、運用できると思ってしまいがちですが、実際は経費が必要になってきます。
商品を仕入れ代やサーバー、ドメイン代、梱包材量、広告費など、商品仕入れ時からお客様の手元に届くまで、さまざまな経費が発生します。
必要となる経費をしっかり正確に把握していなければ、思わぬ出費が重なり、結果的に赤字になってしまうという可能性も十分に考えられます。
ですので、ネットショップを開設して運用していくには、どのような経費がいくら必要になってくるのか、ということをあらかじめ計算しておくことが大切です。
決算手段を選定することは、きっとネットショップを開設する際に多くの方が悩むところではないでしょうか。
ネットショップに決済機能を導入すると、決算代行業者と契約しなければなりませんので、その手続きが面倒だと感じられる方も多いでしょう。
クレジットカード決済やコンビニ決済などは、決済代行手数料がかかってしまうので、利益が圧迫されます。
もし手数料が低いとしても、初期費用や売り上げに伴う利用料金を支払わなければいけないという場合もあります。
さまざまな決済方法がありますので、ネットショップ開設時に、各サービスの仕様をしっかり確認し、選定を行いましょう。
以上、ネット通販事業で成功している人が実践している、3つのステップについてお話させていただきました。
ネットショップを開設し、運営していこうと思えば、さまざなステップがありすべきことが多くありますが、まず初期段階ではこの3つのステップから始めてみてください。
ネット通販事業で成功している人は、必ずこのステップを怠っていませんよ。
正しい判断と選択をし、ネット通販事業を成功させてくださいね。