ネットショップの開業を検討されているみなさま。
ネットショップは今急成長を遂げているビジネスであり、今後もさらなる成長が見込まれている、今注目すべきビジネスです。
実店舗と比較してみると、簡単に始めることができますし、初期費用も非常に安く済むこと、さらに維持費も安いことから、今実店舗を構えるよりもネット上にショップを製作する方が多くなってきているのです。
そしてネットショップでは、24時間どこにいても商品販売を行うことができますし、日本だけでなく世界に向けて商品を販売することができますので、軌道に乗れば非常に効率よく利益を得ることができるビジネスであると言えるでしょう。
ですが、ネットショップビジネスはこのようなメリットばかりではありません。
今需要が高まっているからこそ、競合となるネットショップが多くなってしまうので、さまざまな施策を駆使しなければ、ネットショップビジネスが失敗してしまうということも、珍しくはないのです。
そこで今回は、ネットショップビジネスが絶対に失敗してしまう3つの原因についてお話しさせていただきたいと思います。
ネットショップを開業したいとお考えの方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
まず絶対にしてはいけないことが、マーケティング戦略のミスです。
ネットショップというものは、作成すれば自然と顧客が集まり、商品が自然に売れていくというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、それは大きな勘違いです。
ネットショップを作っただけではアクセス数はゼロであることは当たり前ですし、そのネットショップの宣伝をしなければ、今後も誰も訪れることはありません。
もしたとえ広告を利用して宣伝を行ったとしても、その大半は無駄になってしまうことも多いのです。
そして集客に重点を置いたマーケティング戦略を考案していかなければ、その戦略は何の意味も持たないものになってしまいます。
そうなってしまわないためにも、SEOやSEM、SNSといった今求められているマーケティング選らy九を知り、施策を行っていくことが重要です。
あなたのネットショップ作成担当の中には、EC経験者はいますか?
もちろん、個人独自で作成することもできますが、それでは不具合が起きてしまったり、利用しづらいネットショップサイトになってしまうことが多く、それではまったく意味がないですよね。
あなた自身も、あるサイトに会員登録をしようとしても、何度もパスワード画面で困難してしまった経験などがあるのではないでしょうか。
利用しづらいネットショップサイトでは、顧客にストレスを与えてしまうことになりますので、離脱率が高くなってしまうので、絶対に利用しやすくスムーズにサイト内を動けるようなネットショップを作成しなければなりません。
もちろん、ネットショップ作成代行業者もありますが、その業者に依頼すれば必ず成功するネットショップサイトになるとは限りません。
まずは、運営者自身も作成ノウハウを知っておくべきですし、ネットショップ作成担当の中に売り上げを意識したネットショップ設計を行うことができる人を入れておくと、より良いでしょう。
今はGoogle、Yahoo、Amazonといった超大手IT企業でも、個人情報が流出してしまう時代です。
特に最近では、日本最大手のフリマアプリである「メルカリ」の個人情報の流出が記憶に新しいのではないでしょうか。
ネットショップでは、顧客にとって非常に大切なクレジットカードを取り扱う場合がほとんどですので、もし情報流出のリスクがあるのであれば、絶対に失敗してしまいます。
顧客のクレジットカード情報がデータベースに保存されていることは無いかと思いますが、個人情報はクレジットカードだけではありませんよね。
個人の氏名やメールアドレス、住所、電話番号がそのネットショップ外に流出してしまうだけでも、かなり大きな問題になってしまうのです。
特に独自ネットショップや独自システムで運用している場合は、特にこのリスクの可能性が大きくなってしまいますので、ネットショップ運営者は常に危険と隣り合わせであることを忘れてはいけません。
以上、ネットショップビジネスが絶対に失敗してしまう3つの原因についてお話しさせていただきました。
ネットショップビジネスは、非常に簡単に始めることができるからこそ、簡単に考えてしまう方も多いかもしれませんが、このような理由があってしまっては絶対に失敗してしまいますし、元に戻せないほどの失敗をしてしまうことがあるのです。
失敗してからでは立て直しが難しい場合が多いので、ネットショップ開業前までにぜひこの原因を作らないよう、注意しながら運営をするようにしてくださいね。