今、多くの方がネットショップの運営にご興味があるかと思います。
すでに実店舗にて商品販売を行っている場合は、ネットショップを運営することでさらなる利益を得ることができますし、サラリーマンの副業や、主婦の仕事としても人気が高いものになっていることでしょう。
既に存在するプラットフォームを利用して、自身のネットショップを開設する場合には広告等に関する問題はありませんが、完全独自でネットショップを作成する場合や、大きな規模のネットショップを開設したいと考える場合には、「広告」についての問題が生じることでしょう。
広告運用とは、専門の知識が必要になりますし、技術やコツも必要になってきます。
自社で広告運用ができる技術者がいれば良いのですが、必ずしもそういうわけではありません。
人手が足りない、時間を割けないとなると、広告の外注を検討するということもありますよね。
このような場合、広告外注をすることは何が良いのか、悪いのか、ということを事前にしっかりと理解しておく必要があるのです。
そこで今回は、ネットショップ運営のため、広告外注のメリットとデメリットについて、お話していきたいと思います。
今後自社ネットショップのため、広告外注を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
まずは広告外注に関するメリットをご説明していきたいと思います。
メリットとして挙げられることは、初期設定と運用の手間がかからないこと、広告自体の知識が得られるだけでなく、新しい知識も得ることができること、そしてたいていの場合は設定が仕組化されていますので、失敗するリスクが少ないこと、広告担当者が優秀であるならば大きな効果が期待できることが挙げられるでしょう。
この中でも特に大きなメリットとなるのが、初期設定や費用に掛かる手間が削減する、ということでしょう。
広告配信というものは、初期設定が正しく行われていなければ、効果が上がることはありません。
また最近ではネットショップの増加に伴い、広告代理店の数も多くなってきているので、競争がはげしくなってきているのです。
ですので、仕組み自体もより良いものが多くなってきているので、良い代理店を選び外注することで、初期設定の段階で失敗する可能性は低くなるでしょう。
そして、最初は効果があるか分からない、というようなところに人手はかけられない、と考える場合でも、最初の設計段階で外注する、ということもひとつの手段であるでしょう。
そしてさらに、自社の広告担当者が経験豊富で優秀である場合には、より良い戦略を提案してくれたり、こちらの疑問もスピーディーに解決してくれたりする場合があります。
デメリットとしては、平均20%ほどの手数料がかかってしまうこと、業界特有の知識がないので、広告文や出稿先のチェックが必要であること、情報の全てを得ることができないので、自社での広告ノウハウとしては蓄積することができないこと、広告代理店は多くの顧客を抱えている場合が多く、素早い対応は期待できないこと、そして少額であれば依頼を受けてもらえないことがあったり、手数料にほとんど取られてしまうことがあることが挙げられるでしょう。
この中でも特にデメリットとなるものが、やはり手数料だと考える方が多いでしょう。
特に新規でネットショップを開設する場合には、ただでさえ初期費用や準備費用がかかってしまうので、広告自体に費用をかけることができない、と考える場合がほとんどでしょう。
ですが、広告代理店に外注するとなると、そこに手数料が発生してしまいますので、負担になることも当然ですよね。
また、広告代理店というものは、広告の専門家でありますが、ネットショップ業界の専門家ではありません。
ですので、業界特有の知識が無い場合もありますので、この場合には手間がかからないはずの広告外注が、逆に手間になってしまう可能性も考えられるでしょう。
そして問題が生じた場合であっても、広告代理店の顧客はいくつか存在するため、自社を最優先にしてくれることは少なく、対応までに時間がかかってしまう場合もあることでしょう。
以上、ネットショップ運営のため、広告外注のメリットとデメリットについてお話しさせていただきました。
広告外注をすることで、自社ネットショップの運営をより効率化し、大きな効果を期待することができますが、もちろんその反面にはデメリットがあり、手数料がかかってしまうことや、逆に手間になってしまう可能性があることが挙げられます。
今、インターネット上には広告に関する多くの役立つ情報が掲載されていますし、広告に関する書籍も数多くありますので、お悩みになる場合にはまず自社で実施すると仮定し、知識を得ておくことも、良いかもしれませんね。