通販全盛期?国内のECサイトの店舗数から見た人気のサイトとは?
日本国内におけるネットショップの総稼働店舗数は270万店舗以上と言われています。
主な内訳としては、
・モール型:42.0%
・カート型:5.0%
・インスタントEC:51.7%
・パッケージ:1.1%
・スクラッチ:0.2%
となっています。
では、それぞれの人気サイトはどのようになっているのでしょうか?
そこで今回は、上記でご紹介したネットショップの中でも特に利用率の多いサイト上位3つをそれぞれご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
モール型と呼ばれるネットショップは圧倒的な集客率があり、利用されている方も多いです。
そんなモール型のネットショップの主な人気サイト上位3つは、
・ヤフーショッピング
・Amazon ジャパン
・楽天市場
の3つです。
この上位3サイトは多くの方が利用しており、知名度もあります。
しかし、手数料や競合なども多いため競争率は非常に高いといった背景もあります。
モール型には他にも「Wowma!」や「Qoo10」などもあります。
カート型のネットショップは、手軽にECサイトを開店することが出来、デザインや決済機能なども備わっており、非常に便利です。
そんなカート型ネットショップの上位3つは、
・Make shop
・カラーミーショップ
・CS-cart
となっています。
カート型のネットショップには他にも、「FC2ネットショップ」や「おちゃのこネット」・「ショップサーブ」などもありますが、上記の3つのサイトよりは少数派となっています。
インスタントECは、カート型ショップと似ていますが更に手軽にネットショップを開業することが出来るサービスとなっています。
インスタントECで人気のサイトは、
・STORES.jp
・BASE
の2種類です。
インスタントECは、カート型ネットショップとも近いため「Make shop」や「カラーミーショップ」が含まれるケースもありますが、主に「STORES.jp」と「BASE」だと思って頂ければ大丈夫だと思います。
ECパッケージは、EC事業者に合わせて様々なシステムを組み合わせていくパッケージが主になっています。
そのため、ハイエンドEC事業者向けに人気となっています。
そんなECパッケージの人気サイトは、
・EC-CUBE
・ecBeing
・カゴラボ
・SI Webショッピング
となっています。
ECパッケージの場合、「EC-CUBE」が利用率80%を越えており最も人気となっています。
スクラッチ型のネットショップとは、上記のモール型やカート型を使用せず全て一から作り上げている完全オリジナルのネットショップです。
スクラッチ型のネットショップは、今回ご紹介しているネットショップの中で一番少ないですが、大手企業などが多く店舗数的には5,000店舗~とされています。
このように、一口にネットショップと言っても様々なシステムやサービスがあり、取り扱う商品や商材、決済方法などによって全く毛色が異なります。
種類がたくさんあり過ぎると、逆にどのサービスやシステムを利用するか迷うかもしれませんが、初心者の方は一番簡単なネットショップサービスを利用することをおすすめします。
例えば、本当に初心者の方なら「モール型」が一番運営しやすいですし、少しでも知識があるのなら、「カート型」・「インスタントEC」と言ったサービスが含まれているネットショップサービスを利用しても良いと思います。
このように運営者のレベルや知識に合ったネットショップサービスもたくさんあるので、徐々にステップアップする方法でも良いと思います。
今回は、国内のECサイトの店舗数から見た人気サイトについてご紹介してきました。
再度、内容をまとめると
【モール型】
・ヤフーショッピング
・Amazon ジャパン
・楽天市場
【カート型】
・Make shop
・カラーミーショップ
・CS-cart
【インスタント型】
・STORES.jp
・BASE
【ECパッケージ】
・EC-CUBE
・ecBeing
・カゴラボ
・SI Webショッピング
などたくさんあります。
上記のサイトは利用者も多いため、トラブルや疑問があってもネットで検索すればほとんど解決することも出来るため、非常に使いやすいサービスだと思います。
ここで挙げているネットショップサービスは、これからECサイトを開設しようと思っている方も、調べていると聴くことが多いサイトでもあります。
サービスやデザイン・決済方法も充実しているので、何の知識が無くてもオリジナルのネットショップを開設することが出来ます。
このように簡単にネットショップを開設することが出来るため、参入障壁が非常に低く開業する方はどんどん増えています。
しかし、参入障壁が低くてもそこから利益を上げるのは、全然簡単ではないのでサイトを開設してから終わりではなく、サイトを開設してからが商売の始まりなのを忘れないようにしましょう。