通販事業を始める際に必ず必要になるのが、商品をPRしたり販売したりするためのサイトになります。
現在は、様々な通販事業に対応したCMSがあります。
そもそもCMSとは、「contents management system(コンテンツマネジメントシステム)」の略です。
様々なコンテンツ(商品)をマネジメント(管理・運営)するシステムが「CMS」です。
今回は、ECサイトを作る上でおすすめなCMSをいくつかご紹介したいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ECを構築する際には、正直様々な方法があります。
ですので、迷われる方も多いと思いますが、どのような規模のサイトを運用するつもりなのか、どのような商品を販売するのか、などのイメージやビジョンによって異なってきます。
例えば、個人で簡易的なECサイトを作るなら、楽天市場やAmazonなどの大型市場に出店するモール型などで十分だったりします。
または、ショッピングカートシステムを採用している「カラーミーショップ」や「BASE」なども非常に簡単にECサイトを作る事が出来るため、採用している方は多いと思います。
しかし、簡単に作れるということは他のサイトとデザインや構成などが被りやすいため、もどかしさはあると思います。
そこで、おすすめなのがある程度のカスタムが出来て、柔軟性の高いオープンソースのCMSです。
オープンソースCMSとは、かなり簡単に言うと、無償でサイトを動かすプログラムのソースコードを公開しているライセンスのことを指します。
ネットを少しでもかじっていれば、一度は聞いたことがある「wordpress」や「Drupal」・「Joomla」などがオープンソースCMSの有名どころだと思います。
そして、ECサイトにおすすめなオープンソースCMSは主に次の5つだと思います。
wordpress
EC-CUBE
Magento
SITEMANAGE Commerce
EC-Orange CMS
また、「wordpress」でECサイトを構築できるようにするオープンソースのネットショップ構築プラグインの「Welcart」も非常に人気です。
ただし、上記のオープンソースCMSは、カスタムがしやすく無償である一方でサポート体制が弱いので、プログラミング知識のある方などでないと少し難しいかもしれません。
しかし、アレンジの出来る幅はかなり広いです。
特にwordpressなどは、HTMLやCSSレベルの基礎的なプログラミング言語を知らなくても扱いやすいように作られています。
ECサイトを作る上で必要な知識などは、書籍もたくさん出版されていますし、ネットで調べれば有益な情報はゴロゴロあるので、自分自身で吟味してみるのも良いと思います。
また、Web制作会社に依頼するのも良いですが、費用がどうしても掛かってくるので、本格的なECサイトを作ろうと思っている方以外はおすすめではありません。
このようにパッと挙げるだけでも、ECサイトを作る方法は様々です。
ですので、冒頭でも書いている通り、どのようなビジョンやイメージのECサイトにするかが重要になってきます。
また、アレンジが出来てECサイトにもおすすめCMSですが、ドメインやサーバーなどはどうしても必要になるため、ある程度の固定費は必要になります。
しかし、利益さえ出てしまえば固定費を含めた初期費用はすぐに回収出来るレベルの費用しか掛からないため、実際に店舗を出すよりはコスパは良いです。
だからこそ、ECサイトが近年ますます活発になっている要因の一つでもあると思います。
ですので、ECサイトを作るだけではなく、その後の運用計画まで細かく構想を練っておいた方が良いと思います。
今回は、ECサイトを作る上でおすすめなCMSを中心にご紹介してきました。
もちろんCMSを利用しなくてもECサイトを作ることは可能です。
しかし、誰もが簡単にECサイトを作れるということは、その分競合も増えるということです。
そこで、差別化を図るためにもCMSを使って、よりオリジナル性を出した方が結果が残る可能性が高いです。
今回ご紹介しているECサイトを作成する上で、おすすめのCMSは
wordpress(Walcart)
EC-CUBE
Magento
SITEMANAGE Commerce
EC-Orange CMS
の5つです。
ただし、集客をどのようにするかや広告をどのように打つかなど様々なな課題はあるので、結果が出るまでどうしても時間は掛かると思います。
一口にECサイトを作ると言っても、単にサイトを作るだけではなくその後の運用をどのように行うかも重要になってくるので、決して簡単ではないと思っていた方が良いと思います。
それでも、実際に成功して利益を上げている個人や企業はたくさんあるので、そういった成功者のサイトを分析してみるのもおすすめなので、試してみてはいかがでしょうか。