今、ECサイトを構築し、ネットショップを開業して商品販売を行うことは、非常に人気の高い新たなビジネスであると言えるでしょう。
ECサイトというものは、個人事業や企業事業問わず、大中小さまざまな規模で開始することができますので、「ネットショップ作成し、運営したい」と考えられている方も多いのではないでしょうか。
ですが、いざネットショップを開業するとなると、ネットショップ運営初心者の方であれば特に、どのような構築方法を用いれば良いのか迷ってしまうことがあるでしょう。
個人で運営しようと思われる場合、そして企業全体としてECサイトに力を入れたいという場合とを比べてみると、もちろん構築方法は変わってくることはお分かりでしょうか。
構築方法が異なれば、それぞれに合うものが変わってきますので、しっかりと検討した上で、構築方法を決めていきたいですよね。
そこで今回は、個人・企業それぞれのECサイト構築方法についてお話ししていきたいと思います。
個人運営や企業運営として、現段階でECサイトの運営を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
まずはECサイトの構築方法についてお話ししていきたいと思います。
存在するECサイトシステムを利用してECサイトを構築していくのか、それとも何もないゼロの状態からECサイトを開発していくのか、ということをまず決めていかなければなりません。
これらを決める場合、「ASP」「オープンソース」「パッケージ」「フルスクラッチ」以上4つの方法の中から、運営方針に合う方法を選んでいきます。
もちろん、これら4つはすべてまったく異なるものであり、目的も変わってきますので、正しい選定を行う必要があるのです。
個人事業主として、ネットショップ運用したいと考える場合、企業運営と比べてみると、企業ほどの莫大な経費を得ていないことがほとんどかと思います。
ですがその反面、他部署との連携やミーティングなどの社内連携が必要ありませんので、独自で決断し決定や決済を素早く行うことができますよね。
このメリットを活かした構築方法として挙げられるものは、「ASP」「パッケージ」であると言えるでしょう。
ASPは、個人事業にとっては望ましいスピード感と低コストが叶えられますので、定期的な小規模サイトを運営するにはおすすめです。
また、同じような条件で拘りを持った自由度の高いサイトを構築する場合、カスタマイズしやすいパッケージが良いでしょう。
オープンソースのような方法を用いることも可能ではありますが、個人である場合、万が一のバグへの対応やサポートに関しても不安が残ることでしょう。
企業ではないからこそ、個人でのECサイトを構築していくにはこれらの構築方法を選定することをおすすめします。
企業の規模によって合う構築方法が異なってきますが、企業としてECサイトを構築していく場合、まずは自社企業の規模や、希望のECサイトの規模を考えてみましょう。
小規模な企業であっても、EC専門の部署がある場合や、十分な専門知識を持っている技術者がいるのであれば、「オープンソース」がおすすめです。
オープンソースであれば、かなりクオリティの高いECサイトをこうちくすることができます。
また、十分な資金を用意することができ、長期的にECサイトを運用することができるのであれば「フルスクラッチ」がおすすめです。
フルスクラッチを用いることで、ネットショップ自体の細部にまでも自身が満足するカスタマイズの設定をすることができますので、自社の個性を存分に発揮できるようなECサイトを構築することができるでしょう。
また、すべての企業におすすめできる方法が「パッケージ」です。
ある程度のフォーマットを基に、素早い反応を示すECサイトを完成させることができますし、より丁寧な見積を作成することで、今現段階のカスタマイズを細かく確認し、微調整を行うことができ、企業全体のスケジュールを考慮しながら構築することができます。
企業によって、合う構築方法と合わない構築方法があるので、しっかり考案しながら構築方法を選定してくださいね。
以上、個人・企業それぞれのおすすめのECサイト構築方法についてお話しさせていただきました。
ECサイトを構築するには、まずどの方法で構築すれば良いのかと、悩む方がほとんどかと思いますが、その際はぜひこのおすすめの方法で始めてみてください。
それぞれにメリットとデメリットが生じてきますので、どの方法が自社にとってメリットが大きいと感じるのか、ということも考案方法のひとつでしょう。
個人、企業それぞれのECサイト運用担当者のみなさま。
より適切な構築方法を選ぶことこそ、今後の運用に大きく関わってくることを忘れずに、構築方法を検討なさってくださいね。