Instagramストーリー広告って何?活用方法を解説!
数あるSNSの中でも、近年ユーザー数が増加しているのがInstagramです。Instagramは写真の投稿をメインとし、ビジュアルに特化したSNSで、個人ユーザーはもちろんですが企業のマーケティングにも活用されています。
そのInstagramにおいて、企業が特に注目しているのがInstagramのストーリーズ機能を利用したInstagramストーリー広告です。
一体このInstagramストーリー広告とはどんなものなのでしょうか?そこで今回の記事では、Instagraストーリー広告について説明したいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Instagramとは?
Instagramは、Facebook.Incが提供している無料の写真共有アプリケーションで、写真や動画の投稿をメインとするSNSです。
日本では略してインスタと呼ばれ、特に若い世代の女性に人気が高く、見栄えの良い写真に対するインスタ映えなる言葉も生み出されています。
このInstagramでは、写真の投稿、加工、投稿の閲覧、検索、フォローと言った基本的なことだけでなく、ストーリーズのような様々な機能を使用することができます。
また、このInstagramは個人ユーザーだけでなく、企業によるマーケティングにも数多く活用されています。
Instagramストーリーズとは?
Instagramストーリーズとは、通常のフィード(タイムライン)とは別に、写真や動画を組み合わせて3~15秒の動画を作成し、より日常的な写真や、動画、ライブ配信などを24時間限定で投稿することができる機能です。
通常のフィードでは時系列に投稿が流れますが、ストーリーズは画面上部の別枠に表示されます。
日常の何気ない瞬間を投稿することができるのが人気の理由ですが、手軽に投稿できることを重視する仕組みであるため、投稿した動画は24時間後に自動的に削除されます。
ただし、自身の端末に残すことは可能ですので、削除後に同じ動画を再度投稿することもできます。この機能は個人ユーザーでも手軽に利用することができますが、マーケティングに活用する企業も増加しています。
従来Instagramはフィードへの投稿が主流でしたが、最近はストーリーズの利用が増加しており、フィードを利用せずストーリーズだけを利用するユーザーも急増しています。
こういったことから、マーケティングにおいてもストーリーズを利用する企業が増えてきているのです。
Instagramストーリー広告とは?
Instagramストーリー広告とは、Instagramのストーリーズ機能を利用したマーケティング手法です。
Instagramのフィードの上部に表示され、写真や動画の投稿・共有、ライブ配信の共有などができる機能で、オーガニック投稿の間に表示されます。
これは、スマートフォンでのみ閲覧できる機能ですので、ターゲットはスマートフォンユーザーに限定されます。
Facebookと同様のターゲット設定、測定ツールを使用するため、Facebook広告のアカウントがあれば出稿することが可能です。
ストーリー広告の特徴は、個人ユーザーのオーガニック投稿の間に表示されるため、広告として認識されにくく、自然にアプローチすることが可能であるということです。
ユーザーはいかにも商品の宣伝と言った広告に不快感を覚えることが多いですが、このストーリー広告であれば、そういった不快感を与えることなくブランドイメージや訴求内容を伝えることができます。
また、流れが速い中でも見逃されにくく、縦長のフルスクリーンで投稿が表示されるため、見た人に強い印象を残すことができます。
さらに、スワイプすることで簡単に左右に飛ばせるため、興味のないユーザーの邪魔になることもなく、ユーザーにネガティブな印象を与えないことも特徴です。
ストーリー広告の注意点
ストーリー広告には様々なメリットがありますが、ただ漫然と配信を行っても意味がありませんので、ユーザーの関心を引くストーリー広告を作成することが重要となります。
そのため、ストーリー広告を配信する際には、以下の点に注意する必要があります。
ユーザーとの関連度
注目を集めるストーリー広告はユーザーとの関連度が高いということが分かっていますので、ユーザーの属性などを考慮して配信することが大切です。
短めの動画で冒頭にメッセージ
ストーリ広告が長すぎたり、重要なメッセージが出るまでの時間が長すぎたりすると、ユーザーが離脱してしまう可能性が高くなります。
そのため、ストーリー広告は短めの時間で、冒頭に重要な要素を含むことが必要となります。長めのストーリー広告であっても、1シーンごとの構成は短く、スピーディーな展開にすると、ユーザーを飽きさせることなく内容を伝えることが可能になります。
広告感を出さず、商品を表示
ストーリー広告は、宣伝のイメージが強すぎないことが大切です。
個人ユーザーのオーガニック投稿に馴染むように作成することで、ユーザーに自然に受け入れられることができます。
また、広告内に商品を表示するストーリー広告は少ないようですが、商品を実際に表示することは非常に有効です。
自然な構成で商品を表示することができればユーザーに不快感を与えることはないですので、商品を押し付けるようなことがないよう注意して表示するようにしましょう。
まとめ
SNSマーケティングを行っている企業は多く、Instagramを活用している企業も増加しています。
しかし、Instagramは日々進化しており、現在ユーザーは通常のフィードよりも、より日常的な瞬間を共有することができるストーリーズを好んで利用しているようです。
この流れに乗り遅れないよう、ストーリーズの特性を理解し活用していくことが重要となります。