この記事では、ネット通販を始めるなら最低限入れておきたい2つのおススメツールをご紹介しています。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ネット通販に限らず、ブログや広告運用を行う際にはアクセスやCVなどの解析は必要不可欠な作業となります。
そこで、おすすめしたいのが次の2つの解析ツールになります。
Googleアナリティクス
Googleサーチコンソール
もちろん、似たような解析ツールはたくさんありますが、有料だったり外国製だったりもするので、日本人にとって比較的分かりやすいのは上記の2種類ではないかと思います。
ここでは、「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」で最低限出来ることをご紹介したいと思います。
ネット通販に限らず、個人ブログを運営している方もGoogleアナリティクスを導入している方は多いと思います。
しかし、導入しているだけで意外と使いこなせていない方は多いと思います。
その理由の一つが、普段聞き慣れない単語や略語のアルファベットが並んでいて取っつきにくいと言った印象があると思います。
そこで、まず覚えて欲しいのが、Googleアナリティクスは解析ツールなので基本的には、
どこから来たのか
どのページを閲覧したのか
どのくらいの時間サイトに滞在したのか
を知る事が出来るということです。
そして、上記の3つを解析するために見るべき項目は決まっているので、他の項目はひとまず気にしなくて良いです。
その見るべき項目が、次の5つになります。
リアルタイム
ユーザー
集客
行動
コンバーション
リアルタイム
文字通り、「今」どのくらいのユーザーが自分のサイトを閲覧しているかを知る事が出来ます。
リアルタイムでは、主に「概要」を見て広告出稿・PR・メルマガ配信をした後にユーザーが行動を起こしているかを確認するのに重宝します。
ユーザー
自分のサイトにどのようなユーザーが訪問したかを知る事が出来る項目です。
例えば、スマホからアクセスしてきたのか・検索エンジンから調べてきたのかなどの他にも、ユーザーの性別や年齢の割合なども知る事が出来るため、今後のアプローチに役立つ項目となります。
集客
「集客」は大まかではありますが、サイトへのアクセス流入経路を把握することが出来ます。
ネット通販において集客の多くは、「検索・広告・SNS」の3つだと思います。
ですので、この「集客」の部分でどこからユーザーが訪れているかが分かるので、集客対策を打ちやすくなります。
行動
「行動」では、ユーザーがどのページを訪れたかなどの、ページごとのアクセス情報を知る事が出来ます。
「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」の順で見ると、アクセスの多いページ順に表示されるため、今後のコンテンツをどのように運用していけば良いかが分かると思います。
コンバーション
「コンバーション」は、サイト内の目標をアナリティクスで設定し、完了ページまでの到達経路を解析することが出来ます。
ネット通販の場合、ユーザーに購入してもらう・成約をするなどが完了地点になると思います。
その完了地点のページにたどり着くまで、ユーザーがどのような行動をしたかを知る事が出来るのが「コンバーション」になります。
上記では、「Googleアナリティクス」についてご紹介してきましたが、ここではもう一つの便利な解析ツールである「Googleサーチコンソール(通称サチコ)」についてご紹介したいと思います。
Googleサーチコンソールでは、以下の項目を知る事が出来ます。
どういったキーワードで検索されているか
自分のサイトのページの検索結果の順位が分かる
検索結果に表示された際にどのくらいクリックされたかが分かる
インデックスを早めることが出来る
サイトマップを登録することが出来る
GoogleサーチコンソールもGoogleアナリティクスと同じ解析ツールなので、初心者の方だと違いがイマイチ分かりにくいかもしれません。
しかし、次の様に考える分かりやすいと思います。
Googleアナリティクス:自分のサイトを訪れた際のアクセス解析が出来る
Googleサーチコンソール:自分のサイトを訪れる前のネット上での自分のサイトの解析が出来る
今回は、ネット通販を始めるなら最低限入れておきたい2つのおすすめツールとして「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」をご紹介してきました。
どちらもGoogleアカウントさえ持っていれば無料で利用することが出来るため、導入しない手はないと思います。
もちろん「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」と同じ機能を持っている解析ツールはたくさんありますが、無料でここまで有能なのは「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」だと思います。
実際に様々な企業で導入されているツールなので、信頼も出来ます。
ネット通販においてアクセス解析は非常に重要になってくるので、ぜひ導入することをおすすめします。