単品リピート通販のネットショップに必要なサイト設計

今個人でネットショップを開業し、運営する方が多くなってきましたね。

副業としてぴったりのネットショップ運営は、サラリーマンの週末ビジネスとしてはもちろん、主婦の方や子育てをしている方の合間時間でも運営することができますので、非常に魅力的なビジネスであると言えるでしょう。

そんなネットショップですが、数ある出店方法の中でも自分だけの個人のネットショップを作成し運営したい、と思われる方、そして大手企業が運営するショッピングモール型ネットショップに出店しようと思われる方など、さまざまな方がいらっしゃいますよね。

特に個人で運営を希望される方の場合であれば、とことんこだわって自分が納得できるようなネットショップに仕上げたい、と思われることでしょう。

そんな方のために今回は、ネットショップに必要なサイト設計について、詳しくご説明していきたいと思います。

「もし自分が購入者だったら」ということを考えながら、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

ページ構成・設計図

まずは、ネットショップのページ構成と設計図について考えていきましょう。

この時には運用開始時に決めたネットショップのコンセプトに沿って考案していく必要があります。

ユーザーにとって共感が得やすく、そして安心感を感じるようなページ構成と文章が必要です。

まずはショップの看板となる、「ショップ名」そして「サブタイトル」、ネットショップの住所となる「ドメイン名」を決めていきましょう。

ショップタイトルに関しては、ロゴを作成したときのイメージや、コンセプトにマッチしているか、可読性、イメージしやすいさ、覚えやすさなども考慮して検討します。

そして、サブタイトルに関しては、そのネットショップの概要を表す一文であることが望ましく、作成したロゴとセットで表示されることが多いので、バランスを考慮しましょう。

ドメイン名に関しては、「〇〇〇.jp」「〇〇〇.com」と言ったURLであり、ユーザーに安心感を与えるためにも、簡潔で理解しやすい表記にしておくことをおすすめします。

そこまで決めることができれば、次は主要ページを検討していきましょう。

まずは、TOPページに、ブランドイメージや最新情報、セール情報やおすすめ商品など、主要な商品カテゴリーを設け、ユーザーが興味を示すような入口を分かりやすくまとめていきます。

そして商品カテゴリーごとに商品一覧ページを作り、その中に商品ごとの購入ページとなる商品ページを作成しましょう。

ユーザーが購入を迷ってしまわないように、買い物方法のガイドページを作成し、注文や支払、ラッピングや配送についても明記しておきましょう。

さらに、トラブルを防止するために、ショップ情報の公開が義務付けられていますので、特定商取引法に基づく表示は決して忘れてはいけません。

ネットショップでは個人のプライバシー情報を管理しなければなりませんので、収集した個人情報の取り扱いやセキュリティに関する、プライバシーポリシーも作成しましょう。

ここまでは、必ず設計図段階で必ず設けるべきページですが、その他にも自社ネットショップの特徴や、季節限定の商品ページ、商品コーディネイトの紹介、ギフト専用ページなど、その商品に関連する商品ページを掲載することも有効的ですね。

さらにネットショップ運営者のブログを設置することも、ユーザーとの交流の場になりますので、おすすめです。

サイトマップ

サイトマップというものは、ネットショップの設計図や目次にあたるページのことを言います。

上記によってページ構成を行った後、そこからすべてのページを分類していきましょう。

この分類では、「大ページ」「中ページ」「小ページ」と階層化し、整理していくことがポイントです。

まずはTOPページとして、「商品一覧」の中に商品個別を作成し、「ショップ情報」の中にショップ情報、支払・配送、特商法を作成し、最後にブログやFAQを作成すると考えてください。

このサイトマップでは、ネットショップに必要となる集客に関しても重要な役割を果たし、Googleなどの検索エンジンにネットショップの全体像を知らせることで、検索結果に反映しやすい効果が期待できますので、必ず設置すべきであると言えるでしょう。

ここまで作成した後は、ようやくネットショップの組み立てに入りますので、まずはこの段階を重要視してくださいね。

まとめ

以上、ネットショップに必要なサイト設計についてお話しさせていただきました。

サイト設計は、ネットショップ作成時に非常に重要となるものであり、丁寧に書き出さなくても良いものの、細かく設定することができるように設計していくことがポイントです。

まずはこのサイト設計方法の行程をしっかり理解し、順序良くサイトを構築させて、理想的なネットショップを完成させてくださいね。