この記事では、通販事業で成功するための3つのポイントを老舗健康通販会社を例にしてご紹介したいと思います。
その通販会社とは、健康食品通販会社として昔からある「やずや」です。
現在は、先代社長の息子様が2代目社長として経営されていますが、ネット通販が主流になる前から「やずや」は知名度もあり、人気のある健康通販会社です。
昔から現代まで続いているということは、通販事業として必ず成功するためのノウハウを持っています。
そこで、今回は老舗健康通販会社の「やずや」から、通販事業で成功するためのポイントを掘り下げていってみたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
早速、「やずや」が通販事業において成功するために心掛けている3つのポイントをご紹介していきたいと思います。
そのポイントとは
1.価値あるものを創造し、社会に対して貢献・奉仕する
2.継続注文してもらえるような独創的商品の開発
3.ユーザーと意思疎通が出来る通心販売の挑戦
の3つです。
現在やずやは、「健康サプリ・美容ダイエット商品」を中心に事業を展開しています。
例えば、やずやの創業時から販売されている「熟成やずやの香醋」は、長年に渡りロングセラー商品です。
なぜ長年ヒットしているのかというと、「熟成やずやの香醋」がお客様にとって価値あるものであり、「熟成やずやの香醋」を飲むことでお客様の健康や支えになっているからです。
このように、お客様が「価値のある物」という認識をして頂けるような商品の開発を続けることが、結果的にやずやが長年成功し続けている通販企業になっているのだと思います。
やずやは、通販企業の中でも「単品リピート通販成功の先駆者」と言っても良いくらい、それぞれの商品へのリピーターが数多くいらっしゃいます。
では、なぜやずやが「単品リピート通販事業」で成功を収めることが出来たのかと言うと、
1.良い結果・悪い結果それぞれから、原因を追求
2.原因を元にいくつもの仮説を立てる
3.仮説を元にトライアンドエラーをくり返して最適化していく
と言った、通販事業においては必要不可欠な工程を何度も泥臭く行ったからです。
成功している企業も、成功するまでは様々な失敗をくり返してきています。
ですから、失敗を怖がるようなマイナスな考え方ではなく、失敗をしたから次は失敗を元に成功するための方法を考えると言った糧にしていくことが、通販事業において成功する大切なポイントの一つだと思います。
やずやが通販事業として成功してきて、最も大切にしてきたのがこの「顧客と心が通い合う通心販売」です。
普通は「通信販売」と書くところを、やずやは「通心販売」と敢えて文字を変えています。
というのも、通信販売は一般的にモノを売ることだと思われていますが、あくまでも初回の申し込みはキッカケに過ぎず、その後の半永久的なお客様との関係を繋げていくことが、やずやにとっての通信販売の本質となっているからです。
ですので、お客様のことを想うことで「心」を通わせるため、やずやでは「通心販売」の理念を掲げているんです。
以上の3つの成功する秘訣をご紹介してきましたが、3つとも共通しているのが「ユーザーファースト」です。
通販事業において、ユーザーファーストは当たり前のことですが、目先の利益や会社側の都合だけを見ていては通販事業は成功しないと思います。
それこそ、お客様に購入して頂いてリピーターになって継続して頂いて初めて通販事業が成功したと言えます。
ですから、今回のやずやの成功するポイントでは、企業側の利益のことや売上のことなどは一切含まれていません。
なぜなら、ユーザーファーストを掲げることによって、結果的に利益は後から付いてくるとやずやは分かっているからです。
ユーザーファーストで事業を展開すれば、小さな失敗はたくさんあるかもしれないですが、結果的に通販事業においても成功する可能性は高くなると思います。
今回は、老舗健康通販会社「やずや」が心掛けている3つのポイントを元に、通販事業で成功するための方法を紹介してきました。
今回の内容を簡単にまとめると、
・ユーザーにとっていかに価値のあるものを提供することが出来るか
・その価値ある商品を継続してもらうための、トライアンドエラーを繰り返す
・とにかく、利益<ユーザーの声を最優先に考えている
以上が、やずやが通販事業において成功している秘訣だと思います。
現代は、ネットの発達により通販事業も乱立しているくらい多くの企業や個人が参入していますが、クリエイティブの自動生成ツールなどを利用している企業も多いです。
しかし、通販事業の本質は「人」の心に響くものでなければ意味がないと思います。
ですので、通販事業を始める際には、必ず「人を動かすことが出来るのは人だけなんだ」という理念を忘れないようにしましょう。