単品リピート通販のネットショップ運営に重要なアクセス解析の基礎とは

今、ネットショップを運営することは非常に注目度の高いビジネスであると言えるでしょう。

インターネット環境が整ったこと、モバイル端末が普及していること、そしてネットショップに利便性を感じる消費者が急増していることから、ネットショップの需要が増えつつあるのです。

ですがネットショップを作ったからと言って、いきなりユーザーが訪れることはありませんし、商品が売れることもありません。

なぜならばネットショップというものは、言わば砂漠の中に実店舗を立ち上げることと同じことですので、ネットショップを作れば自動的にビジネスとして成り立つわけではありません。

ネットショップを開業した後は、まずはお客様に訪れてもらえるような施策を図り、商品を掲載し、そして商品を購入したくなるようなネットショップにするために、日々研究し続けなければならないのです。

そこで今回は、ネットショップ運営に重要なアクセス解析の基礎とは何か、ということを詳しくお話ししていきたいと思います。

今後ネットショップを運営しようと思われている方、今ネットショップの開業準備をしている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Googleアナリティクスを利用して、アクセス解析を行う

訪問者数は増えているのに売上が上がらない

まずは、よくある悩みとして「訪問者数は増えているのに、売上が上がらない」という事例を見てみましょう。

このような場合には「Googleアナリティクス」を見ることが有効的です。

Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているアクセス解析を目的とした無料ツールです。

訪問者を分析し、どこから訪れているのか、そしてどのページを見ていたのかということが詳しく分かり、それをもとにサイトの改善点を見つけることができる、分析ツールなのです。

Googleアナリティクスでは、ユーザーがどこから入ってきたのかによって、流入経路が振り分けられますので、どこからの流入が多いのか、そしてどこからの流入が少ないのか、ということを分析することができます。

ですので、その分析結果をもとに注力しなければならない、流入口を見つけることができるのです。

サイトの問題点はどこなのか

ネットショップへの流入が分かったところで、売上に繋がっていないとなると、どこから訪れているのか、ということはそんなに問題ではないことが分かります。

そうなるとネットショップ内に問題があることが考えられるでしょう。

その問題を見つけるためにも、Googleアナリティクスないの「行動」の「サイトコンテンツ」から「すべてのページ」を見てみましょう。

そうすると、トップページでの離脱率、商品ページでの離脱率、そして閲覧時間等をすべて把握することができるのです。

ネットショップ内でユーザーがどのような動きをしているのか、ということを見ることができるので、たとえば商品ページの閲覧時間が短くて離脱率が高い場合には、あまり内容を見てもらえていないということになります。

ですので、写真を増やしたり情報を増やすなどの工夫をすることで、売上が向上する可能性があります。

ここで何を増やすべきなのか、何を無くし、どのように改善していけば良いのか、ということを判断し、問題点を見つけていきましょう。

CTRが高ければ良いというわけではない

CTRとは、クリック数のことを言い、バナー広告が表示されたうち、どれだけクリックされたかということの割合が表示され、これもアフィリエイトの管理画面で確認することができます。

もちろん、CTRが高ければ、ユーザーの興味を惹いた広告を掲載していると判断できますが、だからと言ってCTRが高ければ良いというわけではありません。

売上に繋げるためには、もちろんクリックをされることが重要ですが、商品を購入してもらわなければなりませんので、購入繋がった指標となる「CVR」を観なければならないのです。

CVRとは、コンバ―ション率のことであり、ネットショップに訪れた人の中で購入に至ったり、資料請求などを行ったりという成果を上げてくれた人の割合を言います。

このCVRも重要な指標として捉えなければなりませんので、来てくれたお客様が安心してスムーズに商品を購入することができるよう、商品の詳細ページを工夫していきましょう。

まとめ

以上、ネットショップ運営に重要な、アク席解析の基礎についてお話しさせていただきました。

今回ご紹介させていただいた、Googleアナリティクスは、今大手企業も導入している人気のアクセス解析ツールです。

非常に優秀なツールであるにも関わらず、無料で利用することができますので、まだ導入されていない方は、ぜひこの機会に導入してみてください。

今よりもっと細かなデータを得ることができますので、より良い運営方法がきっと見つかりますよ。