今企業単位ではもちろん、個人事業としても、ネットショップビジネスは非常に注目を集めているビジネスモデルでしょう。
ネットショップを運営することで、ビジネスが軌道に乗りさえすれば、効率良くビジネスを行うことができますし、ネットショップの利用者も年々増加傾向にあるため、ネットショップの数も非常に多くなっているのです。
だからこそ、競合となるネットショップが多くなってしまいますので、自社ネットショップが選ばれるような工夫を欠かすことができません。
広告配信を行ったり、さまざまな集客戦略を立てている方がほとんどだと思いますが、あなたのネットショップでは「メディア」を所有しているでしょうか。
ネットショップの数が増え、今ではネットショップは売れにくいとも言われる時代になっているからこそ、メディアを所有し「オウンドメディア」や「コンテンツマーケティング」を行うことこそ、ネットショップにとって非常にメリットが大きいと考えられているのです。
そこで今回は、ネットショップ運営者はメディアを所有すべき3つの理由について、詳しくお話ししていきたいと思います。
今後ネットショップの運営されている方、今ネットショップを運営している方はぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ネットショップの運営を行う多くの方は、「集客」についての悩みを持たれていることでしょう。
集客とは、アクセス数の獲得ですので、まずはアクセス数を獲得することに注力する方が多いのではないでしょうか。
ネットショップの売り上げの公式とは「アクセス数×転換率×客単価」によって算出されますので、ネットショップの売り上げを上げるには、アクセス数を増やし転換率を高め、さらに客単価も高めていかなければならないのです。
ネットショップ売上向上のために、それぞれに取り組んでいかなければならないのですが、転換率は平均値が定められており、客単価についても、それぞれのネットショップによって異なってきます。
つまり、「アクセス数」だけが上限なく伸ばし続けることができるものなのです。
特に大手ECショッピングモールであれば、価格競争に巻き込まれやすくなりますが、商品の露出の仕方を工夫することで、この価格競争から脱出できる可能性があるのです。
つまり、ネットショップがメディアを所有し運用し、ネットショップのファンを増やすことで、認知が多くなり「信頼感」が生まれるので、ネットショップ自体のブランディングを強化することに繋がり、アクセス数の増加を期待することができるでしょう。
ネットショップビジネスにおいて、広告の配信は必要不可欠にも思えますが、メディアを運用することで、広告に頼らなくても永続的にアクセス数を獲得することができるのです。
今までネットショップの商品をアピールする方法としては「CPC広告」などのリスティング広告を利用することが主流でしたし、もちろん今でもリスティング広告は非常に有効なのですが、どうしてもクリック単価が高いということがあるでしょう。
設定するキーワードによって異なるものの、1クリック当たり100円以上になることは当然ですし、300円以上にもなってしまう場合があるのです。
そして商品の購入の有無に関わらず、クリックするだけで広告料が発生します。
その他にも十分な利益ないまま、その広告コストに加え、ショッピングモール出店している場合は販売手数料や決済手数料、固定費、人件費が必要になってしまいますので、時に広告を出せば赤字が膨れるということも有り得るのです。
ですので最近では大手企業であっても、リスティング広告よりもオウンドメディアの構築を強化することが多くなってきたのです。
オウンドメディアであれば、SEO対策や検索対策に効果を発揮しますし、基本的に記事作成以外にコストがかかることはありません。
一度掲載したコンテンツは、上位ランクから落ちにくくなることもありますので、永続的にアクセス数を獲得することができるでしょう。
上記二つの理由の通り、ブランディングが強化され、アクセス数が集まリ続ける環境を作ることができれば、ネットショップからの情報発信によって購買行動を起こすユーザーが多くなってくるのです。
ネットショップのFacebookやInstagram、TwitterなどのSNSをフォローしているユーザーであれば、ネットショップが発信する情報に対してアクションを起こしやすいですし、さらに自社の情報をシェアし、広げてもらえる可能性があるのです。
そうなると、そのユーザーをフォローしている別のユーザーにまで認知が広がり、新規顧客獲得に繋がるのです。
以上、ネットショップ運営者はメディアを所有すべき3つの理由についてお話しさせていただきました。
ネットショップの売り上げの大部分はリピーターによって作られるものであると考えられていますので、ブランディングを強化し、ネットショップのファンを育成する意味でも、ネットショップはメディアを運用すべきだと言えるでしょう。
まだメディアを所有していないという方は、ぜひこの機会に始めてみてくださいね。