通販サイトでは、訪れたユーザーに商品を購入してもらわないと利益を得ることは出来ません。
そこで重要になってくるのが、ユーザーの購買意欲を駆り立てる商品紹介を行うことです。
しかし、ただつらつらと長文を書いていては、ユーザーの購買意欲を駆り立てることは出来ません。
ですので、商品紹介の文章の中でいくつかのテクニックやポイントを押さえて商品紹介をすることが大切です。
そこで今回は、ユーザーの購買意欲を駆り立てる商品紹介が出来る文章の書き方のポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
「ブレット」というのは、直訳すると「弾跡」という意味ですが、要は読む人の心理心情に刻み付けるようなワードを盛り込むということです。
分かりやすくいうと、商品紹介において商品の効果やおすすめポイントを箇条書きで始めに紹介しておくということです。
例えば、英語教材の販売を行いたい場合だと、
タイトル:この教材を購入すると、次のような効果を得ることが出来ます。
・実践ですぐに使える英語力を身に付けることが出来ます。
・日本語では使用しない表情筋を使うので小顔効果があります。
・英語に対する苦手意識が無くなります。
・実例を元に構成している教材なので、覚えやすい内容になっています。
というように、箇条書きでおすすめポイントを紹介することで、ユーザー自身が「気になる」や「興味がある」と感じるモノがあると思います。
ここでは、4種類しか挙げていませんが出来れば10種類ほどポイントを挙げておくと、より該当するユーザーが増えるのでおすすめです。
ただし、逆に20~30個とポイントを多く挙げてしまうとインパクトが無くなり逆に分かりにくくなるので、注意してください。
そして、ブレットで挙げたいくつかのポイントの更に詳細の説明を見出しなどを活用して、文中にいかにユーザーの気になるポイントを紹介することができるかが重要になります。
2つ目のポイントは、具体的な数字などを織り交ぜてユーザーに対して
・いかにイメージしやすくさせるか
・なぜ安いかの理由を加える
を念頭に置いて文章を構成してみることです。
例えば、商店街の安売りを行っていて「安いですよ~」と言っているだけでは、お客様は振りむきもしないと思います。
しかし、「本日は通常100円の商品が50%引きの50円で販売しており、大変お得となっています」と言えば、ユーザーは半額で商品を買う事が出来るのはお得だと思うと思います。
ユーザーにいくら安さをアピールしても、読んだ人がその安さをパッとイメージすることが出来なければ「お買い得」という気持ちにはなることはありません。
人はイメージ出来ないものに対しては興味を持つことはないので、数字を活用して具体的にユーザーにお得感をイメージしてもらうことが出来るかがポイントになります。
通販サイトでは、対面の接客と異なりユーザーと直接顔を合わせることはありません。
ですので、特にユーザーは商品の購入を検討している際に、様々な不安を抱えています。
そこでポイントとなるのが、Q&A方式を利用したユーザーの不安を拭いとる方法になります。
実際に、多くのサイトでユーザーが疑問に思っていたり、悩んでいそうな内容を予めQ&A方式で回答しているサイトもたくさんあります。
この方法を使う場合、事前にユーザーが疑問や不安に思っていることをリサーチしておく必要があるため、少し手間が掛かります。
しかし、商品を購入する際の最大の難関であるユーザーの悩みや不安を取り除くことが出来て結果的に商品が売れることに繋がるので、手を抜かずにしっかりとユーザーの悩みや不安を取り除くようなQ&Aを作ることをおすすめします。
特に、ネガティブな質問に対して、ユーザーを納得させるような丁寧かつ誠実な回答を記載することが出来れば、ユーザーの不安を取り除くことが出来ると思います。
今回は、購買意欲を駆り立てる商品紹介の文章の書き方として、簡単な3つのポイントをご紹介してきました。
そのポイントというのが、
1.文頭にブレットを入れて、読む人の心理心情に刻み付けるようなワードを盛り込む
2.より具体的な数字を織り込み、ユーザーにイメージをしてもらいやすくする
3.Q&A方式で、ユーザーの不安や悩みを取り除いてあげる
の3つです。
もっと細かく言えばたくさんポイントはありますが、ひとまず初心者の方は上記の3つのポイントを押さえて商品紹介の文章を作成するだけでも、効果は発揮されると思います。
先にも紹介している通り、通販サイトは対面での実店舗と異なりユーザーの表情などを伺うことが出来ません。
逆にユーザーも商品を実際に手に取ることが出来ないため、どうしても購入するまでの不安のハードルが高くなりがちになります。
そのユーザーの不安や悩みに対するハードルを、いかに壊すことが出来るかが重要になってくると思います。
今回ご紹介している3つのポイントは商品紹介のようなセールスレター以外の場面でも応用することは出来るので、ぜひ文章を作成しながらテクニックを身に付けてみてください。