サブスクリプションビジネス、心理学を活かしたバナー広告出稿デザインのコツ

今、多くの方から注目を集めているビジネスモデルといえば、「サブスクリプションビジネス」ですよね。

多くの業界がサブスクリプションの導入を始めているからこそ、サブスクリプションの需要は今後も益々多くなってくることが予想されるでしょう。

サブスクリプションビジネスにおいて、まず認知度を上げるために商品やサービスのアピールをすることが大切ですので、多くのサブスクリプション企業の方はさまざまな方法を駆使して商品やサービスの露出機会を増やしていることでしょう。

商品やサービスの宣伝をする際、特に効果的な方法として挙げられるものが、「バナー広告」ですよね。

今多くの企業がバナー広告を出稿していますが、実際にそのバナー広告に興味を持ちクリックされるかされないかは、そのバナー広告のデザインによって左右されます。

自社がターゲットとするユーザーにとって魅力的なバナー広告を作成しなければ、広告に良い効果を期待できずに高い反応率を見込むことができないのです。

そこで今回は、サブスクリプションビジネスにおける、心理学を活かしたバナー出稿デザインのコツをお教えしたいと思います。

バナー出稿のデザインについてお悩みの方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

明朝体かゴシック体

明朝体の文字とは、横線に対して縦線が太く、横線の右端に三角の山があることが特徴的です。

一方ゴシック体の文字は、横線と縦線が同じ大きさであり、横線の右端に三角の山がないことが特徴的です。

文字の種類は大きくこの二つの種類に分けられ、自社が取り扱う商材のジャンルに適した書体を選ぶ必要があるでしょう。

イメージとしては、明朝体は見る人に落ち着いた印象を与え、大人っぽい書体であり、ゴシック体は見る人に元気で親近感を与えます。

文字というものは、ジャンルによって「得意」「不得意」に分かれますので、自社のバナー広告がどのジャンルに分けられるのか、ということをしっかり考え、適切な書体を選びましょう。

色彩の心理学

人にとって、色彩は共通の印象があると言われています。

たとえば「赤=危険」「青=冷静」「緑=安心」といったように、人に与える印象がそれぞれ異なります。

これを「色彩の心理学」と言い、この心理学もデザインに活かすことができるのです。

自社がユーザーに伝えたいイメージに合った色をしようすることで、訴求性が高まり、より高い効果に期待することができるのです。

主要イメージとしては

「赤=情熱的、衝撃的、生命」
「橙=家庭、仕事、自由」
「黄=幸福、好奇心、向上心」
「緑=安心、平和、自然」
「青=冷静、安全、誠実」
「紫=精神、気品、厳粛」
「白=純粋、神聖、清潔」
「黒=高級、暗闇、恐怖」
「銀=上品、洗練、金属」
「金=高級、豪華、成功」

ジャンプ率

ジャンプ率を意識して、伝えたい文章に優先順位を付けましょう。

たとえば「1日5分であなたも買われる英会話」の文章を例に挙げ、訴求するべきポイントはどこにあるのか考えてみましょう。

「1日5分」「変われる」「あなたも」「英会話」という優先順位を付けます。

これらの文字を同じサイズにするのではなく、ジャンプ率を意識し、優先順位に応じて大きさの比率を意識したデザインにすれば、ユーザーに伝わりやすい文章デザインになるでしょう。

ユーザーは1秒未満しかバナー広告を見ないと言われていますので、その一瞬の間で何を伝えたいのか、ということをしっかり考えることが大切です。

コントラストの強弱

ほとんどのバナー広告には、テキストと合わせて写真やイラストも一緒に掲載するかと思いますが、この際テキストと写真は被ってはいけません。

当然のことながら、白い文字に白い写真を使用すると、文字が読みにくいですよね。

特に同色系を選定してしまうと、コントラストの強弱が生まれず、ユーザーが見た瞬間非常に分かりにくいバナー広告になってしまうのです。

ですので、写真やイラストに対してコントラストを重視したテキストカラーに設定してください。

0.2秒の世界

上記に沿ったバナー広告が完成すれば、それを見直しパッと見たときに文字が分かりやすいかどうか、確認してみてください。

人の第一印象は「0.2秒」で決まると言われているのと同じように、バナー広告も0.2秒で判断されることがほとんどです。

この0.2秒で印象に残すことができなければ、ユーザーに広告をクリックしてもらえることはありません。

何度も確認を行い、印象に残るようなバナー広告を作成してください。

まとめ

以上、サブスクリプションビジネスにおける、心理学を活かしたバナー出稿デザインのコツについてお話しさせていただきました。

バナー広告を作成する際、多くの方がテキストに重視しがちですが、そのテキストと同じくらいデザインも重要なのです。

どれだけ良いバナー広告を作成しても、それをより効果的に伝えるような文字デザインを考えなければ、効果に期待することができないのです。

競合他社のバナー広告と差をつけるためにも、文字のデザインにしっかりこだわった広告を作成してくださいね。