通販やネットショップでは、様々な決済方法が利用できるサイトがたくさんあります。
中でもほとんどのサイトが採用しているのがクレジット決済だと思います。
もちろん、クレジット決済は簡単でお手軽なので、多くのお客様がクレジット決済で商品を購入しています。
しかし、一方でクレジット決済だけを用意しておけば良いと思っていると、もしかしたらクレジット決済以外のお支払い方法で支払いたいお客様を逃してしまっている可能性があります。
そこで今回は、クレジット決済以外に設置しておいた方が良い各種決済とその理由についてご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
総務省が公表しているデータによると、ネットショップで商品を購入する際の決済方法の中で利用者の多くが利用しているのは、
・1位:クレジットカード決済(69.2%)
・2位:代金引き換え(39%)
・3位:コンビニ決済(36.1%)
・4位:窓口・ATM支払い(26.5%)
となっています。
もちろん他にも、携帯キャリア決済・電子マネー決済・キャッシュレス決済もあります。
このようにクレジット決済以外にも決済方法はたくさん種類があるので、せめて上記でご紹介している4つの決済方法は用意しておくことをお勧めします。
その理由としては、決済方法が複数あることでお客様の利便性が向上するからです。
自分がよく利用する決済方法が無ければ、お客様は「他のサイトで購入しようかな…。」と思ったり、購入そのものを諦めるケースも少なくありません。
すると、本来獲得できたはずのお客様を逃してしまうので、売上が上がらない原因になってしまいます。
そんな勿体ないことにしないためにも、複数の決済方法を用意しておくことをおすすめします。
しかし、複数の決済方法を準備するのは、サイトを運営する側も準備と負担が大きくなってしまいます。
また、たくさんある決済方法でどれを導入した方が良いと迷ってしまうこともあると思います。
そんな時は、扱う商品のターゲット層に合わせた決済方法を厳選していくつか設置することをおすすめします。
10代~20代前半の若い年代をターゲットとしているネットショップだと、もちろんクレジット決済も導入しておいて良いと思います。
しかし、クレジット決済は18歳未満は利用することが出来ません。
そこでおすすめしたいのが、クレジットカードを使わずに代金を支払うことが出来る決済方法です。
いくつか例を挙げると
・携帯料金に上乗せが出来るキャリア決済
・コンビニで支払いが出来るコンビニ払い
・銀行から代金を支払う銀行決済
などがおすすめです。
対象年齢が幅広いネットショップなら、クレジット決済以外にも様々な決済を準備しておいた方が良いと思います。
もちろん、若年層向けで紹介した「キャリア決済・コンビニ決済・銀行決済」なども用意しておくべきです。
他にも、一般層の多くの方が利用しているAmazonや楽天と言ったサービスを利用している方も多いので、Amazonペイ・楽天ペイなどの決済方法も用意しておいた方が、軽減税率も適応されることがあるので親切だと思います。
年配のお客様をターゲットとしているネットショップなら、他のターゲット層同様にカード決済も準備しておいて良いです。
しかし、年配の方の多くは、クレジット決済をする際の登録方法などに戸惑う方も少なくありません。
ですので、現金払いが出来る決済方法をいくつか用意しておくと親切だと思います。
例えば、「コンビニ決済・銀行決済・代金引換・後払い決済」と言った現金で支払うことが出来る決済方法を充実させておき、予備としてクレジット決済を設置しておく方法がお勧めだと思います。
このように、年齢層に合わせた決済方法を用意してあげておくと、親切なサイトだと思われて、お客様の利便性も向上するため結果的に売上に繋がることが多いです。
今回は、クレジット決済以外に設置した方が良い決済方法を、ターゲット層別に理由と合わせてご紹介してきました。
まず、大前提としてどの年齢層・どのサイトでもクレジット決済は大前提として導入しておくことをおすすめします。
そこから、各年齢層に合わせた決済方法を複数用意しておいた方が良いと思います。
1.若年層の場合:クレジットカードは18歳未満は利用することが出来ないため、「キャリア決済・コンビニ払い・銀行決済」がおすすめ
2.一般層の場合:クレジットカード決済を中心にPay払いが出来る設定の他、「キャリア決済・コンビニ払い・銀行決済」がおすすめ
3.高齢層の場合:クレジットカード決済はあくまでも補助的な役割程度。現金で支払うことが出来る「コンビニ払い・銀行決済・代金引換」がおすすめ
このようにして、ターゲットとする年齢層に合わせた決済方法を複数用意しておくことが売上を上げるネットショップの一つの戦略になると思うので参考にされてみてください。