単品リピート通販のECサイト運営に重要な「販促計画」を立てる方法

今実際に、ECサイトを運営されているEC事業者のみなさま。

「想定以上の広告効果が出ない」「施策効果が落ちてきている」「売り上げは伸びているが利益は少ない」「なぜだか売り上げがなかなか伸びない」

このように悩まれていることはありませんか?

こういった悩みが出てくると、どうすれば良いのかと行き詰まり、頭を抱えてしまうことでしょう。

そんな悩みを解消してくれるものが「販促計画」なのです。

販促計画を立てることで、新規顧客に自社ネットショップの存在を認識してもらい、利用してもらうことができますし、すでに自社ネットショップを知り、利用したことがある顧客にもアプローチすることができるので、今より多く、ネットショップを利用してもらうことができます。

そうとはいっても、意外と明確な販促計画を立てず、ECサイトを運営し続けている方は多いですよね。

今後進むべき見t、方針、判断を下す判断基準となる販促計画をしっかり定めなければなりません。

そこで今回は、ECサイト運営し成功させるために最重要となる「販促計画」を立てる方法について詳しくお話ししていきたいと思います。

ECサイト運営に悩みを持たれている方、より多くの利益を求めている方はぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

販促計画が必要な理由

なぜ、ECサイト運営していく上で販促計画が必要になってくるのでしょうか。

それは無計画な経営をしないためです。

四半期、半期、年間ごとに、明確な販促計画を立てることで、「いつ」「何を」「どのような形」で販売するかということを、明確に定めることができます。

どの時期に販売したいか、ということを検討し、その検討結果に合い、そしてその時期に適した商材を選定します。

さらにその商材を販売するには定価販売が良いのかセール販売が良いのか、見極めていきます。

販売計画を明確に定めていなければ、本来定価で売ることで十分な利益を確保できる商品を割引対象として扱ってしまったり、無駄な広告費を使ってしまう場合があるのです。

まずは明確な販促計画を立てることから始め、そして中長期的なそれぞれの時期に合わせた顧客のニーズをできるだけ正確に把握し、商材を定価販売ををすることができるように最適化していきましょう。

そうすることで多くの利益を生みだすことができるのです。

販促計画を立てる4つの方法

1:年間イベントを把握する

まずは、年間イベントを把握していきましょう。

時事ネタなどから判断し、自社が販売する商品に最も良く影響するシーズン、そして最も悪く影響するシーズンを把握することが重要です。

どの季節に、顧客はどのような需要を見せるのか、ということを洗い出していきましょう。

「主要イベント」「シーズンニーズ」「企画イベント」「ターゲット」「キャンペーン内容」「ページ制作」「バナー設置」「メルマガ作成・配信」「SNS・ブログアップ」をカレンダーとして表し、まずは年間イベントを表記し、把握していきましょう。

そして自社が販売する商品に合った年間イベントを把握することで、広告配信、仕入れや商品企画の検討、ニーズに合わせたキーワード設定に有効活用することができます。

2:在庫状況を把握する

年間イベントを把握したあとは、自社商品の在庫状況を把握していきましょう。

どのシーズンに合わせてどういった商品を仕入れるのか、商品開発を行うのであれば、どの時期から始めれば良いのか、などということも、販促計画を基に計画を立てることができるので効率よく販売を行うことができます。

まずは在庫を起点として綿密な計画を立て、あわせて今後の資金計画も立てていきましょう。

3:定価販売とセール販売を区別する

定価販売対象となる商材と、セール販売対象となる商材の区別をしていきましょう。

事前にこの二つを区別しておくことで、シーズンニーズを的確に把握することができますし、シーズン落ちのタイミングを定めることができます。

より大きく売り上げを向上させ、利益を得るには、「定価販売」と「セール販売」の「タイミング」を見定めることは非常に重要です。

大手ショッピングモールであれば、目玉となる特集やセール施策が実施され、その時期に顧客は購買意欲が湧いてきますので、どのような商品をどのようなセール方法で販売するか、定価商品を販売するにはどのような計画がふさわしいか、というページ作成の計画も同時に立てていきましょう。

4:売り上げ・利益向上のための事前計画を立てる

どのように売り上げや利益を伸ばしていくのか、ということを事前にしっかりとした計画を立てることが重要です。

そしてこの段階で、どの広告配信媒体を使用するのか使用しないのか、ということを判断しておきましょう。

その判断の上で、販売により力を入れたいと思う商材を選定し、定価販売商材、もしくはセール販売商材のそれぞれにどのように集客をかけていくのか、ということを計画したいところです。

ショッピングモール内ではれば、専任のECコンサルタントに相談することもおすすめです。

相談する際は、広告主体でなく「商品主体」として相談するようにしましょう。

このようなことを事前に計画しておくことで、広告あっての施策の実行を防ぐことができるのです。

まとめ

以上、ECサイト運営に重要な「販促計画」を立てる方法についてお話しさせていただきました。

お分かりいただいたかと思いますが、シーズンに合った中期的、長期的な販促計画をしっかり立てておくことで、より精度の高い販売計画を実行させるための、的確な施策を行うことができるのです。

より自社の運営を有利に導くためにも、販促計画が明確でない場合はぜひさっそく販促計画を立ててくださいね。