この記事では、海外向けのネットショップを開業する際のメリットとデメリットについてご紹介しています。
ネットは、世界と繋がる事が出来るため日本国内だけでなく海外向けのビジネスを展開している方も少なくありません。
特に、ネットショップに関しては日本国内よりも海外の方が圧倒的に市場規模がでかいため、至る所にチャンスが転がっています。
しかし、一方で海外向けのネットショップとなると言語の壁や意識の違いなどから、どのようにすればよいのか…。
と迷う方も少なくありません。
そこで今回は、海外向けのネットショップを開業するとどのようなメリットやデメリットがあるかについてご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
まず、海外向けのネットショップを開業するメリットは主に以下のような点が挙げられます。
人口が多いため、その分市場規模が大きい
メイドインジャパンの商品に興味のある外国人が多い
日本国内の場合、どうしても人口が世界に比べると少ないためネットショップを開業しても限界があります。
しかし、アメリカは日本の8倍・中国は日本の10倍以上の人口を誇っているため、その分ネットショップの市場規模が大きいです。
市場規模が大きいということは、その分母数も多いためネットショップを開業しても日本国内よりは、需要が高いケースが多いです。
メイドインジャパンと言うと、ハイクオリティな商品であるイメージがありますが実際にはどうなのだろうか?と言った辺りが外国人の本音だと思います。
そこで、日本人が自らメイドインジャパンの商品を販売すれば、それだけで信用度が上がります。
なぜなら、実際に使っている人が販売しているのだから間違いないと思うからです。
そう思って頂くことが出来れば、海外向けのネットショップは軌道に乗り始めると思います。
逆に海外向けネットショップを開業するデメリットには以下のような点があります。
日本国内に比べてコストが掛かる
ネット広告運用費が高い
価格交渉が当たり前
国内の場合は、税関などを通すことが無いため配送料や手数料と言った最低限の費用のみになります。
しかし、海外向けとなると一度税関を通して審査などを行う必要があるため、どうしてもコストが掛かってしまいます。
ですので、日本国内で販売する以上に負担が増えると思っておいた方が良いと思います。
実は、日本と海外ではネット広告運用のあり方に違いがあります。
例えば、日本の場合口コミや評価などの実際に使った感想などが重要視されることが多いです。
しかし、海外はテレビCMやTV向け・ネット向けにいかに多く露出しているかが広告運用のカギとなります。
ですので、自ずと1番目に紹介したコストの面にも繋がるのですが、ネット広告運用費も海外向けネットショップの場合は、馬鹿に出来ないと覚悟しておいた方が良いと思います。
日本でも、メルカリなどでは出品者と落札者の間で価格交渉が行われることもありますが、ネットショップでわざわざ価格交渉をメールやコメントを利用して行うことがあったとしてもあまり多くはありません。
しかし、海外の場合は必ずと言って良いほど価格交渉をしてきます。
そして、価格交渉を行うということはその国の言語・もしくは共通語である英語でやり取りをしなければなりません。
日本人は英語に対して苦手意識を持っている方が多いため、これが意外と大きなハードルではないかと思います。
今回は、海外向けネットショップを開業するメリットやデメリットについてご紹介してきました。
まず、海外向けのネットショップを開業するメリットは、
人口が多いため、その分市場規模が大きい
メイドインジャパンの商品に興味のある外国人が多い
と言った点が挙げられます。
一方でデメリットとしては以下の点が挙げられます。
日本国内に比べてコストが掛かる
ネット広告運用費が高い
価格交渉が当たり前
以上のメリットやデメリットを読んでみて挑戦してみたいと思った方は、海外向けのネットショップを展開してみても良いと思います。
幸いにも、ネットショップを開業する際にはリアル店舗で出店するよりも遥かに安く予算を抑えることが出来るため、万が一失敗してもリスクが少ないです。
ですので、初心者の方は特に海外向けネットショップを運用するしないの前に、どんどん挑戦をしていくことをおすすめします。
しかし、海外向けネットショップには税関や法律も国内向けのネットショップの運用よりも複雑になるため、知識が無ければ初心者にとってはハードルが高いと思います。
なので、初心者はいきなり海外向けのネットショップを始めるよりも、まずはネットショップそのものを運用して慣れることから初めてみてはいかがでしょうか。