ビジネスの最先端を走り続けるアメリカでは、2018年頃からサブスクリプションサービスが大流行しています。
サブスクリプションサービスとは、定期購入や定期配送のことを言い、今では日曜生活用品やファッションアイテム、娯楽品なども低価格で利用することができ、不要になればすぐに解約をすることができますので、顧客にとっては非常にメリットが大きいサービスでしょう。
もちろん企業にとっても、継続利用者が多くなればなるほど、安定した収入を得ることができますので、双方にメリットが大きいと言えます。
サブスクリプションはもともとあったサービスではあるものの、今の時代や価値観の変化に合ったビジネスであるからこそ、今非常に大きな注目を集めているのです。
アメリカでは、2010年に開始された化粧品サンプルの定期配送である「Birch Box」が爆発的な人気を誇り、このサービスがきっかけとなり多くの企業がサブスクリプションビジネスに乗り出したのでしょう。
アメリカは特にこのサブスクリプションビジネスに特化しており、数種類のサービスを展開され、どんどんと成功を納めているのです。
サブスクリプションが主流になっている今でも、注目されているサブスクリプションサービスにはどのようなものがあるのでしょうか。
そこで今回は、アメリカで注目されているサブスクリプションサービスをご紹介したいと思います。
ビジネスアイデアの参考になりますので、ぜひ最後までお読みになってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Dollar Shave Clubは、2018年に最も選ばれたサービスと言われている、カミソリ定期配送サブスクリプションサービスです。
カミソリだけでなく、洗顔料やローションなどもオプションとして用意されています。
そして髭剃りのスターターセットは6枚刃カミソリひとつと、替え刃4枚、さらにしぇービングクリーム1本が入って5ドルで販売されているため、定期購入としては非常に低価格であるでしょう。
そしてこのような髭剃りセットなどは、自身で買いに行く必要がありますが、自宅に定期的に配送してくれるとなるとその手間を省くことができますよね。
The Tie Barは、日常的にスーツを着用する男性のために展開されたサブスクリプションサービスです。
スーツを多く持っていたとしても、ネクタイはいつも同じものを使っている、そんな悩みを持つ方の、サブスクリプションでネクタイを配送するサービスなのです。
先に自身の好みに合わせてネクタイの幅、長さ、柄、素材を選ぶことで、企業が好みに合わせたネクタイを選定し、配送してくれるのです。
The Tie Barが展開しているプランは2種類で、6ヶ月の間に6本のネクタイ届く99ドルのプラン、そして1年に12本のネクタイが届く199ドルです。
また気に入ったネクタイに関しては、1本から購入することができますし、企業としてはシャツや靴下、パンツ、ポケットスカーフなども販売していますので、スーツのトータルコーディネイトをすることができるでしょう。
Hopsyは、家でお酒を飲みたい人、さらにビールを飲むことが出来る人をターゲットとされた、ビールサブスクリプションサービスです。
初回にビールとドラフトサーバーが配送されますので、それを設置するだけで家で本格的なビールを楽しむことができる、というサービスなのです。
価格は、サーバー1代とビールタンク約2ℓ、グラス2個セットで239.99ドルで、非常に多くの種類のビールが用意されています。
SNSを利用して知名度を向上し、届いたその日からフレッシュな生ビールを飲むことができると、今非常人気の高いサブスクリプションサービスです。
ユニークなサブスクリプションサービスとしては、「MeUndies」の下着サブスクリプションサービスも注目を集めています。
これは、見えないところもお洒落にしたい、というユーザーに向けたサービスであり、企業がユニークでお洒落な下着をInstagramを利用しアピールし始めてから、非常に人気が高まっています。
価格は1ヶ月16ドルで、初回では下着の好みの種類やサイズ、色、柄を選定し、次回以降に関してはそのタイプと同じものを配送してもらうか、それともMeUndiesが選定したものを配送してもらうのか、ということを決めることができるシステムになっています。
非常にデザインが豊富に用意されているだけでなく、季節限定の商品もありますし、下着以外にも靴下やパジャマ、女性用のアイテムまでも幅広く揃えられていますので、家族やカップルでお揃いのものを身に付けることもできるのです。
以上、アメリカで注目されているサブスクリプションサービスについてお話しさせていただきました。
この他にもビジネスの先進国であるアメリカは、非常にユニークなサブスクリプションサービスを展開しているので、日本国内でのビジネス展開としてはぜひ参考にしたいアイデアばかりでしょう。
ぜひ顧客需要をしっかり把握しながら、サブスクリプションとしてふさわしい商材を選定してくださいね。