新たなビジネスモデルとして、世界的に注目を集めているものと言えば「サブスクリプションビジネス」ですよね。
特にここ数年、若者を中心にモノを所有しないことこそ価値があると考える方が多くなり、所有するよりも利用することで満足する、という方が多くなってきました。
この変化に応じたビジネスモデルこそ、サブスクリプションであり、今多くの企業が続々と導入を始めているのです。
サブスクリプションビジネスを行われている方は、自社のサブスクリプションサービスの認知度を高めようと、さまざまな集客施策を行っていることでしょう。
近年急速に注目を集めている、「インフルエンサーマーケティング」という手法をご存知でしょうか。
SNSなどにより、特定のユーザー層から多くの支持を得て、影響力を持っている一般人のことを「インフルエンサー」と呼び、インフルエンサーに強力を仰いでプロモーションに活用する手法です。
企業が広告配信するよりも、一般人が消費者に訴えるほうが、その魅力が届きやすいと考えられ、今のSNS時代の新しいプロモーション手法として注目度が高まっています。
そこで今回は、サブスクリプションビジネスに有効なInstagramインフルエンサーマーケティングについて、詳しくお話ししていきたいと思います。
集客や宣伝のために、インフルエンサーマーケティングを行おうと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Instagramは、国内月間アクティブユーザー数は3,300万人を超えており、規模がかなり大きなSNSでしょう。
F1層(女性20代~30代、消費意欲旺盛、新しいトレンドに敏感)が多く利用しており、多くのフォロワーがいるインスタグラマーにはさまざまなコラボレーションが生まれており、告知協力や商品紹介が依頼されます。
インフルエンサーマーケティングの市場規模は年々増加しており、今後もさらに加速していくことが予想されており、インフルエンサーによってさらに斬新で新しい表現や発信方法が生まれるであろうと言われているのです。
利用者の増加に伴い、企業が公式アカウントを作成し、ブランド浸透などのビジネスシーンでの利用も加速しています。
Instagram自体、企業を受け入れやすい文化がありますので、高い効果期待することができるでしょう。
Instagramインフルエンサーマーケティングを行う上でのメリットは、「商品やブランドを効果的に浸透させる」「売り上げ向上を狙うことができる」「広告費用を削減することができる」「ターゲット層を絞ったアプローチをすることができる」「ユーザーに自然と受け入れやすい」ということでしょう。
自社と相性が良いインフルエンサーを起用することで、商品の認知度を高め、ブランドの浸透に期待することができますし、インフルエンサーのフォロワーを越えた拡散にも期待することができるでしょう。
結果的に多くのユーザーの「買ってみたい」「使ってみたい」という気持ちを高めることができるのです。
また、基本的には共通の興味や関心でフォロワーが集まっていますので、アプローチをしたいユーザー層に的確にリーチすることができますよね。
Instagramインフルエンサーマーケティングのデメリットは、「投稿にURLを貼りつけることができない」「ステルスマーケティングと勘違いされる可能性がある」ということでしょう。
Instagramでは、正確に言うとURLを貼りつけることはできるのですが、リンクの機能はありませんので、もし投稿を見て購入のためのWebサイトに誘導したい場合には、誘導策の検討が必要です。
また、インフルエンサーが金銭を受け取り商品を紹介する場合には、それが分かるように「#PR」などをのハッシュタグを記載しなければ、ステルスマーケティングと誤解され、炎上に繋がってしまう場合があります。
Instagramインフルエンサーマーケティングを成功させるためには、企業とインフルエンサーの相性が非常に大切です。
インフルエンサーの選定を間違ってしまえば、効果的なアプローチもできませんので、まずは検討中のインフルエンサーの過去の投稿、インフルエンサーマーケティングの実績や、投稿のテイスト、フォロワーの特性、エンゲージメントの高さなどをしっかり確認しましょう。
そして企業が依頼する際は、出来るだけ希望に沿った投稿をしてほしいと思いますが、基本的にはインフルエンサーの世界観を尊重しましょう。
インフルエンサーが語る視点によって、自然に消費者に受け入れられやすいので、ある程度はインフルエンサーに任せることをおすすめします。
以上、サブスクリプションビジネスに有効な、Instagramインフルエンサーマーケティングについてお話しさせていただきました。
今、インフルエンサーマーケティングに取り組む企業は非常に多くなっており、今後もさらにインフルエンサーに協力を求める企業が多くなるでしょう。
だからこそ今の内に取り組んで、知見やノウハウを得て、効率よくサブスクリプションWebサイトへ集客してくださいね。