今世の中の消費者行動が変わってきており、従来のように商品を購入して所有し利用するのではなく、利用したいときだけ料金を支払って使用する「サブスクリプションビジネス」が注目を集めています。
サブスクリプションが流行しだした当初は、デジタルコンテンツが中心となっていたのですが、今ではファッションアイテムや飲食関係、自動車までのサブスクリプションとして提供されるようになっており、サブスクリプション市場はどんどん拡大しているのです。
どの商材でもサブスクリプションとして提供できないものはない、とまでも言われていますので、サブスクリプション業界に参入しようと考える企業の方も多いのではないでしょうか。
サブスクリプションビジネスを行う上で、Webマーケティングを行うことはもはや必須でありますが、その多くは日本国内で日本人を相手にマーケティング戦略を展開していることでしょう。
ですが、インターネットを利用して商品やサービスを提供している以上、海外での新たな戦略や施策、トレンドが生まれれば、必ず日本国内にも影響が現れますよね。
そこで今回は、サブスクリプション集客のため、知っておきたいトレンドのWeb広告についてお話ししていきたいと思います。
今後サブスクリプションビジネスの展開を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後のマーケティングの参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
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特にIT業界においては、「海外よりも日本は10年遅れている」と言われています。
急速に成長しているサブスクリプションビジネスはもちろん、SNSもほとんどが海外発信ですよね。
数年遅れで日本に導入され、そして数年遅れで日本で広がって来ているのです。
だからこそ、海外のWebマーケティングで今何がトレンドでどのように行われているかを知り、実施していくことで日本国内のビジネスにおいて競合他社に勝つことができるのです。
サブスクリプションビジネスは今日本でも注目度の高いビジネスであるからこそ、これが成功すれば非常に有利になりますよね。
今後国内で広がるであろう海外のWeb広告のトレンドを見ていきましょう。
SNSの利用者が急増している今、自身で多くの情報を発信できる時代になっているからこそ、芸能人や著名人でなくてもインターネット上に多くのファンを持ち、流行を生み出す人が非常に多くなってきました。
このような人をインフルエンサーと呼び、影響力が強い人という意味を持っています。
インフルエンサーマーケティングとは、このインフルエンサーの協力を得て、インフルエンサー自身のSNSやブログなどで商品を紹介してもらい、従来の広告のように商品やサービスの宣伝をする方法です。
今、インターネット上には多くの広告が溢れ、消費者はその広告に対し嫌悪感や不信感を持つことが多くなりました。
つまり、従来の広告では商品の購入を促すべく、消費者の心を動かすことが難しくなってきたのですが、インフルエンサーに依頼して商品をアピールしてもらうことで、広告感がなくなり、そのインフルエンサーのファンが「あの人が使っているのであれば自分も使ってみよう」という気持ちが起こりやすくなるのです。
インフルエンサーマーケティングとSNSは非常に相性が良いので、有効活用しやすいでしょう。
今アメリカで大きな注目を集めている広告形態が、遊べる広告と言われる「ゲーム型広告」です。
従来のバナー広告であれば、静止画が表示されるだけであったのですが、ゲーム型広告はその広告自体がゲームのように操作できるようになっていますので、消費者はその広告で遊ぶ事ができ、自然と購入へと誘導することができるのです。
従来までのバナー広告であれば、その広告を見るだけでは消費者に興味を抱いてもらうことができないことが多く、さらに「邪魔だ」と言われて嫌悪感を抱かれてしまうことも多かったでしょう。
ですがゲーム型広告は、実際に消費者が遊ぶことができますので、消費者の興味を惹きやすくなっているのです。
消費者にゲームで遊んでもらうことで、より広告の内容を伝えることができますし、たとえ興味や関心が無かったとしても、「遊ぶ」ことで嫌悪感ではなく満足感だけが残りますよね。
バナー広告より優れている広告形態として、今新たなトレンドになってきているのです。
動画マーケティングも今、海外ではトレンドのWeb広告なのですが、中でも特に「タテ型動画広告」は多くの注目を集めています。
タテ型動画広告はスマートフォンユーザーに特化した動画広告であり、ここ数年スマートフォンで動画を閲覧するユーザーが多くなったことが影響しているでしょう。
スマートフォンを縦に持った状態で、横長の動画広告を見るととても小さくなってしまい、ユーザーの印象に残すことは難しかったのですが、タテ型動画広告では縦長の動画を配信しますので、スマートフォンの画面であっても動画を大きく表示させることができるため、ユーザーに強いインパクトを与えることができるのです。
たとえばInstagramのストーローズ広告でタテ型動画広告を配信することで、ユーザーは他のユーザーが投稿した動画と同じ感覚で自然に見ることができますので、絶大な威力を発揮することができるのです。
もうすでに日本国内の一部の企業でも導入されていますので、タテ型動画広告は今後活用すべき広告であると言えるでしょう。
以上、サブスクリプション集客のため、知っておきたいトレンドのWeb広告についてお話しさせていただきました。
今回紹介した、「インフルエンサーマーケティング」「ゲーム型広告」「動画マーケティング」は、既に海外で高い効果を発揮している広告ですので、今後日本にも浸透するものでしょう。
Web広告で競合他社と差をつけたい、とお考えの方は、ぜひこのような手法を取り入れて、海外のトレンドを先取りしてくださいね。