あなたのサブスクリプションビジネスは本当にInstagramマーケティングに向いている?

サブスクリプションとは、利用者が料金を支払うことにより、一定期間サービスを受けることができるビジネスモデルであり、定期購読や定期課金とも言われています。

サブスクリプションビジネスは最近では私たちの身近なところでも利用されていますので、最近耳にする機会が増えた名前ではないでしょうか。

サブスクリプションを導入することで、企業は安定した利益を得ることができますし、既存顧客を守ることもできるのです。

サブスクリプションビジネスでは、Webマーケティングを行うことが必須とも言われており、そのWebマーケティングにおいて「Instagram」を活用する企業も多いかと思います。

Instagramは、国内月間アクティブアカウントが3,300万以上にも及び、トレンドを重視する方もしない方も無視できない存在になっていることでしょう。

ですが実際サブスクリプションビジネスにInstagramを活用しても、あなたのビジネスとして本当にInstagramマーケティングが向いているのか考えたことがありますか?

そこで今回は、あなたのサブスクリプションビジネスは本当にInstagramマーケティングに向いているのか、詳しくお話ししていきたいと思います。

今後サブスクリプションビジネスにInstagramマーケティングを取り入れようと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Instagramの特性

Instagramの国内ユーザー数は、LINEとTwitterに次ぐ規模であり、成長をし続けているSNSであると言えるでしょう。

Instagramの特性は、「ビジュアルメインのコミュニケーション媒体」「世界観を重視する」「アクティブユーザーが多い」「ハッシュタグを活用」ということでしょう。

Instagramユーザー層は、10代~20代の若年層が約半数を占めるほど多く、女性が6割男性が4割という結果が出ており、女性のほうが若干割合が多いですね。

ユーザーの多くは、「ハッシュタグ」を活用して企業やブランドの固有名詞を検索し、最新情報を得ており、これらすべてを踏まえて、Instagramでは情報を得るだけでなく、購入のきっかけを与える場として進化しているのです。

サブスクリプションビジネスでは、顧客とより深い関係を築かなければならないからこそ、Instagramでユーザーとの接点を持つことは欠かせないものになっているでしょう。

Instagram集客に向いている商材

上記のとおり今非常に注目を集めているInstagramマーケティングですが、実際にあなたのサブスクリプション商材はInstagramマーケティングに向いているのでしょうか。

まず第一に「ターゲット」を考えてみましょう。

Instagramは女性を中心に利用者が急増しているため、女性向けの商品を取り扱う企業やブランドであれば、Instagramとは非常に相性が良いと考えられます。

具体的には「化粧品」「洋服」「靴」「カバン」「アクセサリー」そして「料理」「美容」「ベビー用品」「旅行」などでしょう。

また、海外ユーザーをターゲットとしている商品であっても、Instagramを有効活用することをおすすめします。

Instagramの世界月間アクティブユーザーは10億人以上と言われており、世界からの日本商品の評価は非常に高いですよね。

海外からの人気の高い「化粧品」「家電」「アニメコンテンツ」そして、「ホテル」「観光地」「飲食店」などの外国人観光客向けの商材も相性が良いと言えるでしょう。

日本語だけのハッシュタグだけでなく、英語のハッシュタグを用いることで、海外からのアクセスも期待することができます。

そのほかにも、Instagramは10代や20代の若年層を中心に利用されているプラットフォームですので、「プチプラコスメ」「ファストファッション」「ファーストフード」そして、「美容系Tips」「How to動画」などの動画配信も相性が良いですね。

Instagram集客に向いていない商材

Instagram集客において向いていないと考えられる商材は、一般消費者向けでない「BtoB商品・サービス」です。

もちろん、一般消費者から見たイメージの向上を戦略の目的とするのであれば有効ですが、基本的にInstagramというものはプライベートの範囲内で情報収集を行い、情報発信をすることが一般的ですので、BtoBビジネスとして活用する場合は不向きでしょう。

もしBtoBビジネスにSNSを活用したい場合であれば、Facebookをおすすめします。

また、「ソフトウェア」「ネットワーク関連」「金融」「保険」などの形が見えない商品やサービスも、Instagramには向いていないでしょう。

Instagramの主体は「ビジュアル」であり、ビジュアルを投稿することができないモノに関しては、Instagramは向いていないのです。

もちろん、発信の仕方や使い方によって必ずしも不向きというわけではありませんが、自社に合ったSNSを選定することもとても大切です。

まとめ

以上、あなたのサブスクリプションビジネスは本当にInstagramマーケティングに向いているか、ということについてお話しさせていただきました。

Instagramは、SNSの中でも特にアクティブユーザーが多く、人気も高くなっているので、とりあえず企業アカウントを開設しよう、と思われる方が多いのですが、まずは自社商材やサービスがサブスクリプションビジネスに向いているのか、ということを判断することもとても大切なのです。

ぜひこれらを参考に、Instagramを有効活用してくださいね。