サブスクリプション集客のための、Googleアナリティクスの基本を押さえた使い方

デジタル領域において、サブスクリプションビジネスを採用する企業が多くなってくる中で、非デジタル領域においてもサブスクリプションビジネスが展開されることが多くなってきました。

大手企業をはじめ、続々とサブスクリプションビジネスへの移行が始まっていますので、サブスクリプションビジネスにご興味を持たれている方も多いことでしょう。

サブスクリプションビジネスとは、商品やサービスを利用した期間、もしくは利用した量に対して対価を支払う、課金提供型のビジネスモデルであり、継続的に安定した売り上げを得ることができるのです。

サブスクリプションビジネスを始めると、まず最初の課題となることが集客でしょう。

新規事業としてサブスクリプションビジネスを開始した場合は特に、まずは自社の認知度を高め、新規顧客を獲得していかなければなりません。

サブスクリプションビジネスの場合、大抵はWebサイトを運営していることが多いかと思いますが、効率よく集客を行うためには、WebサイトでGoogleアナリティクスを活用することをおすすめします。

Googleアナリティクスは、アクセス解析ツールであるからこそ、収集することができるデータが非常に豊富なのです。

そこで今回は、サブスクリプション集客のための、Googleアナリティクスの基本を押さえた使い方について、詳しくお話させていただきたいと思います。

サブスクリプションビジネスにおいて、集客に課題を持たれている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。

Googleアナリティクスを導入することで、Webサイトへの訪問数や検索キーワード、閲覧者がどのデバイスを用いているか、などの詳細なデータを得ることができるのです。

このデータをしっかり分析することで、今後Webサイトを運営のため、集客力を高める施策が立てやすくなるのです。

Googleアナリティクスの基本を押さえた使い方

Webサイト全体のアクセス数・ユーザー数・ページビュー数を知りたい場合

Webサイト全体へのアクセス数や、興味を示しているユーザー数、ページビュー数など、自社Webサイトへ反応しているユーザー数を知りたい場合、まずはメニューページにある「ユーザー」をクリックし、「概要」へと進みましょう。

そうすると、ユーザー、新規ユーザー、セッション、ユーザーあたりのセッション、ページビュー数、ページセッション、平均セッション時間、直帰率を細かく知ることができます。

ページごとのアクセス数を知りたい場合

ページごとのアクセス数を知りたい場合、メニューページにある「行動」をクリックし、「サイトコンテンツ」から「すべてのページ」に進みましょう。

そうすることで、どのページがどれだけ閲覧されているのか、ということが分かります。

これを見ることで、ユーザーはどのページに興味を示し、どんなことに惹かれているのか、そしてどのページが見られていないのか、ということを知ることができますので、より良い改善策を見つけることができます。

どこを経由して自社Webサイトに訪れたのかを知りたい場合

自社Webサイトへ訪れたユーザーは、どのようにして辿り着いたのか、ということを知りたい場合は、メニューページにある「集客」をクリックし、「すべてのトラフィック」から「チャネル」へと進みましょう。

これを見ると、検索エンジンから検索して自社Webサイトを見つけたのか、それともSNSからのアクセスであるのか、ということを知ることができます。

取り扱う商材にもよって、

  • 適切な集客方法は異なるものの、望んでいる集客方法がそのまま反映されているか
  • 自社の集客戦略に効果はあるのか

ということを知ることができますので、注力しなければならないポイントを自身で見つけることができます。

検索されたキーワードを知りたい場合

検索エンジンから検索して自社Webサイトへ訪れたユーザーが、どのようなキーワードを検索して自社Webサイトを訪れたのか、ということを知りたい場合は、メニューページにある「集客」をクリックし、「キャンペーン」から「オーガニック検索キーワード」へ進みましょう。

そうすることで、どのようなキーワードから自社Webサイトを訪れているのか、ということが分かります。

これを知ることができれば、効率よく集客できるキーワードを知ることができるのですが、今、検索キーワードの多くはSSL化されており、セキュリティが強化されていますので、検索キーワードが分かり辛くなっているのです。

それでも検索キーワードを詳しく知りたい場合は、Googleサーチコンソールを利用して、自社Webサイトが反映される検索キーワードを見つけていきましょう。

まとめ

以上、サブスクリプション集客のための、Googleアナリティクスの基本を押さえた使い方についてお話させていただきました。

Googleアナリティクスは、サブスクリプションビジネスの集客に非常に使えるツールであり、このように利便性の高いツールが無料で使うことができることが非常に大きな利点でしょう。

基本を押さえるだけでも、Webサイトへのアクセスはもちろん、ユーザーの動向までも細かくチェックすることができます。

これら以外にも、Googleアナリティクスにはさまざまな機能が備わっていますので、有効活用することができるのですが、まずは基本を押さえて、今後もサブスクリプションビジネスの集客に役立てていきましょう。