今注目されているサブスクリプション導入事例

今、サブスクリプションビジネスが注目されていることをご存知でしょうか。

企業としては、サブスクリプションを導入することで、安定した収益を得ることができますし、消費者にとってもお得に悩みを解決することができることで、双方にメリットがあるビジネスモデルなのです。

消費者にとっては、今までなかなか手を出すことができなかったサービスを受けるきっかけになりますので、さまざまな業種のサービスがサブスクリプションへと移行しているのです。

サブスクリプションが注目されたことは、音楽配信や動画配信を中心としたデジタルサブスクリプションが流行し、大きな成功を収めサブスクリプションを日本に浸透させましたが、今では非デジタルサブスクリプションも主流になってきており、アパレルや飲食業界、家具家電などもサブスクリプションの導入を行っています。

「デジタルでなければ、サブスクリプションは成功しない」と言われていたサブスクリプションビジネスはもうありません。

今では数多くの企業がサブスクリプションの導入を始めているからこそ、いろいろなサブスクリプションサービスが多くなってきているのです。

そこで今回は、今注目されているサブスクリプション導入事例をご紹介していきたいと思います。

今取り扱っている商品やサービスをサブスクリプションとして導入したいとお考えの方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

ラーメン店

今では日本の国民食とも言われている「ラーメン」です。

毎日ラーメンを食べたい、と思われる方のためにラーメン店もサブスクリプションを導入し、成功している事例があります。

首都圏で16店舗チェーン展開をしている「野郎ラーメン」は、1日1杯野郎ラーメン生活という謳い文句を掲げ、常連客へのサービス還元を目的とし、サブスクリプションサービスを開始しました。

ユーザーは月額税抜き8,600円を支払うことで、豚骨野郎(税込780円)、汁無し野郎(税込830円)、味噌野郎(税込880円)のどれかを、1日1杯食べることができるというサービスなのです。

野郎ラーメンのファンであれば、毎日好きなラーメンを食べることが出来ますし、約12杯で元を取れることができますので、お得ですよね。

運営店から見ると、顧客を定着させることができますし、その他のチャーハンやトッピングなどで付帯利益を得ることができます。

飲み放題

アンドワが提供するサービスは、全国で運営する320以上の飲食店にて、月額定額制の見放題サービス「ONEMONTH MOWAPACP」です。

この飲み放題は、「30日間:3,000円(税込)」「60日間:5,000円(税込)」「90日間:7,000円(税込)」「120日間:10,000円(税込)」以上の4つのプランが用意されています。

サラリーマンをターゲットとし、サラリーマンのお小遣い内で一ヶ月負担にならない金額設定が成功のカギとなり、30日間コースの利用者が急増しているのです。

ワイシャツ洗濯

飲食店と同じく、非デジタルサブスクリプションとして注目されているのが、ファッションサブスクリプションです。

中でもビジネスマンにとっての利用価値がどんどん高くなってきているサブスクリプションサービスが、ワイシャツ洗濯専門の「ワイクリン」です。

ワイクリンは、ワイシャツ宅配として日本初のサービスであり、毎月初めに1ヶ月分となる着用後のワイシャツ20枚を、専用の袋に入れて引き渡すだけで、翌月初めにはきれいにクリーニングをされたワイシャツが届くというサービスです。

ワイシャツの洗濯は特に気を使うものであり、洗濯やアイロンがけが大変ですし、クリーニングに通うことも面倒ですが、その負担から解放されるだけでなく、ワイシャツの購入も不要になります。

契約者によって専用のワイシャツを届けてもらえるので、誰が着用したものか分からないものが届く心配もありません。

「アソートプラン:月額8,800円(税抜)」「スタンダードプラン:月額12,800円(税抜)」「プレミアムプラン:月額24,800円(税抜)」以上の3つのプランが用意されており、1ヶ月ごとに契約を変更、解約をすることができるのです。

このサービスには、継続率は8割以上であり、思ったよりも利便性が高く、一度経験してしまえばなかなか元の生活には戻れないという「中毒性」があることが理由となっているでしょう。

まとめ

以上、今注目されているサブスクリプション導入事例をご紹介させていただきました。

どのようなビジネスが、サブスクリプションとして成功するのか、とお悩みの方が多いかと思いますが、今回ご紹介したようにアイデア次第ではどのような分野においてもサブスクリプションビジネスとして成功する可能性は多いにあるのです。

工夫次第では、どのような事業であってもサブスクリプション化することができますので、ぜひ検討してみてくださいね。