サブスクリプション売り上げ向上のための、SNSアカウント開設の4つのポイント
今、消費者の商品やサービスに対する価値観は、従来のような「モノの価値を保有」するのではなく「モノの価値を気軽に利用」することに変わってきているのです。
この価値観の変化に応じて生まれたサービスが「サブスクリプション」ですよね。
企業が顧客に対し、商品やサービスを一定期間提供し、月単位もしくは年単位で利用料金を回収するビジネスモデルです。
このサブスクリプションビジネスを展開する企業はここ数年で非常に多くなっており、多くの企業が売り上げを向上させるため、既存顧客維持のための工夫をしていることでしょう。
サブスクリプションのための集客や売り上げの向上を考え、SNSアカウントを開設することが多いですよね。
今、SNS利用ユーザーが急増しており、SNSでリアルな情報を検索する方が多くなってきているからこそ、SNSを利用してユーザ―との関係構築を図る企業も多いでしょう。
企業がSNSを運用するには、開設時のコツが重要であることをお分かりでしょうか。
そこで今回は、サブスクリプション売り上げ向上のための、SNSアカウント開設の4つのポイントをお教えしたいと思います。
SNSを利用してサブスクリプションビジネスさせたいとお考えの方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
今日本で多く利用されているSNSと言えば、「Twitter」「Facebook」「Instagram」「LINE」ですよね。
ご存知の方も多いかと思いますが、これらのSNSはすべてに特性があり、年齢や性別、ユーザー層、発信方法が異なります。
ですので、自社商品やサービスは、どのSNSと相性を開設しなければなりません。
たとえば、Twitterであれば、ユーザーは20代~40代が最も多く、男女半々くらいです。
友人はもちろん、同じ趣味を持つ人と繋がることができます。
140文字以内のテキストや画像を投稿し、シェアをし、他の人の投稿も確認することができます。
他のユーザーの投稿を別のユーザーが拡散することができ、この拡散機能が強いことが特徴ですね。
そしてFacebookであれば、ユーザーは30代~50代の年齢が最も多く、男女半々くらいでしょう。
実名アカウントが原則であり、友人や家族と繋がり、自身の発信したい情報を画像とテキストで投稿してシェアし、他の人の投稿を見ることができます。
Instagramであれば、ユーザーは20代~30代が最も多く、男女半々くらいで若干女性のユーザーのほうが多いですね。
写真と動画がメインのSNSであり、ビジュアルを楽しむことを目的としているユーザーが多いでしょう。
LINEは、全世代の幅広い年齢層のユーザーに利用されており、男女半々くらいでしょう。
無料でチャットや通話をすることができ、多くの方に利用されているコミュニケーションツールですよね。
このようにそれぞれの特性をしっかり理解した上で、自社のターゲット層とマッチしたSNSを選定することが大切です。
また複数アカウントを保持する場合であっても、SNS運用に割くことができる時間やリソースを考慮して優先順位を決めることも大切です。
SNSを運営する際、企業のアカウントを更新する担当者のことを「中の人」と呼ぶことがあります。
この「中の人」が親しみのあるキャラクターであれば、多くの人の興味を集めることができますので、フォローや反応に期待することができるでしょう。
企業のマスコットキャラクターがある場合はそのキャラクターが話しているような投稿をしたり、SNS運用担当者を明かした上で投稿したり、カスタマーサポートのように更新するなど、いろいろな方法があります。
キャラクターの方向性を事前にしっかり決めておくことで、キャラがぶれることなく自然に運用することができるでしょう。
ユーザーの興味や関心を継続的に惹くことができるような投稿を続けるためにも、季節のイベントやサイト自体の記念などのタイミングに合わせた投稿をしなければなりません。
これを確実に行うためには、まず投稿計画を立てることが大切なのです。
特にSNSを利用してキャンペーンを行う場合には、投稿内の画像だけでなくランディングページを作成しなければなりませんので、準備に時間が必要になりますので、早めに投稿計画を立てて置くことをおすすめします。
最初からある程度の投稿計画、成果予想を立てておきましょう。
また、トレンドを取り入れた投稿はユーザーに好まれやすいので、一度立てた投稿計画に沿った投稿だけでなく、トレンドも交えた投稿を意識することも大切です。
サブスクリプションを提供するWebサイトと連携させ、その場で企業SNSアカウントを紹介しましょう。
自社の商品やサービスに興味を持ったユーザーにSNSへ流入させ、そこでお得なクーポンやセール情報、そして商品の魅力を紹介することで、企業ファンの育成に繋がりますし、既存顧客やファンにSNSのアカウントをフォローしてもらうことは、より効果的でしょう。
以上、サブスクリプション売り上げ向上のための、SNSアカウント開設の4つのポイントについてお話しさせていただきました。
SNSは今、日々の情報収集において欠かせないものであるからこそ、SNSマーケティングの重要性は高まってきています。
企業がSNSアカウントを保持し、有効活用することはもはや必須であるからこそ、開設時はまずこれら4つのポイントをしっかり意識して、良いスタートダッシュを切ってくださいね。