この記事では、サブスクリプションビジネスを展開していく中で、意外と侮れない「ストックビジネス」を構築していく理由とメリットについてご紹介しています。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
サブスクリプションは「subscription 」と綴り、元々の意味は新聞・雑誌などの定期購読です。
しかし、昨今のネット社会の普及により、ネット上での販売方法が徐々にクラウド型サービスに移行しています。
そんな目まぐるしく変化するネットビジネス業界の中でも注目を集めているのが「サブスクビジネス」です。
そして、サブスクリプションを行う上で必要になってくる数あるマーケティングの一つがストックビジネスになります。
マーケティングの一種でもある「ストックビジネス」ですが、意外と知られていないビジネスでもあります。
というのも、「ストックビジネス」という単語自体は和製英語なので、外国の方には通じません。
しかし、日本のネットビジネス世界では決して珍しいマーケティング戦略でもありません。
「ストックビジネス」そのものは「経営収益」を意味しています。
つまり、事業を展開していく中で、継続的もしくは反復的に発生する売上そのものがストックビジネスになります。
サブスクリプションビジネスは、冒頭でも書いている通り定期購読や定額制サービスを売りにしているビジネスなので、継続的な課金をいかに生み出すかが重要になってきます。
上記でも紹介している通り、ストックビジネスには継続的な課金が大切になります。
ということは、継続課金を手軽に行える仕組みを作る必要があります。
そんな継続課金を手軽に行えるのが、次の2つを利用する方法です。
PayPal
Stripe
PayPalとは
「PayPal」は、利用者数が全世界2億人以上と言われている超大型のオンライン決済代行サービスになります。
世界共通の決済サービスなので、使い勝手が非常に良く日本では世界中の通貨のうちの22種類に対応しています。
Stripeとは
一方のStripeは、特にアメリカで普及している決済代行サービスです。
何よりもサイト内にコードを埋め込むだけで設置することが出来るお手軽さが人気のオンライン決済代行サービスです。
この「PayPal」や「Stripe」と言った決済代行サービスを、利用することでサブスクリプションビジネスの中にストックビジネスを構築することが可能となります。
サブスク内のストックビジネスで決済代行サービスを導入するメリットとは?
「PayPal」や「Stripe」のような決済代行サービスを導入することで、サブスクリプションビジネス内ではどのようなメリットがあるのかというと、
どちらも身分証明書を提出するだけですぐに利用できる
売上の入金サイクルが早い
とユーザーや顧客がお支払いをする際の手順が非常に簡単にスムーズに行えると言う点があります。
せっかく利用しようと思っても、煩わしい登録手順が長々と続いてしまってはお客様は途中で止めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、「PayPal」や「Stripe」のようなオンライン決済代行サービスを利用すれば、本来なら獲得出来るはずだったユーザーを逃してしまうことも無くなります。
それだけでもストックビジネスとして成り立ちますし、サブスクリプションビジネスで収益を上げやすくなります。
また、その他のメリットとして
月額サービス利用料のクレジットカード決済も毎月定期的にできる
決済代行サービスを利用することで、回収率が上がる
と言った、事業者側にもメリットがあります。
このように、ユーザー側と事業者側の両方にメリットのある「PayPal」や「Stripe」のような決済代行サービスは、サブスクビジネスを行う上で導入をしてみるのもおすすめだと思います。
今回は、サブスクリプションビジネスにストックビジネスを構築するべき理由とメリットについてご紹介してきました。
ストックビジネスは「経営収益」を意味し、サブスクで収益を上げるなら「PayPal」や「Stripe」と言った決済代行サービスを導入することで、ユーザー側には、
支払いをする際の手間が省ける
サブスクサービスを手軽に利用出来る
と言ったメリットがあります。
一方の事業者側も、
振込よりも決済サービスの方が手間が省けて負担が軽減される
回収率が上がる
と言ったメリットがあるため、サブスクビジネスに限らず特に「PayPal」を導入している企業やサービスは国内でも年々増加しています。
サブスクビジネスとオンライン決済代行サービスは、どちらもネット内で手軽にそして簡潔にやり取りや処理を行うため、非常に相性の良い組み合わせと言えます。
ですので、今後サブスクビジネスに参入を考えているならば、サブスクリプションビジネスモデルの中で、オンライン決済代行サービスを活用したストックビジネスを構築していくのも、一つの効率の良いビジネスになるのではないかと思います。