サブスクリプション運用者必見!クラウド時代に新たに登場した用語

今世の中は「サブスクブーム」が訪れています。

プロダクト販売型ビジネスモデルから、サブスクリプションビジネスモデルにシフトする企業が多くなってきていますね。

サブスクリプションビジネスとは、継続的な課金提供型であり、利用する「権利」を販売しており、複数プランを用意することで、ユーザーが自由にフレキシブルにプランを変更することができるということが特徴です。

企業はサブスクリプションを導入することで、ユーザーとデータ共有を行ったり、相互コミュニケーションを行うことで、継続的な関係を築くことができ、最適なマーケティングを実現することができますし、ユーザーの利用状況やニーズを把握し、最適なプランの提供や最適なタイミングでより良い提案を行うことができますので、休眠や離脱を防ぎ、結果的に安定した収益を見込むことができるのです。

たとえば自動車サブスクリプションを表す「MaaS」という用語があるように、サブスクリプションビジネスを展開するには、クラウド上の言葉を覚えておかなければなりません。

そこで今回は、クラウド時代に新たに登場した用語をご紹介していきたいと思います。

サブスクリプション運用者の方は必見ですよ。

ぜひ最後までお読みになって、サブスクリプションビジネスに必要な用語を覚えてくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

「as a Service」

as a Serviceとは「aaS」と略されることが多く、「〇〇のためのサービス」という意味を持っています。

基本的にクラウド上で提供されるソフトウェアであり、関わる用語すべてをまとめ「EaaS(Everything As A Service)」と呼ばれることもあります。

「〇〇 as a Service」という言葉はA~Zまであり、非常に数が多くなっているので、すべてを把握する必要はありませんが、ソフトウェアを開発する際やクラウドツールを導入したり活用する際には欠かせないものがいくつかありますので、サブスクリプションビジネスを行う上で覚えておくべき「as a Servicer」をご紹介します。

IaaS(Infrastructure as a Service)

Infrastructure as a Serviceの略である「IaaS(イアーズ)」は、アプリケーションを開発し利用するための「インフラ」としてのサービスを意味します。

仮想サーバーやハードディスク、OSネットワークをクラウド上で提供するサービスです。

IaaSは、カスタマイズ性が非常に高いことがメリットで、自社が必要とする機能を自由に実装することができるのです。

サービスを開発させるためにはかなりの知識が必要ですので、サービスとして完成させるにはハードルが高いのですが、類似したサービスが無い場合や特殊な機能を必要とする場合では良いでしょう。

PaaS(Platform as a Service)

Platform as a Serviceの略である「PaaS(パーズ)」は、プラットフォームとしてのサービスであり、環境や枠組みを意味します。

ある特定の目的を達成するための必要な機能がすでに備わっていますので、自社にとって必要なプログラムを作成するだけで、サービスを提供することができるのです。

上記のIaaSよりも少ないコスト、そして短期間でサービスを提供することができますが、IaaSほど自由にカスタマイズを行うことができません。

ですが自社にとってより良い環境を整えることができるのでしょう。

SaaS(Software as a Service)

Software as a Serviceの略である「SaaS(サーズ)」は、サービスを提供するために必要なソフトウェアを意味します。

エンジニアリングが必要なく、ほとんど完成されたソフトウェアが提供されますので、非常に身近なサービス形態でしょう。

専門知識も特に必要なく、何の準備をしなくてもすぐに利用開始をすることができます。

ですが、自由にカスタマイズすることができる箇所がほとんどありませんので、必ずしも自社にとって最適なサービスであるかはどうかは、利用してみなければ分かりません。

MaaS(Mobility as a Service)

Mobility as a Serviceの略である「MaaS(マーズ)」は、移動するためのサービスであり、個人の移動を最適化するためのさまざまな移動手段に対して、利便性鳥養成を高めるサービスという意味があります。

カーシェアリングや自動運転、宅配、輸送、物流などのサービスを提供しており、自動車サブスクリプションが現れて以降、目にすることが多くなった用語ですね。

まとめ

以上、クラウド時代に新たに登場した用語をご紹介させていただきました。

サブスクリプションビジネスが拡大するにつれて、これらの用語は一般的に使用されることも多くなってきていますので、サブスクリプション運用者の方は必須として覚えておくべきでしょう。

「〇〇 as a Service」という言葉は業種や求められる機能によって細分化され、乱立してしまいますので、全てを憶えておく必要はありませんが、自社には必要であるものの意味と特徴、そしてメリットとデメリットを憶えておくと、スムーズにビジネスを進めることができますよ。