今、デジタル商材を中心に、サブスクリプションビジネスがどんどん拡大しています。
ここ数年で消費者心理に変化が見られ、ものを所有すること自体に価値を感じない、と考える方が多くなってきたのです。
また、誰しもが商品を購入する際には「失敗したくない」という強い思いを持っているからこそ、サブスクリプション特有の「始めやすく終わらせやすい」ことは、今の消費者心理とうまく合致しているのでしょう。
だから今、大手企業をはじめ、続々と導入が始まっているのです。
サブスクリプションビジネスを展開する際は、Webサイトの運営は必須であるのですが、このWebサイトの構築方法によっては、Webサイトに訪れたユーザーの心を掴むことができるため、集客はもちろん売り上げが大きく変わってきます。
ここ数年、ブラウザの表現力やコーディング技術の発達、ユーザーが使用するデバイスの発達によって、動きのあるWebサイトが多くなりましたよね。
そこで今回は、サブスクリプションWebサイトには「動き」をつけるべきなのか、動きをつける場合の注意点についてもお話ししていきたいと思います。
サブスクリプションWebサイトを構築する際は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
今多くのWebサイトは、サイト内に何らかの動きをつけていますよね。
動きをつけることで、その動きがユーザーの目線を誘導することができ、注目を集めることができるでしょう。
Webサイト上にもし、ユーザーに注目させたいコンテンツがある場合には、この動きがかなり強い武器になります。
もちろん、今までであっても動きをつけたWebサイトは多数存在していたのですが、ユーザーの使用するデバイスの環境や技術的な問題から大きく左右されてしまいましたので、ユーザビリティの観点から好まれないものでした。
Webサイト自体が重くなってしまい、コンテンツの質が下がってしまうということも課題として挙げられていたのです。
ですが今では、Web環境がかなり整っていますので、あらゆる環境においても同じ動きを豊かに表現できるようになっています。
だからこそ、Webサイトに動きを付けることで、Webサイトとしても目的を果たしながらもユーザーにより良い体験を与えることができるようになったのです。
今、「Youtube」や「TikTok」が登場し、「動く」ということはもはや当たり前になっており、昔では考えられなかった動きを取り入れたとしても、ユーザーの負荷にはなりにくいのです。
ユーザーに不快感を与えないよう、動きの技術を理解して取り入れることが大切です。
ユーザーの操作を邪魔しない
Webサイトに訪れるユーザーは、目的をもってWebサイトに訪れていますよね。
動きをつけることによって、この目的の邪魔をしてしまう可能性があります。
ユーザーは動きを見るため、動きを楽しみにWebサイトに訪れているのではありません。
だからこそとくに意味の無い動きはユーザーにとって、操作の邪魔だとしか思わないことが多いので、その動きが本当に必要なのかということをしっかり考え、アニメーションは手段の一部であることを忘れないようにしましょう。
必要な部分にのみアニメーションを用いて、複雑になるものは控えるようにしましょう。
読み込みが遅くなる
Webサイトに多くの動きを取り入れると、どうしても読み込みや表示が遅くなってしまいます。
できるだけ読み込みを早くするように工夫をし、ユーザビリティを高めることが重要です。
もしどうしても読み込みが遅くなってしまう場合は、ローディング画面などでユーザーに読み込みがあることを伝えることも一つの方法です。
これだけでもユーザーの離脱を防ぐことができますよ。
優れたローディング画面を用意することは、読み込みが遅くてもユーザーにとってマイナスなイメージではなく、むしろアピールする機会になるのです。
ユーザーが混乱しないようにする
余計な動きを多く付けてしまうと、ユーザーがWebサイトに訪れた際のファーストビューで何をして良いのか分からず、混乱を招いてしまうことがあります。
動きをつけることで、ユーザーの理解を妨げる可能性があることを忘れてはいけません。
ユーザーが混乱してしまわないためにも、動きをつける際は最低限にしてください。
自身のWebサイトに合った動きをつけることが大切です。
以上、サブスクリプションWebサイトには「動き」をつけるべきなのか、動きをつける場合の注意点についてお話しさせていただきました。
動きをつけることは、サイト内でのユーザーの動きをコントロールすることができる場合が多いので、有効な方法ではありますが、動きをつけすぎることは良くありませんし、動きをつけないほうが良いWebサイトがあることも事実です。
動きをつけたとしても、Webサイトの世界観を統一し、ブランディングを守ることを意識しましょう。
Webサイトに動きをつけたいと思われている方は、ぜひこれらのことを意識してみてくださいね。