昨今、D2Cという言葉を耳にする機会が多くなってきましたね。
D2Cとは、Direct to Consumerの頭文字を取った略称であり、ブランドや企業が仲介代理店や小売店を介すことなく、商品の製造から販売、そして販売後のフォローまでの全てを自社内で一貫して行う仕組みです。
実店舗のみにとどまらず、SNSやWebサイトなどの幅広いチャネルを通じて、消費者と直接コミュニケーションを取りながら、自社商品やサービスの販売を行っています。
SNSの普及に伴い拡大しているD2Cビジネスであるからこそ、SNSをしっかり活用していくべきであり、SNSの中でも特にD2Cビジネスと相性が良いと言われている「Instagram」に関する知識は非常に重要です。
InstagramをD2Cビジネスに活用する際には、まず運用の成果が上がりやすいような「プロフィール」を作成しなければなりません。
そのブランドの公式Instagramアカウントの押さえるべきポイントをしっかり押さえることで、フォロワー数が急増することも珍しくはないのです。
そこで今回は、D2Cビジネスの成果を上げるためのInstagramプロフィールのポイントについて、詳しくお話させていただきたいと思います。
今後D2CビジネスにInstagramを活用していこうと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
D2CビジネスでInstagramを活用するには、ビジネスアカウントの設定を行いましょう。
ビジネスアカウントは、広告の運用やショップ機能、プロフィールの詳細設定や、ユーザーのインサイトの分析などの機能を利用することができます。
アイコン
Instagramアカウントでのアイコンは、丸型で表示されますので、推奨されている300px×300px以上に合わせ、アイコン画像を設定しましょう。
この際、アイコンに文字やブランドロゴが表記されているかと思いますが、この文字やブランドロゴがしっかり見ることができる大きさであるのかを確認しなければなりません。
特にIスマートフォンから閲覧した際の見え方を意識すると良いでしょう。
ユーザーネーム(ID)
アカウントを識別する際のIDとなるユーザーネームは、英数字と一部の記号により作成します。
他のユーザーと同じユーザーネームを使用することはできません。
ユーザーネームは、できるだけ読みやすく、そして短く、消費者が使いそうな言葉を選定すると良いでしょう。
ブランド名と同じ読み方にすると、ユーザーにとって非常に分かりやすいですし、Instagram上で検索した際に、アカウントが結果に出やすくなります。
ブランド名はユーザーネームの冒頭に入れると、検索に非常に有利になるでしょう。
ブランド名と組み合わせるキーワードに関しては、商品カテゴリーの一般名称などを使うこともおすすめします。
このユーザーネームに関しては、常に変更をすることができるのですが、あまり頻繁に変えてしまうと、フォロワーが困惑してしまいますし、そもそものアカウントURLも変わってしまいますので、アカウントへの流入が減少してしまう可能性が高いので、注意しましょう。
名前
上記でのユーザーネームとは異なり、アカウントの名前に関しては、漢字と平仮名、カタカナで設定することができますので、長すぎず、読みやすい文字列を意識して、ブランド名などを設定することをおすすめします。
名前と一緒に「公式」と付けると、そのブランドの公式アカウントだと分かりやすいのでおすすめです。
アカウントの名前は、14日以内で2回まで変更できることを覚えておきましょう。
検索対策
名前設定の際は、検索対策も意識していきましょう。
Instagramでユーザーが検索する際に使う単語などを、名前の中に盛り込むことで、ユーザーから見つけられやすくなります。
また、名前とユーザーネームが同じ場合は、よりユーザーの検索結果に暗影されやすいですし、もし日本語と英語を使っている場合は、両方の対策にもなるので有利です。
自己紹介
プロフィールには150文字以内の自己紹介文を記載することができます。
この自己紹介に関しては、文章として記載するよりも、箇条書きのように記載することで、分かりやすくなりますのでおすすめです。
公式ハッシュタグの知名度の向上のためにも、この自己紹介文の中にハッシュタグを記載しておきましょう。
公式ハッシュタグを多くの人にフォローしてもらうことができれば、コンテンツを経由したプロフィールへの流入数の増加に期待ができます。
公式ハッシュタグ
また、Instagramを運用する上では、公式ハッシュタグを積極的に活用していくべきでしょう。
ハッシュタグ検索を行う際のユーザー心理をしっかり考慮し、検索されやすいキーワードを、公式ハッシュタグに設定します。
この際、ビッグワードを設定してしまうと、他の投稿に埋もれてしまう可能性があり、フォロワー数が伸びない要因になってしまいますので、ビッグワードとミドルワード、スモールワードを組み合わせるようにしましょう。
以上、 D2Cビジネスで成果を上げるためのInstagramをプロフィールのポイントについてお話させていただきました。
Instagramプロフィールは、改善すべき部分を改善するほど、アカウントのフォロワー数を増やし、流入数を増やすことができるのです。
今回ご紹介したポイントは、特に重要な項目ですので、もし見落としてしまっていることがあれば、ぜひこの機会に修正してくださいね。