D2Cの販促におけるインターネット広告の必要性

D2C 2022年3月17日

最近D2Cというビジネスモデルが、EC市場で大きな注目を集めています。

D2Cとは、Direct to Consumerの略称であり、メーカーやブランドなどの製造企業が、自社内で企画、製造した商品を、中間業者や小売店を介すことなく、消費者に直接商品を販売する取引形態です。

消費者と直接つながることで、商品のコンセプトやブランドの世界観などを、自社独自のさまざまな手法で伝えることができるようになるのです。

デジタル技術が発展し、SNSが広く普及したことにより、メーカーやブランドが消費者と簡単に繋がれるようになったからこそ、D2Cビジネスが流行している背景となっているでしょう。

D2Cビジネスを行う上では、いかに効率良く売り上げを上げるか、ということを考えるかと思いますが、その際の販促活動として、インターネット広告を活用することがあるっでしょう。

そこで今回は、D2Cの販促におけるインターネット広告の必要性について、詳しくお話させていただきたいと思います。

今後インターネット広告をD2Cビジネスに有効活用したいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Contents

D2Cビジネスの販促

D2Cビジネスでの売り上げの向上を目的とした販促施策として代表的な施策は、SEOと、リスティング広告をはじめとした広告出稿でしょう。

ですが、消費者側から広告を見ると、インターネット広告に対してネガティブなイメージを持たれていることをご存知でしょうか。

「広告をクリックする人なんてほとんどいない」「あえて広告はクリックしない」というように考えられることが多いのです。

なぜインターネット広告に対してネガティブな感情を持たれているのか、その理由としては「興味がない」「操作の邪魔」「目ざわり」という原因があるのです。

ですが、これを言い換えると単純に広告設定がうまくいっていれば購入に繋がるのです。

インターネット広告を有効活用するにはどうすれば良いのでしょうか。

成功するインターネット広告の共通点は、「キーワード設定が適切」「狙ったキーワード単価が安い」「広告設定がうまくいっている」「メディアミックスが適切」「クロスメディア戦略を立てる」「適切な広告コストで運営している」ということでしょう。

そしてその逆に「キーワード設定がうまくいかない」「キーワード単価が高い広告を活用している」「広告設定の見直しを行っていない」「一つの広告媒体だけを使っている」「広告戦略を立てていない」「広告コストをうまく使えていない」ということが、失敗するインターネット広告の共通点でしょう。

成功しているインターネット広告は、これらのポイントをすべて的確に押さえていますので、もしこれらに当てはまらない場合は、再度自社インターネット広告について見直す必要があります。

インターネット広告にはさまざまな種類があり、今後もさらに種類と形式が多くなっていくことが予想されます。

ですがやはり、今の時代でのインターネット広告と言えば「リスティング広告」でしょう。

リスティング広告は、検索キーワードに連動するものと、コンテンツの文意に合わせて現れるコンテンツマッチの2つの種類があります。

広告は掲載されただけでは料金は発生せず、ユーザーが広告をクリックする毎に課金される仕組みです。

リスティング広告のメリットは、検索者が自発的に検索したキーワードに合わせて、広告を表示させることができますので、ユーザーが行動したいという要求に対し、ダイレクトにアプローチをすることができますので、成約率が高いのです。

また、即効性も高いので、金額と品質を保っていればすぐに検索画面に表示させることができます。

設定次第ではその効果に大きな差が生じてしまいますので、運用者の腕次第でさらにその差が目立ってしまうことがデメリットです。

運用者によって効果に差が出てしまうということは、運用コストもそれなりに必要になってきます。

ある程度のノウハウや労力が必要になることを忘れてはいけません。

ですが、まだインターネット広告をスタートさせていない場合は、まずはリスティング広告の運用から始めることをおすすめします。

リスティング広告を運用することで、Google Analyticsを利用し、流入キーワードやユーザーの離脱や回遊などの顧客情報を得ることができ、今後のSEOにも非常に役に立つでしょう。

以上、D2Cの販促におけるインターネット広告の必要性についてお話させていただきました。

リスティング広告の場合は競合が多く広告施策を諦めてしまう、ということもあるかと思いますが、自社商品と親和性のあるSNSを活用し、広告を打つことで、低コストでも高い効果を得ることができるのです。

D2Cビジネスにおいてはインターネット広告の活用は必須ですので、ぜひ参考にしてくださいね。