美容室サブスクリプション必見!SNSの活用方法

従来までの売り切り型ビジネスモデルとは異なり、顧客が商品やサービスを利用し、その利用期間に応じて料金を支払う「サブスクリプションビジネス」が多くの注目を集めています。

サブスクリプションビジネスが流行し始めた当初は、動画や音楽などのデジタルコンテンツが主流であったものの、今では美容業界やアパレル業界、飲食業界などの非デジタル領域までも拡大が広がっており、今ではサブスクリプションを導入できない業種はない、とも言われています。

美容というカテゴリにおいては、都心を中心に美容室でのサブスクリプションサービスが徐々に増えており、
美容室通い放題、シャンプーブロー定額制などのサービスが多くなってきています。

今後は全国的にも広がることが予想されているため、注目されている方も多いことでしょう。

そして今、多くの美容室においてSNSがプロモーションの手段の一つとして活用されています。

そこで今回は、美容室サブスクリプションビジネスにおける、SNS活用方法をお教えしたいと思います。

今後美容室サブスクリプションの展開を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

SNS投稿は営業時間内に行う

まず最初のポイントは、SNSの投稿は営業時間内に行うということです。

日中美容室の営業が忙しいために、なかなかSNSに関する時間を割くことができない、という場合も多いかとは思いますが、できるだけ営業時間内にSNSの投稿をすることをおすすめします。

最近は時間問わず営業している美容室が多くなってきましたし、美容室開店前や閉店後にスタッフの教育指導を行っている美容室も多く、ついSNSは後回しにしてしまうかと思いますが、営業時間外ばかりSNS投稿を行っていると、直接の予約に結びづらいのです

SNSと一言で言っても数多くのSNSが存在しますが、どのSNSを用いる場合であっても、SNSを投稿するということは、フォロワーのタイムラインに流れるということですよね。

たとえばユーザーに「この美容室に行きたいな」と思ってもらえたとしましょう。

そうなるとユーザーは「予約」のための行動を起こしますが、その際美容室が予約を受け付けていない時間帯であれば、せっかくのユーザーを逃してしまうことになりますし、他の美容室に行かれてしまう場合もあります。

集客というものは「タイミング」が重要であり、「この美容室に行こう」と思ってもらえた瞬間こそチャンスなのです。

営業時間内にSNSを投稿し「営業時間内=予約受付中」として、チャンスを確実にしましょう。

もし、「自分の美容室は24時間予約を受け付けている」という場合であっても、ユーザーの立場に立って考えると、時間を見て予約をためらう可能性もあることを忘れてはいけません。

SNSのプロフィールは常に最新の情報にする

SNS上のプロフィールは、空白や古い情報のままにせず、常に最新の情報にしておきましょう。

SNSにおけるプロフィール欄は、自分の店のコンセプトを売り込むための、非常に重要なスペースです。

もちろん、過去の投稿などでも店のコンセプトを伝えることができるのですが、ユーザーはその店のアカウントから2~3件以上を遡ることはあまりしません。

たとえばその美容室が、「自然派薬剤にこだわっている」「顧客一人に対し、一人のスタッフが最後まで施術をする」など、重視していることがあるとしましょう。

そのこだわりや魅力は、果たして最近の2~3件の投稿でユーザーに伝えることができるでしょうか?

確実に伝えるためにも、電話番号や住所、駐車場の有無、こだわり、WebサイトのURL。オーナーやスタッフのことなどを掲載し、プロフィール欄を有効活用しましょう。

投稿内容すべてが宣伝になってはいけない

集客を目的としたSNSであるからこそ、つい美容室や技術の宣伝をしたくなってしまうのですが、宣伝ばかりを投稿してしまっては逆効果です。

美容室の宣伝のみのアカウントではなく、美容室の宣伝以外の内容を含んだアカウントにすることで、集客効果は向上しやすいのです。

もちろん、集客を目的として、新メニューやキャンペーンの告知をすることは重要ですが、それらばかりでは読んでもらえなくなる可能性が高くなります。

顧客とのエピソードや、綺麗に取れた風景写真、過去のエピソード投稿など、美容室の宣伝の間に幅広い内容の投稿をすることで、ユーザーに安心感を与え、来店のきっかけに繋がるのです。

まとめ

以上、美容室サブスクリプションにおける、SNSの活用方法についてお話させていただきました。

これら全部を行うことはかなり効果的に集客を行うことができますが、すぐに全部実行することはなかなか難しいですよね。

まずはできることから少しずつ始めてみましょう。

オンライン上ではあるものの、ユーザーに伝わりやすいので、小さなことや些細なことでユーザーの来店のきっかけ作りをしてみてくださいね。